ソニーの Cinema Line カメラ『FX2』ILME-FX2B の特徴や『FX3』との違い
ソニーから映像制作にオススメのフルサイズイメージセンサーを搭載した、
Cinema Lineカメラの新商品『FX2』が発売となっています。
『FX2』はシネマカメラとしては非常に小型・軽量となっていて、
Cinema Line シリーズとして初めて電子ビューファインダーを
搭載しているのも大きな特徴の一つとなっています。
目次
Cinema Line カメラ 『FX2』 ILME-FX2B が発売
ソニーから Cinema Line カメラ『FX2』(ILME-FX2B)が、
2025年8月1日(金)に発売となっています。
Cinema Line とは高い操作性と信頼性を兼ね備えた
ソニーの映像制作用カメラの総称となっていて、
上位モデルは様々な映画の撮影に使用されていたりしますよ。
今回発売となった『FX2』は Cinema Line シリーズの
フルサイズイメージセンサー搭載モデルの中では一番手頃なモデルとなっていて、
プロクリエイターのサブ機としてはもちろん、
本格的な映像制作を始めようという人にもオススメのモデルとなっています。
フルサイズイメージセンサー搭載の『FX3』(ILME-FX3A)と
APS-Cセンサー搭載の『FX30』(ILME-FX30)というモデルが販売中ですが、
『FX2』は その間を担うような性能のモデルとなっています。
間を担うといっても単純に上位モデル下位モデルという分け方ではなく、
使用目的に合った選び方をする必要がありますよ。
ということで、『FX2』(ILME-FX2B)の特徴を
『FX3』や『FX30』との違いと合わせて御紹介していきたいと思います。
フルサイズイメージセンサーと画像処理エンジン
『FX2』は動画撮影時の有効画素数が約2760万画素の
裏面照射型35mmフルサイズCMOSセンサー Exmor R を搭載となっていて、
最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載となっています。
構成的には『α7C II』(ILCE-7CM2)と同等クラスと言えますね。
フルサイズ4K撮影時は画素加算のない全画素読み出しによる
7Kオーバーサンプリングでの高品位な映像の記録が可能です。
Super 35mmモードでの4K撮影時でも 4.6Kオーバーサンプリングを実現します。
ハイフレームレート撮影についてはフルサイズの4K 30p、
Super 35mmモードでの4K 60p、フルHDでの 120pの記録が可能です。
動画撮影時の常用ISO感度は100-51200(拡張上限ISO102400)で、
Log撮影時はISO800と4000の2つの基準ISO感度を持つデュアルベースISOに対応し、
「15+ストップのワイドラチチュード」(S-Log3動画撮影時)を実現しています。
Long GOP方式とIntra方式の両方で 4:2:2 10bit記録が可能となっているので、
グレーディング時に豊かな階調を生かした編集・調整が可能です。
ここに関してはモデルを選択する際のポイントの一つということで、
『FX2』『FX3』『FX30』の違いを比較してみると
モデル | FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
イメージセンサー | Exmor R CMOSセンサー | ||
フルサイズ | APS-C | ||
有効画素数 (動画撮影時) |
約1030万画素 | 約2760万画素 | 約2010万画素 |
ISO感度 (動画撮影時) |
常用80-102400相当 拡張上限409600相当 |
常用100-51200相当 拡張上限102400相当 |
常用100-32000相当 |
ラチチュード (S-Log3撮影時) |
15+ストップ | 14+ストップ | |
フルサイズ 4K撮影時 |
4K相当読み込み | 7K オーバーサンプリング |
非対応 |
最高119.88p (1.1倍クロップ) (4:2:0 8bit時) |
最高29.97p | 非対応 | |
Super 35mm 4K撮影時 |
非対応 | 4.6K オーバーサンプリング |
6K オーバーサンプリング |
非対応 | 最高59.94p | 最高119.88p (1.6倍クロップ) (4:2:0 8bit時) |
|
スローモーション 4K撮影時 |
フルサイズ:5倍 Super 35mm:非対応 |
フルサイズ:1.25倍 Super 35mm:2.5倍 |
フルサイズ:非対応 Super 35mm:5倍 |
クイックモーション 4K撮影時 |
フルサイズ:120倍 Super 35mm:非対応 |
フルサイズ:30倍 Super 35mm:60倍 |
フルサイズ:非対応 Super 35mm:120倍 |
FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
イメージセンサー(Exmor R CMOS) | ||
フルサイズ | APS-C | |
有効画素数(動画撮影時) | ||
