ソニーの大口径標準ズームレンズ Gマスター『SEL2470GM2』 の特徴と前機種との違い

ソニーから大口径標準ズームレンズ SEL2470GM2 が発売 ソニー Gマスター SEL2470GM2 と SEL2470GM の違い SEL2470GM2 のレンズ構成と逆光性能の違い SEL2470GM2 の最短撮影距離と最大撮影倍率の違い SEL2470GM2 は動画撮影用にもオススメ SEL2470GM2 の本体デザインと操作リングやスイッチ SEL2470GM2 はフッ素コーティングを採用し防塵・防滴に配慮した設計 SEL2470GM2 と SEL2470GM のMTF曲線の比較

大口径標準ズームレンズ Gマスター SEL2470GM2

ソニーからフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ
Gマスター SEL2470GM2 『FE 24-70mm F2.8 GM II』が
2022年夏に発売となっています。

発売日が2022年6月10日(金)に決定致しました。
予約販売の受付は5月24日(火)の10時より開始となります。

ソニー公式:「FE 24-70mm F2.8 GM II」発売日決定のお知らせ
 

高い解像性能と美しいボケ描写が特徴の
ソニーの Gマスターブランドのレンズとなっていて
焦点距離は24mmから70mmをカバーし開放絞りはF2.8ですね。

型名の後ろに『2』や『II』が付いているということで
2016年4月28日に発売した SEL2470GM の後継機となっていて
SEL2470GM の発売から約6年が経っているということで
様々な点で進化をしているかと思います。
 

SEL2470GM2 の特徴と SEL2470GM との違い

クラス最小・最軽量の大口径標準ズームレンズ

SEL2470GM2 はオートフォーカス対応のフルサイズの
24-70 mm F2.8標準ズームレンズにおいて
世界最小・最軽量を実現したレンズとなっています。
(2022年4月27日広報発表時点)

SEL2470GM2
 外形寸法:最大径87.8×長さ119.9mm
 質量:約695g  フィルター径:82mm

SEL2470GM
 外形寸法:最大径87.6×長さ136mm
 質量:約886g  フィルター径:82mm

前機種と比べると重さで約191gの違いということで
缶コーヒー(190ml)1本分近く軽くなっていることを考えると
かなり大きな違いになっているかと思います。

また長さで約16mm、体積で約18%小さくなっているのも
使い勝手が良くなっているかと思います。
ちなみにズーム時に鏡筒が伸びますが伸びる長さは
SEL2470GM2 と SEL2470GM で ほぼ同等となっていて
SEL2470GM2 の方が長いという情報は誤りですよ。

ということで進化をしつつ700gを切る質量と小型化が
このレンズの大きな特徴になっているかと思います。
 

最新の光学設計と逆光性能

超高度非球面XAレンズやスーパーEDガラスなどを用いた
最新の光学設計となっているということで
レンズ構成についての詳しい説明は省いちゃいますが
単焦点に迫る高い解像性能を実現していると謳ってますよね。

MTF曲線を比べても前機種を踏襲しつつ
改善されているのが分かるかと思います。
実際の映りとしては特に画像の端の方の解像感に違いがあります。

前機種では広角側の端が少し流れ勝ちとなっていましたが
新機種では その辺りもしっかりと解像感が向上しています。
とは言え新機種と比べての話なので前機種も特に悪い訳では無く
α1 や α7R IV といった高解像度になってくると
違いが分かってくるといった感じになっていますよ。

また新機種ではナノARコーティング II を新たに採用することで
フレアやゴーストの大幅な抑制を実現しているので
前機種と比べて逆光性能が向上しています。

あとは円形絞りが前機種の9枚から11枚になっているのも
ちょっとした違いになっているかと思います。
 

SEL2470GM2 は近接撮影性能が向上

新商品では2つのフォーカスレンズ群を動かす
フローティングフォーカス機構を採用となっていて
撮影距離による収差変動を抑制することで
前機種と比べて近接撮影性能が向上しています。

SEL2470GM2
 最短撮影距離:0.21m(ワイド端)/0.3m(テレ端)
 最大撮影倍率:0.32倍

SEL2470GM
 最短撮影距離:0.38m
 最大撮影倍率:0.24倍

望遠側では違いはあるものの極端な違いはありませんが
広角側では まったく別物と言えるくらいの違いがあります。
レンズを気軽に交換できる撮影環境であれば問題はありませんが
そうでない場合に不意に近接撮影をしたくなった時には
この差は非常に大きなものになってくるかと思います。

