ソニーの4K液晶テレビ BRAVIA X85Lシリーズの特徴と他モデルとの違い
4K液晶テレビ BRAVIA X85Lシリーズ
ソニーの4K液晶テレビ X85Lシリーズが
2023年5月27日(土)以降に順次発売となっていて
画面サイズは以下の2種類が用意されています。
KJ-65X85L(65v型) 発売日:2023年5月27日(土)
KJ-55X85L(55v型) 発売日:2023年6月10日(土)
50v型と43v型については新商品は発売されず
X85Kシリーズ(2022年モデル)が継続販売となります。
X85Lシリーズは X85Kシリーズ(2022年モデル)の
後継モデルとなっていて BRAVIAの液晶モデルの中では
スタンダードモデル的な位置づけのシリーズとなっています。
X85Kシリーズ(2022年モデル)と比べると
LEDバックライトが直下型LED部分駆動に変更となったことで
明るさやコントラストが良くなったのが大きな進化点です。
その他、ゲームメニューや BRAVIA CORE を新たに搭載し
エンターテインメント機能なども拡充されました。
前機種の X85Kシリーズは高画質プロセッサー『HDR X1』を
搭載することによって一般的なスタンダードなテレビと比べ
画質が良いモデルとなっていたのですが
X85Lシリーズは更に画質や機能が進化をしているということで
ソニーのラインナップの中ではスタンダードとなっていますが
一般的には高画質モデルのクラスになっているかと思います。
BRAVIA 2023年モデルの全シリーズの特徴と違いや
他の4K液晶テレビについては こちらを御参照下さい。
関連マンガ:ソニーのテレビ BRAVIA 2023年モデルの特徴や2022年モデルとの違いを紹介
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2022年モデルの X85Kシリーズとの違い
まず気になるのは 2022年モデルの X85Kシリーズとの
違いになるかと思いますのでピックアップすると
画面サイズに65v型が追加
上位モデルと下位モデルの格差を埋めるサイズ
直下型LED部分駆動と高輝度技術を搭載
明るさとコントラストが向上
X-Motion Clarityを搭載
画面の明るさを保ちつつ残像感を低減
ゲームメニューを搭載
ゲームプレイに便利な設定が可能
VRR:VRRモードを手軽にON/OFF、チラツキやカクツキを軽減
残像低減:残像感を低減します
クロスヘア表示:画面中央に照準マークを表示可能
画面サイズ調整:映像を表示する大きさを調整可能
(27インチ相当の大きさで表示等、後日アップデートで対応)
BRAVIA COREを搭載
ネット動画配信サービスでソニー・ピクチャーズの作品を楽しめる
最新の映画など5作品と引き換えが可能
豊富な映画作品が1年間見放題 など
以上が2022年モデルの X85Kシリーズとの主な違いで
その他のスペックや機能は基本的には同等となっています。
55v型は X85Lシリーズと X85Kシリーズの両方にありますが
現時点での価格差が約1万円となっているので
(市場では もっと価格差があるかと思いますが)
上記の違いで考えた場合、断然 X85Lシリーズがオススメですね。
65v型の追加に関しては2022年モデルでは
X85Kシリーズに65v型が無かったために
上位のX90Kシリーズか下位のX80Kシリーズから選ぶ必要があったので
価格帯や性能に大きな格差があったのが悩ましいところでしたが
2023年モデルでは その間を埋める X85Lシリーズで65v型を
選ぶことが出来るようになったので非常に良かったと思います。
BRAVIA X85Lシリーズの画質について
BRAVIA X85Lシリーズは直下型LED部分駆動を搭載しており
一般的なLEDバックライト(エッジ型)とは違い
映像全体を小さなブロックに分けてコントロールすることで
明暗のきめ細やかな描写を実現しています。
プロセッサーは従来の『HDR X1』を搭載となっていて
これでも一般的なテレビと比べれば割と上位だったりします。
4K映像へのアップコンバートや HDRリマスターにより
高精細&高コントラストな映像を楽しむことが可能です。
X85Lシリーズと下位の X80Lシリーズの画質面での違いは
直下型LED部分駆動や倍速駆動パネルと残像低減技術の有無となり
X85Lシリーズの方が明るさやコントラストが良いのと
残像感を低減し滑らかな表示が可能です。
ちなみに上位モデルの X90Lシリーズは
認知特性プロセッサー「XR」を搭載しているのが大きな違いで
更に高度な処理を行うことで高画質を実現しています。
テレビの映りはパネルより回路による処理の方が重要で
ソニーはこの部分が非常に優れているので
高画質になっているという訳ですね。
ぶっちゃけ最近は複数のメーカーでパネルが
一緒だったりするので回路の違いによって画質に大きな差がでます。
例えば同じスピーカーで音を鳴らした場合でも
アンプ等の違いで音質が全然違うのと同じことですね。