約1030万画素 | 約2760万画素 | 約2010万画素 |
ISO感度(動画撮影時) | ||
常用80-102400相当 拡張上限409600相当 |
常用100-51200相当 拡張上限102400相当 |
常用100-32000相当 |
ラチチュード(S-Log3撮影時) | ||
15+ストップ | 14+ストップ | |
フルサイズ(4K撮影時) | ||
4K相当読み込み | 7K オーバーサンプリング |
非対応 |
最高119.88p 1.1倍クロップ 4:2:0 8bit時 |
最高29.97p | 非対応 |
Super 35mm(4K撮影時) | ||
非対応 | 4.6K オーバーサンプリング |
6K オーバーサンプリング |
非対応 | 最高59.94p | 最高119.88p 1.6倍クロップ 4:2:0 8bit時 |
スローモーション(4K撮影時) | ||
フルサイズ: 5倍スロー Super 35mm: 非対応 |
フルサイズ: 1.25倍スロー Super 35mm: 2.5倍スロー |
フルサイズ: 非対応 Super 35mm: 5倍スロー |
クイックモーション(4K撮影時) | ||
フルサイズ: 120倍クイック Super 35mm: 非対応 |
フルサイズ: 30倍クイック Super 35mm: 60倍クイック |
フルサイズ: 非対応 Super 35mm: 120倍クイック |
といったように、それぞれに長所がありますので、
自身の撮影時に何が必要かでモデルを決めて頂くことになるかと思います。
- FX3:フルサイズオンリーや高感度が必要ならオススメ
- FX30:Super 35mmオンリーならオススメ
- FX2:対応のフレームレートで十分ならオススメ
後はAF性能に大きな違いがあったりしますが、
この辺りが抑えておきたいポイントになるかと思います。
4K120pの撮影が必要な場合は『FX3』か『FX30』になりますね。
『FX2』の対応フレームレート
フォーマット | 撮影形式 | 撮影フレームレート | 記録フレームレート |
フルフレーム | 4K 16:9 | 1-30p | 29.97p/23.98p/25p ※ |
4K 17:9 | 1-30p | 29.97p/23.98p/24.00p/25p | |
FHD 16:9 | 1-60p/100p/120p | 119.88p/59.94p/29.97p/23.98p/100p/50p/25p | |
Super 35mm | 4K 16:9 | 1-60p | 59.94p/29.97p/23.98p/50p/25p ※ |
4K 17:9 | 1-60p | 59.94p/29.97p/23.98p/24.00p/50p/25p | |
FHD 16:9 | 1-60p/100p/120p | 119.88p/59.94p/29.97p/23.98p/100p/50p/25p |
フルフレーム時の撮影形式 | ||
4K 16:9 | 4K 17:9 | FHD 16:9 |
対応の撮影フレームレート | ||
1-30p | 1-30p | 1-60p 100p 120p |
対応の記録フレームレート | ||
29.97p 23.98p 25p ※ |
29.97p 23.98p 24.00p 25p |
119.88p 59.94p 29.97p 23.98p 100p 50p 25p |
Super 35mm時の撮影形式 | ||
4K 16:9 | 4K 17:9 | FHD 16:9 |
対応の撮影フレームレート | ||
1-60p | 1-60p | 1-60p 100p 120p |
対応の記録フレームレート | ||
59.94p 29.97p 23.98p 50p 25p ※ |
59.94p 29.97p 23.98p 24.00p 50p 25p |
119.88p 59.94p 29.97p 23.98p 100p 50p 25p |
※XAVC HS形式で記録する場合、29.97p、25pは利用できません
選べる3種類のLog撮影モード
『FX2』2つの基準ISO感度(ISO800とISO4000)に切り換え可能な
デュアル・ベースISOに対応となっていて、
ワークフローに合わせて選べる3種類のLog撮影モードを搭載となっています。
Cine EI
撮影環境の照明条件に応じて基準ISO感度を 800 と 4000 から選択
Cine EI Quick
自動的に基準ISO感度(800 or 400)を切り換える撮影モード
Flexible ISO
AUTOか常用ISO800(拡張200)から51200(拡張102400)までを選択可能
モデル | FX3 (ILME-FX3) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
基準ISO感度 | 800 と 12800 | 800 と 4000 | 800 と 2500 |
Flexible ISO | 常用640-102400 拡張160-409600 |
常用800-51200 拡張200-102400 |