余談ですが近接撮影距離に関しては
メーカーによって基準が違っていてカタログスペックと
実際に撮影した画像のイメージが違っていたりします。
具体的に言えば画像の端の方の収差などですね。

ソニーでは画像の端の方まで破綻の無いレベルを基準に
数値をだしているので実際の写りで比べて欲しいところです。
 

高速・高精度なAFとレスポンス性能

SEL2470GM2 は駆動にXDリニアモーターを4基搭載ということで
前機種のダイレクトドライブSSM と比べて
高速、高精度、高追従で静粛なAF駆動を実現しています。
本体の軽量化にも大きく寄与している部分でもありますね。

また先程も出ましたが2つのフォーカスレンズ群を動かす
フローティングフォーカス機構を採用しているということで
1つのレンズ群を100%の距離を動かすことに比べると
2つなら各50%ずつの距離を動かせば良いということで
必要な距離を半分の時間で動かせるということになります。
(イメージなので実際はそんな単純計算ではありませんが)

とまぁ その辺りもあってズーム中のフォーカス追随性能が
前機種の約2倍になっています。
更に新開発の絞り駆動機構を新たに搭載することで
絞り駆動速度の更なる高速化も実現となっていて
AFの速度・精度・追随性などが向上しています。
 

SEL2470GM2 は動画撮影性能もアップ

新商品は動画撮影時のフォーカスブリージングや
フォーカスシフト、ズームの際の軸ずれを更に抑制しています。
またブリージング補正機能にも対応となっていますよ。
(ブリージング補正機能は現時点で α7IV と FX6 が対応)

更に動画撮影時に手ブレを補正してくれる
アクティブモードに対応している α本体との組み合わせ時の
補正効果なども更に最適化が行われています。

小型・軽量化によりシューティンググリップや
ジンバルを使った撮影にも使いやすくなっているかと思います。

あとは先程言ったAFの速度・精度・追随性などの向上や
新たに搭載となった絞りリングなどもポイントですよね。
 

最新のデザインによって操作性もアップ

SEL2470GM2 は67本目のEマウントレンズとなっていて
ここ最近のレンズのデザインを採用となっています。
前機種との違いとしては絞りリングの追加ですね。
それに伴い絞りリングのクリックの ON/OFF 切り換えスイッチや
絞りリングの誤操作を防ぐアイリスロックスイッチも追加です。

絞りリングは要らない派もおられると思いますが
このクラスだと搭載しないとって感じでしょうか。
 

でもって結構以前のモデルから搭載となっていますが
マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にも
レスポンスよく反応する『リニア・レスポンスMF』を採用しています。
前機種では非対応なのでマニュアルフォーカスを
多様される人には嬉しい進化点になるでしょうか。
 

あとは SEL2470GM2 で初搭載っぽい?
『ズーム操作感切り換えスイッチ』が搭載となっています。
SEL100400GM がズーム操作感調整リングを搭載ですが
他のモデルで搭載している記憶はないですね。

この『ズーム操作感切り換えスイッチ』は
『Tight』と『Smooth』で切り替えることが可能となっていて
『Smooth』側は従来の回転の重さとなっていて
『Tight』側は少し力を入れ気味にしないと回らない重さになります。
なので鏡筒が繰り出すのを防いだり持ち運び時用って感じですね。

ちなみにこのスイッチを搭載となった代わりに
前機種で搭載していた『ズームロックスイッチ』が
非搭載となっていますよ。

これに関しては咄嗟の撮影時にズームロックスイッチが
入っているとシャッターチャンスを逃すかもしれませんが
ズーム操作感が『Tight』の場合は力を入れれば
とりあえず動くので そういった場合に助かるかと思います。
 

SEL2470GM2 のザックリまとめ

ソニーのカメラ本体が第四世代となっていて
その性能を最大限に引き出すために
レンズも第二世代の流れになってきたといった感じですね。

そんな中 SEL2470GM2 は今後発売されるであろう
第二世代の基準となるモデルになるかと思います。
(SEL70200GM2 も出ましたが基準としてはこちらかと)