画質の違いとしては色合いやシャープ差に目が行きがちですが
暗い部分が黒くつぶれる『黒つぶれ』や
明るい部分が白くなってしまう『白とび』
淡い模様が塗りつぶされずにしっかり表示されるか
動きのある映像がカクつかずに表示されているかなどを
意識して比べてもらうとソニーのテレビの良さが
分かりやすいかと思いますよ。
BRAVIA X85Lシリーズの音響について
音響面では「X-Balanced Speaker Unit」という
非対称形のスピーカーユニットを2基搭載となっていて
音の歪みを低減しクリアな高音質を実現しています。
実用最大出力は 20W(10+10)ですね。
音響面でも上位の X90Lシリーズや X95Lシリーズは
アコースティック マルチ オーディオ等を採用していて
画面上部にサウンドポジショニング トゥイーター等を
搭載することで音の定位感を大幅に向上させています。
(X95Lシリーズに至ってはサブウーファーも搭載です)
まぁまぁまぁ 画質面は後から補強はできませんが
音響面ではホームシアターシステムなどで強化ができるので
シリーズを選ぶ際の優先順位は低いかと思います。
ただし X90Lシリーズと X95Lシリーズ では
ソニー製の対応のホームシアターシステムと接続して
センタースピーカーとして使用できるようになる
「アコースティック センター シンク」機能を搭載です。
(専用のS-センタースピーカー入力端子を搭載)
センタースピーカーとしてテレビからも音が出るため
定位感が向上し、より臨場感のある体験が可能になります。
BRAVIA X85Kシリーズの機能について
X85Lシリーズは Google TV機能を搭載しているのも
大きな特徴となっていて様々なアプリを楽しむことが出来ます。
特にスマートフォンで見ていた動画配信サイトなどを
手軽に大画面&高画質で見ることが出来るのが良いですよね。
リモコンに「Hulu」「Netflix」「U-NEXT」「Prime Video」
「ABEMA」「Disney+」「YouTube 」「My BRAVIA」ボタンが
搭載されているのでワンプシュでアプリを起動することも可能です。
リモコンのボタンにはありませんが「TVer」や「Apple TV」等も
もちろん視聴することが可能となっていますよ。
その他 HDMI2.1に規定される機能として
4K/120fps、VRR、ALLM に対応していて
PlayStation 5との連携機能も搭載となっているので
PS5 を楽しみたい人にも非常にオススメとなっています。
新たに搭載されたゲームメニューも便利に使って頂けますよね。
あとは外付けHDDへの2番組同時録画に対応していたり
「Works with Google アシスタント」や「Amazon Alexa」
「Chromecast built-in」や「Apple AirPlay 2」に
対応しているなど便利に使って頂くことも可能です。
従来は認知特性プロセッサー「XR」搭載モデルだけの
特典となっていた「BRAVIA CORE」というアプリが
X85Lシリーズでも新たに搭載となっています。
ソニー・ピクチャーズの最新映画から過去の名作まで
視聴することができるアプリとなっていて
本体を購入後に最大4K HDRの高画質で1年間見放題で
見放題対象外の最新映画など5作品が見られるチケットが貰えます。
5作品のチケットと1年間の見放題なので
上位モデルの半分の内容にはなっていますが
1万5千円分の価値はあるかと思いますので映画好きな人は
前機種の X85Kシリーズよりお得になる部分ですね。
(1作品1,000円、月々約830円の計算とした場合)
X85Lシリーズは外付けカメラの BRAVIA CAM (別売)に
対応となっています(A95Kシリーズは付属です)
BRAVIA CAM を接続することでリモコンを触らなくても
チャンネル操作・再生操作・音量などを
ジェスチャーをするだけで操作することが出来たりします。
他にも自動で画面の明るさや音場を補正したり
子供がテレビを近すぎる位置で視聴しないように警告したり
『Google Duo』によるビデオチャットが可能になったりします。
BRAVIA X85Lシリーズはブラビアみまもり機能として
LINEと連携をすることも可能となっています。
テレビの使用状況をLINEで確認したり(安否確認変わりにも)
LINE上で入力したメッセージをテレビに直接
送ったりすることも可能となっています。
BRAVIA X85Lシリーズのザックリまとめ
個人的には2023年モデルの中で一番お得度が上がったのが
今回御紹介をさせて頂いた X85Lシリーズだと思っています。
最初にも書いていましたが価格の比較が55v型しかできませんが
X85Lシリーズと X85Kシリーズでは価格差が約1万円にも関わらず
直下型LED部分駆動と BRAVIA CORE 等を新たに搭載しているなど
非常に魅力的なモデルになっているのではないでしょうか。
また65v型の追加に関しても上位モデルは高いのだけど