常用800-32000 拡張200-32000 |
FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
基準ISO感度 | ||
800 と 12800 | 800 と 4000 | 800 と 2500 |
Flexible ISO | ||
常用640-102400 拡張160-409600 |
常用800-51200 拡張200-102400 |
常用800-32000 拡張200-32000 |
ここに関しては『FX3』が非常に高感度となっているので、
暗いシーンなどを撮影することが多ければ検討ポイントとなるでしょうか。
ISO3200-16000で収まる場合は『FX2』でも対応できる範囲かと思われます。
プロにもオススメの LUTモニタリング機能
Log撮影時の映像はコントラストが低く色も薄いので
(データとしては保持しているが表示できないだけ)
撮影環境の調整や仕上がりのイメージが困難となっていました。
といったところで『FX2』ILME-FX2B では Log撮影モード時に
プリセットのs709や709(800%)に加えて、インポートしたユーザーLUTを
モニターやファインダーなどに反映した状態で表示することが可能となっています。
(表示に反映させるだけで LUTを適応しない映像を記録可能)
最終仕上がりをイメージしながらの撮影環境の調整や
仕上がりに近い状態での確認が可能となるので、
非常に使い勝手の良い機能になっているかと思います。
カメラからの HDMI出力にも反映することが可能となっていますよ。
シネマティックな撮影等が手軽に楽しめる
Log撮影では撮影後にグレーディングが必要となっていますが、
『FX2』はグレーディングが必要無い撮影モードが多数用意されています。
「グレーディング」とは撮影後に映像の階調や色調などを
整える画像加工処理のこととなっています。
ちなみに階調と色調を整える画像処理については、
ドラマや映画の映像は少し色彩が落ちていたり
青みがかかったような映像になっていたりして、
普段 目で見ているのと違った印象を持つかと思います。
逆にドキュメンタリーやバラエティ、ニュースなどの映像は、
普段 自分の目で見ている映像に近いですよね。
そういった階調や色調などを整える画像処理をグレーディングと言います。
『FX2』ILME-FX2B はグレーディングが不要な撮影方法として
- クリエィティブルック:12種類から選んで微調整も可能
- S-Cinetone:映画のような印象のルック
- HLG:『4:2:2 10bit』記録対応
- PPLUT:ユーザーLUTをピクチャーファイルとして使用可能
を搭載となっていてグレーディングが不要ということで、
グレーディングを行う手間や時間を節約することができます。
(クリエイティブルックが2種類増えている以外は『FX3/FX30』と同様です)
ただし階調や色調を適応した状態で記録がされるので、
後から階調や色調を変更したい時には更なる手間がかかったり
クオリティーが下がるのが短所となります。
なので記録した映像が最終の仕上がりとすることが前提ですね。
全然違うのですがイメージ的に言えば
Log撮影は静止画で言えばRAWでの記録みたいなもので、
情報量が多いのでJPEGで撮影したものを後から編集するより
クオリティーが高い編集が可能といった感じでしょうか。
原版が残るので後から納得のいく調整が可能となります。
クリエィティブルック
静止画と動画を撮影時に自分好みの映像表現が可能な
「クリエイティブルック」に対応となっていて
全12種類からお好みのモードが選択可能です。
(『FX3』と『FX30』と比べると「FL2」「FL3」が増えています)
- ST:被写体シーンに幅広く対応する標準の仕上がり
- PT:肌をより柔らかに再現。 人物の撮影に最適
- NT:彩度 シャープネスが低くなり、 落ち着いた雰囲気に表現
- VV:彩度とコントラストが高めになり、より印象的に表現
- VV2:明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に
- FL:メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気をアップ
- FL2:FLよりコントラストがやや高く、落ち着いた発色
- FL3:FLよりコントラストをやや抑えつつ、クリアな発色を表現
- IN:コントラストと彩度を抑えたマットな質感に
- SH:透明感柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気の仕上がりに
- BW:白黒のモノトーンで表現
- SE:セピア色のモノトーンで表現
更に各々コントラスト、ハイライト、シャドウ、フェード、彩度、
シャープネス、明瞭度などが10~19段階で調整することが可能となっています。
といった感じで後からではなく撮影時に
自分好みの色味や雰囲気を作りこむことが可能です。
特に後から編集するのは面倒という人にオススメの機能になっていますね。
S-Cinetone:映画のような印象のルック