販売価格帯も前機種の SEL2470GM とあまり変わらない
30万円前後(税込)の予定となっているので
(現在価格未定のため市場推定価格です)
今から買うなら SEL2470GM2 を待ちたいところでしょうか。
 

SEL2470GM から買い替える価値があるかと言えば
その人の考え方によるとしか言えないですね。
買い替えを考える際のポイントとしては
 ・とにかく小さく軽い方が良い
 ・高解像モデルで画像の端までクォリティーを求める
 ・レンズ交換がしにくい環境での近接撮影の可能性
 ・より快適な動画撮影を求める
といったあたりになるでしょうか。
上記からは外しましたが逆光での撮影もポイントですね。
 

何にしてもソニー純正の組み合わせが一番ですよね。
ソニーのカメラで他社レンズの組み合わせでは
特にカメラのAF性能を活かしきることができないので
そこはしっかりソニーのレンズと組み合わせたいところです。
 

といったところで SEL2470GM2 は
すごく良いレンズになっているかと思いますが
供給がどうなるかが一番の不安要素ですよね・・・

ただでさえ Gマスターレンズは発売後に供給不足で
納期が大幅に遅くなることが多いかと思いますが
今の世の中の動向だと更にひどいことになりそうな気しかしません。

なので購入予定の人は受注が始まったら
速攻で注文をする必要が出てくるかと思いますので
発売日や受注開始日の情報を注意深く待ちたいところです。
 

ということで現時点では2022年の夏に発売予定で
受注開始日は未定となっていますが
ソニーのフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ
Gマスター SEL2470GM2 『FE 24-70mm F2.8 GM II』を
宜しくお願い致します。
 


SEL2470GM2デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
SEL2470GM2 2022年6月10日発売
FE 24-70mm F2.8 GM II

ソニーストア販売価格:297,000円(税込)
長期保証<3年ベーシック>無償
10%OFFクーポン対応(27,000円の割引)

ソニー製品情報 ソニーストア
 

圧倒的進化を遂げた第2世代大口径F2.8標準ズーム G Master

 


 

ソニーストアでは10%割引クーポンを使って
表示価格より安く購入することが可能です。
詳しくはこちらからご参照下さい。
 ※新規の方はページ下部のWelcomeクーポンをご参照下さい。

 

「αあんしんプログラム」加入者はソニーストアで
αレンズを購入時に長期保証<3年ワイド>付が無料となります。
でもって長期保証<5年ワイド>は50% OFFで選択が可能となります。

「αアカデミー」の受講料や「αメンテナンス」の
割引もございますので興味のあるかたは御参照下さい。

αあんしんプログラム
「αあんしんプログラム」について、詳しくはこちらから

関連マンガ:『αあんしんプログラム』で レンズの購入や清掃・点検サービスがお得に

 

デジタル一眼カメラ“α”につきましては
ソニー公式ページにて御確認をお願い致します。

ソニーのデジタル一眼カメラ“α”公式ページ
ソニーのデジタル一眼カメラ“α”公式ページ

 

ソニーは、35mmフルサイズ対応α™ (Alpha™) Eマウントレンズとして、ズーム全域開放値F2.8の明るさで、世界最小・最軽量※1の大口径標準ズームレンズ Gマスター 『FE 24-70mm F2.8 GM II』 を発売します。

 

関連マンガ:ソニーのミラーレス一眼カメラ 『α7IV』 ILCE-7M4 の特徴や前機種との違い
関連マンガ:ソニーからフルサイズ対応の広角パワーズームレンズ SELP1635G が発売
関連マンガ:ソニーが大口径望遠ズームレンズ Gマスター『SEL70200GM2』 を発売
関連マンガ:ソニーが大口径超広角単焦点レンズ Gマスター SEL14F18GM を発売
関連マンガ:ソニーのフルサイズ対応 広角単焦点レンズ『SEL24F28G』の特徴
関連マンガ:ソニーのフルサイズ対応 標準単焦点レンズ『SEL40F25G』の特徴
関連マンガ:ソニーのフルサイズ対応 標準単焦点レンズ『SEL50F25G』の特徴
関連マンガ:ソニーが大口径標準単焦点レンズ Gマスター SEL50F12GM を発売
関連マンガ:ソニーが大口径広角単焦点レンズ Gマスター SEL35F14GM を発売