下位モデルは倍速駆動パネルが無いのが気になるところということで
X85Lシリーズがちょうど良い感じのモデルになっているかと思います。
ソニーの中ではスタンダードクラスとなっていますが
一般的なテレビと比べれば十分に高画質クラスと言える性能です。
正直、X85Lシリーズを単体で見ればかなり高画質なのですが
ソニーのラインナップの中では更に上位に2シリーズがあるというのが
スゴイといったところでしょうか。
ということでソニーの4K液晶テレビのスタンダードモデル
BRAVIA X85Lシリーズを宜しくお願い致します。
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4K液晶テレビ BRAVIA X85Lシリーズ
発売日:2023年5月27日以降順次発売
X85Lシリーズの特徴的な仕様
- BS4K/110度CS4Kチューナー内蔵
- 直下型LED部分駆動
- 高画質プロセッサー「HDR X1」
- 4K X-Reality Pro
- X-tended Dynamic Range
- X-Motion Clarity
- XR クリアイメージ非搭載
- 倍速駆動パネル
- トリルミナス プロ
- X-Wide Angle 非搭載
- X-Anti Reflection 非搭載
- 4K 120fps / VRR / ALLM / eARC 対応
- アコースティック マルチオーディオ非搭載
(実用最大出力:20W) - 3D サラウンド アップスケーリング非搭載
- BRAVIA CORE(チケット5枚・1年間見放題)
- ゲームメニュー [2023年モデル新機能]
- Google TV機能搭載
- ハンズフリー音声検索対応
- HDD ダブル録画対応
- 明るさセンサー
XRJ-65X85L [65v型]
ソニーストア販売価格:253,000円(税込)
10%OFFクーポン適用時:227,700円(税込)
XRJ-55X85L [55v型]
ソニーストア販売価格:198,000円(税込)
10%OFFクーポン適用時:178,200円(税込)
10%割引クーポン対応、長期保証<3年ベーシック>付
基本設置サービス無償、24回払いまで分割手数料0%
お手持ちのクーポン次第で更にお得に購入可能
4K液晶テレビ BRAVIA X85Kシリーズ
2022年継続モデル
X85Lシリーズとの主な違い
- 直下型LED部分駆動 & 高輝度技術非搭載
- 残像低減技術がモーションフローXR240
- ゲームメニュー非搭載
- BRAVIA CORE 非搭載
KJ-55X85K [55v型]
ソニーストア販売価格:203,500円(税込)
10%OFFクーポン適用時:183,150円(税込)
KJ-50X85K [50v型]
ソニーストア販売価格:187,000円(税込)
10%OFFクーポン適用時:168,300円(税込)
KJ-43X85K [43v型]
ソニーストア販売価格:165,000円(税込)
10%OFFクーポン適用時:148,500円(税込)
10%割引クーポン対応、長期保証<3年ベーシック>付
基本設置サービス無償、24回払いまで分割手数料0%
お手持ちのクーポン次第で更にお得に購入可能
ソニーストアでは10%割引クーポンを使って
表示価格より安く購入することが可能です。
詳しくはこちらからご参照下さい。
※新規の方はページ下部のWelcomeクーポンをご参照下さい。
また長期保証無料クーポンをお持ちの方は
長期保証<3年ワイド>、或いは長期保証<5年ベーシック>が
無料になりますので、こちらもお忘れの無いように。
55V型以上の対象テレビを御購入、または既にお持ちのかたで
キャンペーン期間中にブルーレイディスクレコーダーや
ホームシアターシステム等をセットで御購入されたお客様に
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関連マンガ:ソニー商品が最大10万円のキャッシュバックとなる『ソニー THE グランドシアターキャンペーン』
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テレビ基本設置サービスや壁掛け設置パックなど
ソニーストアでブラビアを購入するメリットなどを
ソニー公式サイトにて紹介されています。
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実寸サイズ用紙を送付してくれるサービスもあります。
画面用紙サイズは2種類用意しておりますので、
お客様が検討されているサイズに合わせてご注文ください。
2024年4月7日(日)までは無料で購入いただける
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関連マンガ:ソニーのテレビ BRAVIA の画面サイズに迷った時にオススメのサービス
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