ソニーの業務用カメラから作られたルックとなっていて
人の肌の色を美しく見せるスキントーンとなっています。
映画っぽい表現がしたい時に手軽&参考になるかと思います。
4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)
撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで
カラーグレーディングをせずに黒つぶれと白とびを抑えた
肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。
自由度が高くてお手軽な PPLUT
ユーザーLUTをピクチャーファイルとして使用可能な
「PPLUT」対応が非常に便利となっています。
LUT(.cube)は大手のメーカーや企業で配布されていたり、
個人でも作成することが可能なので数えきれない程の種類が世の中に出回っています。
今まではカメラでLog撮影した記録データを
パソコンなどで編集をしてLUTを適応していたのですが、
『FX2』ILME-FX2B はカメラ内にLUTをインポートをして
LUTを適応した状態で映像を記録することが可能となっています。
(最大16個を記録して4個までピクチャープロファイルに登録可能)
これにより後から編集する時間や手間を省略できるので
非常に便利な機能になっているかと思います。
ただし先程も言っていましたが記録したデータはLUTが適応された状態になるので
後から階調や色調を編集することは困難となります。
なので、そのLUTを絶対に適応するという状況での使用に限られてくるでしょうか。
プロや複数人でのチームで撮影するような状況では
原版的なLogでの記録映像を残しておきたいと思うので、
どちらかといえば初心者や入門者向けの機能になるかと思います。
逆に作成慣れした個人のプロになれば使い分けできそうですね。
AIプロセッシングユニットを搭載したAFシステム
『FX2』ILME-FX2B は「AIプロセッシングユニット」を搭載することで、
AFシステムが『FX3/FX30』とは比較にならないほど進化をしています。
まぁまぁまぁ 難しい話は抜きにして、
AIが被写体を認識することで非常に高いAF性能を実現しています。
像面位相差AFの測距点は動画撮影時で627点となっていますよ
「リアルタイム認識AF」に対応となっているので、
従来の人・動物・鳥などの認識精度がパワーアップしている他、
新たに昆虫、車、列車、飛行機に対応となっていますよ。
人物のリアルタイム認識AF
『FX2』 ILME-FX2B では人物の姿勢を認識することが出来るので、
この辺りに瞳があるという前提で認識を行うため瞳の認識精度も高くなっています。
人物の瞳の認識精度においては『FX3/FX30』と比較して約30%向上していますよ。
なので従来機種と比べるとサングラスや帽子等を装着していても、
瞳付近をしっかり追ってくれるようになっていたりします。
動物・鳥・昆虫のリアルタイム認識AF
『FX30』では動物の瞳AFに対応となっていましたが(FX3は非対応)、
『FX2』 ILME-FX2B では更に頭や体の認識が加わったのと
(『瞳』・『瞳/頭』・『瞳/頭/体』と部位設定が可能です)、
従来は犬や猫をメインとした認識するものとなっていましたが、
一部の草食動物や小動物なども認識するようになっています。
今までは被写体の動物が背中を向いたりすると
AFが迷ったりしていましたが その辺りも改善されていますね。
鳥についても『FX30』では鳥瞳AFに対応でしたが(FX3は非対応)、
『FX2』 では認識できる鳥の種類が増えていたり
頭や体の認識に対応となっています。
野鳥の撮影なんかで木々の間にいる鳥を撮ろうとすると
枝や葉っぱなどにAFが奪われたりすると思いますが、
そういった場合でも被写体認識を利用することで
今までと比べスムーズにピントを合わせやすくなるかと思います。
昆虫の認識にも対応となっていてトンボや蝶々をはじめ、
撮影したくなるような昆虫は結構幅広く認識してくれるかと思います。
昆虫に関しては瞳AFはないのですが体全体はもちろん、
先頭部や頭部付近を狙うことができるので
結果として瞳付近を撮影することも可能だと思います。
車・列車・飛行機のリアルタイム認識AF
車、列車、飛行機の認識が可能となっています。
それぞれ先頭部付近や全体を認識して追ってくれますよ。
ちなみに車と列車は一括りの設定になっているのと
飛行機はヘリコプターも認識してくれるそうです。
こちらに関しても街中などで他の物体や障害物に
囲まれているようなシーンでも認識設定をしておけば、
被写体を優先して追ってくれるので一手間減ったり
ストレスのない撮影が可能になるかと思います。
リアルタイム認識AFのオート
『FX2』は『α1 II』 ILCE-1M2 と同様に「AUTO(オート)」設定に対応となっています。
従来では「人」「動物」「鳥」「虫」「車/電車」「飛行機」に分かれていますが、
「AUTO(オート)」で認識する対象を選択することで切り替えることなく
被写体を認識することが可能となっています。
例えば「AUTO(オート)」に「鳥」「虫」を設定することで、
不意に遭遇した時にでも瞬時に対応が可能となります。
ただし内部処理的にはワンアクション追加されるので、
単体で設定する方が精度は高くなりますよ。
リアルタイム認識AFの優位点
リアルタイム認識AFで被写体の設定をしておくことで、
即座にAFを合わすことが出来たり他の被写体と交差した時などに
フォーカスが奪われにくいといった利点もありますので、
フォーカス周りはカメラに任せて構図などに集中が出来るかと思います。
『FX2』の認識対応(動画撮影時) |
[人物] (瞳・顔・頭・体) [動物 / 鳥] (瞳・頭・体) [昆虫] [車 列車] [飛行機] |
『FX3』の認識対応(動画撮影時) |
[人物] (瞳・顔) [動物] |
『FX30』の認識対応(動画撮影時) |
[人物] (瞳・顔) [動物 / 鳥] (瞳) |
リアルタイムトラッキング
狙いたい被写体を指定し後はカメラまかせで自動追随してくれる
「リアルタイムトラッキング」に対応となっています。
モニターで被写体をタッチしてのフォーカスや自動追随してくれる
「タッチトラッキング」にも対応となっています。
動画撮影機能も充実
『FX3/FX30』から引き続き動画撮影時の便利な機能も充実しています。
新しい機能としては「BIG6(ホーム画面)」を採用したことにより、
更に使い勝手が良くなっているかと思います。
BIG6(ホーム画面)
CineAltaカメラ「VENICE」などのハイエンドCineAltaカメラと
同等の操作性を継承した「BIG6(ホーム画面)」を採用となっています。
本体背面に専用のHOMEボタンが搭載されているので素早くアクセスが可能です。
・FPS(フレームレート)
・ISO
・シャッター (スピード/角度)
・IRIS(絞り)
・ルック
・ホワイトバランス
上記6つの項目をタッチ操作で手軽に設定することが可能となっています。
従来モデルの場合はスロー&クイックモーション撮影をする場合に
「S&Q」モードにして設定もしておく必要があったのですが、
「BIG6」を採用したことにより従来の「S&Q」モードが無くなり、
動画モードのままでも「BIG6(ホーム画面)」から
直接フレームレートの変更が可能となっています。
また動画撮影時に露出時間を「シャッタースピード」と
「シャッター角度」から選択が可能となっています。
「シャッタースピード」の場合はフレームレートが変わると
モーションブラーも変わるのですが、「シャッター角度」の場合は
フレームレートを変えてもモーションブラーが変わらないように
自動的にシャッター速度を変更してくれるので動画撮影に向いています。
ハリウッド映画などの映画撮影でも「シャッター角度」が使われていて、
『FX2』の初期設定も「シャッター角度」になっていますよ。
尚、『FX30』では2025年の秋頃、『FX3』は2026年の春頃に
ソフトウェアアップデートで「BIG6」に対応する予定のようです。
「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」
7段階でAFの駆動速度を調整できる「AFトランジション速度」や
被写体の切り換え感度を5段階で設定できる「AF乗り移り感度」の設定が可能です。
カスタマイズキーなどに設定をしておくことで撮影中でも瞬時に変更が可能です。
AFアシスト機能
7段階でAFの駆動速度を調整できる「AFトランジション速度」や
被写体の切り換え感度を5段階で設定できる「AF乗り移り感度」の設定が可能です。
カスタマイズキーなどに設定をしておくことで撮影中でも瞬時に変更が可能です。
ブリージング補正機能
動画撮影中のフォーカシング中の画角変動を抑える
「ブリージング補正」に対応となっています。
対応レンズでのみ使用可能で画角と画質がわずかに変化します。
フォーカスマップ
動画撮影時の被写界深度を可視化する「フォーカスマップ」機能を搭載。
合焦点はそのまま表示し、前ぼけの範囲を赤色・後ぼけの範囲を青色で表示し、
更に深度の違いを色の濃さで表示しフォーカシングをサポートしてくれます。
AF時/MF時どちらでも使用が可能でピーキング機能との併用も可能です。
ダイナミックアクティブモード
従来モデルより引き続き手持ちでの動画撮影を強力にサポートする
「アクティブモード」を搭載となっています。
※アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。
更に「アクティブモード」よりも手ブレ補正の効果を約30%向上する
「ダイナミックアクティブモード」を搭載し、より多様な状況で活用できます。
こちらは『FX3/FX30』では非対応の機能となっています。
※アクティブモードより更に画角が狭くなります。
ちなみに「アクティブモード」は光学式の手ブレ補正で、
「ダイナミックアクティブモード」は光学式+電子式となります。
フレーミング補正機能
「ダイナミックアクティブモード」の技術を利用する機能ですが、
被写体と並走して撮影するようなシーンで被写体が構図内の
同じ位置(中央/マニュアル)に保たれるように
自動で構図の補正を行う「フレーミング補正」を搭載となっています。
こちらは『FX3/FX30』では非対応の機能となっています。
※4K解像度の画像からクロップを行うため画角が狭くなります
オートフレーミング機能
カメラが被写体を認識してクロップ(画面の切り出し)する
「オートフレーミング機能を新たに搭載しています。
4K解像度の画像からクロップを行うため画角は狭くなります。
オートフレーミングは固定撮影向けの機能となっていて
被写体がフレーム内に保持されるように動作します。
固定撮影向けというのはオートフレーミングを ON にすると
手ブレ補正が自動的に OFF に切り替わるからですね。
被写体を追随するカメラワークには技術が必要ですが
オートフレーミングを利用することでクロップはされますが、
プロのカメラマンがカメラワークを行っているかのような動画が
手軽に撮影できるのでワンオペ時にもオススメです。
こちらは『FX3/FX30』では非対応の機能となっています。
レンズ協調制御
対応する手ブレ補正機構内蔵レンズと組み合わせて
カメラ本体とレンズが協調して手ブレ補正を行い、
通常より大きなブレを補正することが可能な「レンズ協調制御」に対応です。
こちらは『FX3/FX30』では非対応の機能となっています。
協調制御対応レンズは公式サイトで御確認下さい。
※『FX2』は後日に掲載されるかと思います。
使い勝手の良い静止画撮影機能
Cinema Line カメラということで静止画撮影機能は
あまり求められていないかもしれませんが、
『α7C II』ILCE-7CM2 と基本的な部分は同等となっているので、
静止画撮影にも十分に使って頂ける性能を搭載となっています。
『FX2』ILME-FX2B ならではの静止画撮影機能としては、
静止画用の「Log撮影設定」と動画から静止画を
自動で作成する機能が新たに追加されています。
Log撮影設定
静止画(JPEG/HEIF)で Log撮影が出来る設定が搭載となっています。
Log撮影ということでグレーディングが必要となりますが
動画と同じルック(仕上がり)が手軽に出来るので、
動画内に静止画を挿入する際に非常に便利となっています。
静止画としては RAW撮影&現像の方が高品質といえるので、
あくまでも何らかの形で動画に合わせたい場面でオススメとなります。
こちらは『FX3/FX30』では非対応の機能となっています。
静止画自動作成
動画から自動で静止画を生成する機能が新たに搭載となっています。
作成方法としては動画の撮影中、或いは再生中にショットマークを付けると、
マーク部分の静止画を作成してくれるという形式ですね。
ショットマークは設定によりシャッターボタン、カスタムボタン、
タッチパネルからの操作で付けることが可能となっています。
解像度は元動画と同じ 4K時8.3MP、FHD時2.1MPとなります。
こちらは『FX3/FX30』では非対応の機能となっています。
『FX2』『FX3』『FX30』の静止画撮影機能の主な違い
モデル | FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
イメージセンサー | Exmor R CMOSセンサー | ||
フルサイズ | APS-C | ||
有効画素数 (静止画撮影時) |
約1210万画素 | 約3300万画素 | 約2600万画素 |
ISO感度 (静止画撮影時) |
常用80-102400 拡張40-409600 |
常用100-51200 拡張50-102400 |
常用100-32000 拡張50-102400 |
AF認識対象 | 人物・動物 | 人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
人物・動物・鳥 |
手ブレ補正 | 5.5段 (CIPA) |
中央5段/周辺5段 (CIPA2024) |
5.5段 (CIPA) |
シャッター | メカシャッター 電子シャッター |
電子シャッター |
|
連写速度 | 最大10コマ/秒 | 1枚撮影のみ | |
フラッシュ同調 | 1/250 | 1/160 | 非対応 |
Log撮影(静止画) | × | ○ | × |
ショットマーク 静止画書き出し |
× | ○ | × |
その他 | AF補助光発光 |
FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
イメージセンサー(Exmor R CMOS) | ||
フルサイズ | APS-C | |
有効画素数(静止画撮影時) | ||
約1210万画素 | 約3300万画素 | 約2600万画素 |
ISO感度(静止画撮影時) | ||
常用80-102400 拡張40-409600 |
常用100-51200 拡張50-102400 |
常用100-32000 拡張50-102400 |
AF認識対象 | ||
人物 動物 |
人物 動物 鳥 昆虫 車/列車 飛行機 |
人物 動物 鳥 |
手ブレ補正 | ||
5.5段 (CIPA) |
中央5段/周辺5段 (CIPA2024) |
5.5段 (CIPA) |
シャッター | ||
メカシャッター 電子シャッター |
電子シャッター |
|
連写速度 | ||
最大10コマ/秒 | 1枚撮影のみ | |
フラッシュ同調 | ||
1/250 | 1/160 | 非対応 |
Log撮影(静止画) | ||
× | ○ | × |
ショットマーク静止画書き出し | ||
× | ○ | × |
その他の機能 | ||
AF補助光発光 | — |
『FX2』はリアルタイム認識AFを搭載していたりするので
『α』(アルファ)の現行モデルより1世代前のモデルと比べると、
静止画撮影機能としても勝っていたりしますね。
『FX3』も普通に使っていただけるレベルとなっていますが、
『FX30』はメカシャッターに由来する機能(連写など)などが非対応となります。
チルト式ビューファインダーを搭載
Cinema Line シリーズとして初めて電子ビューファインダーを
搭載しているのも大きな特徴の一つになっているかと思います。
日光下などでモニターが見にくい場合や暗所などで
モニターの使用が制限される場合に活用して頂けます。
0.5型の約368万ドットの高精細な有機EL液晶ディスプレイを採用していて、
倍率が約0.7倍でハイアイポイントは33mmとなっています。
フレームレートは 60fps/120fps の選択が可能となっています。
ファインダー部は0度から上方向に90度までのチルト式なので
撮影スタイルに合わせて使って頂くことが可能です。
またアイピースカップは必要に応じて取り外しが可能で、
左右を反転させることによって右目用にも左目用にもなります。
動画撮影に最適化したボディ
Cinema Line カメラということで動画撮影に最適化したボディとなっているので、
本体にズームレバーが搭載されていたり
各種ボタンやマルチセレクターなども動画撮影時に適した配置になっています。
『FX2』ではファインダー横に「C7ボタン」が追加されていて、
ファインダーが搭載されたことと「HOMEボタン」が追加されたことにより、
モードの切り替え方法なども従来とは異なる形式になっているので
『FX3/FX30』とは少し電源ボタンやモードボタン等の配置が変わっています。
モニターに関してはバリアングルタイプの横開き背面モニターを搭載し、
横方向に176度、上方向180度、下方向90度の調整が可能となっています。
接続端子部の配置が『FX3』から変更になっていて、
マイク端子、ヘッドホン端子部のフタが無くなっているなど
アクセスのしやすさやモニターへの干渉が改善されています。
ディスプレイはアナモフィックレンズの撮影比率で圧縮された映像を補正して
表示ができるデスクイーズ表示モード(1.3倍と2.0倍)も用意されています。
また録画状態が一目で分かるようにモニター部分の赤枠での強調や、
タリーランプも搭載となっています。
様々な周辺機器を直接ボディに装着できるように
ボディ天面に2個、右側面に1個、底面に三脚用ネジ穴として2個の
「1/4-20 UNC」に対応したネジ穴を搭載しているのも大きな特徴です。
三脚用ネジ穴は2個を並べて搭載することで、
カメラプレートなどと接続する際にまっすぐに設置が可能だったりしますね。
本体左側に関しては『FX3/FX30』で搭載の「1/4-20 UNC」ネジ穴が無くなり、
代わりにケーブルクランプ向けの「M3」ネジ穴が搭載となっています。
天面にはデジタルオーディオ対応のMIシューが搭載されているので、
別売りのXLR端子を2基備えたデジタルオーディオインターフェース対応の
XLRハンドルユニット『XLR-H1』などと組み合わせることで、
デジタル4CHや24bitでの音声収録も可能となっています。
本体に効率的な放熱を実現する冷却ファンを搭載となっています。
ファンの音が少しするので撮影状況に合わせてファンの動作を
「オート/最初/記録時オフ」から選ぶことが可能となっています。
また『FX2』ではモニターを開いた部分に新たに冷却ファンの
吸気口を搭載しているのが『FX3/FX30』との違いとなっています。
モデル | FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
ファインダー | × | 搭載 | × |
HOMEボタン | × | 搭載 | × |
カスタムボタン | C1~C6 | C1~C7 | C1~C6 |
モニター | バリアングル形式 | ||
ディスプレイ(3.0型) | 約236万ドット | 約103万ドット | 約236万ドット |
スロット1 | CFexpress Type A SDカード |
||
スロット2 | CFexpress Type A SDカード |
SDカード | CFexpress Type A SDカード |
接続端子 | HDMI端子(タイプA) マルチ/マイクロUSB端子 USB Type-C端子 ヘッドホン端子 マイク端子 USB Type-C端子が『FX3』は5Gbps 『FX2』『FX30』は10Gbps に対応 |
||
16bit RAW出力 (HDMI) |
Full Size | Super 35mm | Super 35mm未満 |
ネジ穴 (1/4-20 UNC) |
上面3個 右側面1個 左側面1個 底面1個 |
上面2個 右側面1個 左側面0個 底面2個 |
上面3個 右側面1個 左側面1個 底面1個 |
ネジ穴(M3) | 左側面1個 | ||
その他 | 吸気口を改善 | ||
外形寸法 | 幅 129.7mm 高さ 77.8mm 奥行 84.5mm |
幅 129.7mm 高さ 77.8mm 奥行 103.7mm |
幅 129.7mm 高さ 77.8mm 奥行 84.5mm |
質量(撮影時) | 約714g | 約679g | 約646g |
XLRハンドルユニット | 付属 | 別売 | 選択 |
FX3 (ILME-FX3A) |
FX2 (ILME-FX2B) |
FX30 (ILME-FX30) |
ファインダー | ||
× | 搭載 | × |
HOMEボタン(BIG6呼び出し) | ||
× | 搭載 | × |
カスタムボタン | ||
C1~C6 | C1~C7 | C1~C6 |
モニター | ||
バリアングル形式 | ||
ディスプレイ(3.0型) | ||
約236万ドット | 約103万ドット | 約236万ドット |
メモリーカードスロット1 | ||
CFexpress Type A / SDカード | ||
メモリーカードスロット2 | ||
CFexpress Type A / SDカード |
SDカード | CFexpress Type A / SDカード |
接続端子 | ||
HDMI端子(タイプA) マルチ/マイクロUSB端子 USB Type-C端子 ヘッドホン端子 マイク端子 USB Type-C端子が『FX3』は5Gbps 『FX2』『FX30』は10Gbps に対応 |
||
16bit RAW出力(HDMI) | ||
Full Size | Super 35mm | Super 35mm未満 |
ネジ穴(1/4-20 UNC) | ||
上面3個 右側面1個 左側面1個 底面1個 |
上面2個 右側面1個 左側面0個 底面2個 |
上面3個 右側面1個 左側面1個 底面1個 |
ネジ穴(M3) | ||
左側面1個 | ||
その他の機能 | ||
吸気口を改善 | ||
外形寸法 | ||
幅 129.7mm 高さ 77.8mm 奥行 84.5mm |
幅 129.7mm 高さ 77.8mm 奥行 103.7mm |
幅 129.7mm 高さ 77.8mm 奥行 84.5mm |
質量(撮影時) | ||
約714g | 約679g | 約646g |
XLRハンドルユニット | ||
付属 | 無し | 選択 |
3モデルで少し使い勝手が変わりますが抑えておきたいポイントは、
HDMI経由での16bit RAW出力の対応となるでしょうか。
バッテリー持続時間
各モデル大容量バッテリー NP-FZ100 が付属となっていて、
バッテリー持続時間は
モデル | FX3 | FX2 | FX30 |
実動画撮影 | 約95分 | 約100分 | 約115分 |
連続動画撮影 | 約135分 | 約155分 | 約175分 |
となっています。
尚、冷却ファンや放熱に配慮した内部設計により、
4K60Pでの長時間撮影を実現しています。
夏場や炎天下でなければ常温でもメモリーと電力があれば
最大で13時間ぶっ通しで撮影が可能だったりします。
ちなみに『FX3』ILME-FX3A にはバッテリーチャージャー
「BC-ZD1」(16,000円前後くらい)が付属になっていたりします。
『FX2』ILME-FX2B のザックリまとめ
『FX2』ILME-FX2B の主な特徴を『FX3』ILME-FX3A との違いと合わせて
御紹介してきましたが単純に上位と下位では分けにくい仕様になりますね。
『FX30』との違いに関しても同様に どちらが良いかは使い方次第だと思います。
これから映像制作を始めようという場合は総合的にみると
『FX2』ILME-FX2B がオススメになるのではないでしょうか。
まぁ『FX3 II』とか『FX30 II』が今後発売されると話が少し変わりますが、
とりあえずはオーバーサンプリングの対応と記録フレームレートの違いを
抑えておけば必要なモデルを選んで頂けるかと思います。
ソニーの Cinema Line シリーズはシネマカメラとしては
非常に小型・軽量なところも大きな特徴となっているのですが、
『FX2』はチルト式のビューファインダーを搭載したということで、
こんなのを待っていたという人も居られるかと思います。
4K120pの撮影に対応していれば文句無しだったのですが、
逆に言えば4K120p撮影の予定が無ければ これで良いよねって感じですね。
個人的に気になったところは(気にする程かってところですが)
『FX3』と『FX30』のスロット2は「CFexpress Type A」に対応なのに、
何故『FX2』はSDカードのみになったのかなーと。
ということですが Cinema Line カメラのフルサイズモデル
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