16.0型の大画面でカジュアルなノートパソコン VAIO F16 の特徴や他機種との違い

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16.0型液晶搭載 VAIO F16 (VJF161) が発売

16.0型液晶を搭載した VAIO F16 (VJF161) が
2023年6月2日(金)に発売(最速お届け日)となりました。
受注開始は2023年5月17日(水)の10時からとなっています。

VAIO F16 は16.0型液晶を搭載したモデルとなっていて
大きさは 約 幅358.3mm×高さ16.6~19.9mm×奥行255.6mm
質量が約1,65kgのモデルとなっています。
大画面モデルですが結構質量は軽いのが分かるかと思います。

近い大きさの15.6型の VAIO S15 があるのですが
VAIO S15 は高いスペックを選ぶことが可能なので
クリエィティブな活動をされる人にオススメとなっています。
逆に言えばそこまでスペックが必要でない人にとっては
コストパフォーマンスがあまり良くないということですね。

今回の新商品の VAIO F16 はカジュアルなモデルとなっていて
ネットを見たり書類を作成したりといった
普段使いをする程度の人にオススメのモデルとなっています。

カジュアルなモデルといっても大部分が
上位モデルの機能などを継承しているので
VAIO ならではの使い勝手を実現していますよ。
 


VAIO F16 [16.0型]

ソニーストア販売価格:136,800 円(税込) ~
16.0型ディスプレイを搭載したカジュアルモデル
第13世代インテル Core プロセッサーを搭載

VAIO F16 ソニーストア
詳しくは、こちらからご参照ください

 

VAIO F16 と VAIO S15 との違い

VAIO F16 はカジュアルなモデルで
お求め安くなっているいうことで
VAIO S15 との主な違いをピックアップして御紹介致します。

モデル VAIO F16 VAIO S15
ディスプレイ 16.0型ワイド (16:10) 15.6型ワイド (16:9)
解像度  
WUXGA (1920×1200)
4K HDR (3840×2160)
Full HD (1920×1080)
上位CPU  
Core i7-1355U [TDP15W]
Core i5-1334U [TDP15W]
Core i9-12900HK [TDP45W]
Core i7-12700H [TDP45W]
Core i5-12500H [TDP45W]
下位CPU Core i3-1315U [TDP15W] Core i3-1215U [TDP15W]
メモリー 最大32GB 最大64GB
ストレージ  
スタンダードSSD
第4世代ハイスピードSSD
スタンダードSSD
HDD 非搭載 1TB 搭載/非搭載 選択
180度開き 対応 非対応
光学ドライブ 非搭載 BDドライブ
DVDスーパーマルチ
タッチパッド部 シームレスボタン 独立2ボタン
人感センサー 非搭載 搭載
セキュリティー
チップ(TPM)
非搭載 搭載/非搭載 選択
カードスロット microSDカード SDカード
VGA端子 非搭載 搭載
USB Type-C
サポート
 
USB Power Delivery
USB 3.1
DisplayPort 1.4
Thunderbolt 4
USB Power Delivery
USB4、USB 3.1
DisplayPort 1.4
Wi-Fi Wi-Fi 6 Wi-Fi 6E
バッテリー
駆動時間
約16時間
 
約5.3~約7.4時間
(仕様で異なります)

まずは CPU ですが Core i3 は同じ Uシリーズですが
Core i7 と Core i5 に関しては
VAIO S15 の方は TDP45Wの Hシリーズで
処理能力の高い上位のものが選択可能となっています。
(世代は VAIO F16 の方が新しくなっています)

動画編集などエンコードの作業をする場合は
VAIO S15 で Core i7 / i5 あたりがオススメですが
処理能力的には VAIO F16 の Core i7 / i5 でも
以前のものと比べれば十分に可能なレベルでしょうか。
ただし長時間の作業で持続力が必要な場合は
VAIO S15 のHシリーズが有利になるかと思います。

ホームページを見たり書類作成をする程度なら
VAIO F16 の Core i3 で十分すぎる性能ですね。
それこそ数年前の一般的なモバイルノートPCと比べれば
VAIO F16 の方が断然良くなっていると言えます。

ということで、とにかくハイスペックが必要な場合は
4Kディスプレイや第4世代ハイスピードSSD等が選べる
VAIO S15 がオススメのモデルとなっていて
普段使い用なら VAIO F16 がお手頃のモデルとなります。
 

VAIO F16 (VJF161) のスペック

VAIO F16 は第13世代インテル Core プロセッサーの
Uシリーズ [TDP15W]を採用となっていて
インテル Iris Xe グラフィックス対応の
 ・Core i7-1355U [1.70 GHz/最大 5.00 GHz] 10コア/12スレッド
 ・Core i5-1334U [1.30 GHz/最大 4.60 GHz] 10コア/12スレッド
インテル UHD グラフィックス対応の
 ・Core i3-1315U [1.30 GHz/最大 4.60 GHz] 6コア/8スレッド
の搭載を選択することが可能となっています。

第13世代インテル Core プロセッサーは
高い性能を誇る P-core(高性能コア)と
消費電力あたりの処理効率に優れた E-core(高効率コア)の
異なる役割のコアを組み合わせたハイブリッドCPUとなっています。

処理速度の向上はもちろん、バックグランドでの処理が
従来より効率的になっているのでフォアグランドの
挙動の安定や省電力での駆動を実現となっていますよ。

使用用途が明確な人は高性能な CPUを選ぶことが出来て
インターネットや書類作成が出来れば良いという人は
お求め安い CPUを選んで頂くことが可能となっています。

先程も言っていますが より高い処理能力が必要な場合は
VAIO S15 を御検討下さいね。
 ・Core i9-12900HK [2.50GHz/最大 5,00GHz] 14コア・20スレッド
 ・Core i7-12700H [2.30GHz/最大 4,70GHz] 14コア・20スレッド
 ・Core i5-12500H [2.50GHz/最大 4.50GHz] 12コア・16スレッド
 

メモリーは LPDDR4X規格の 8GB / 16GB / 32GB の容量が選択可能で
ストレージには 256GB / 512GB / 1TB のスタンダードSSDを
選択することが可能となっています。

ちなみに VAIO S15 ではメモリーは最大64GB、
最大2TBまでの高速な第4世代ハイスピードSSDや
HDD 1TBの搭載を選ぶことが可能です。
 

16.0型のディスプレイについて

16.0型のディスプレイは WUXGA (1920×1200)で
ディスプレイが最大180度まで開けることができる
フルオープン構造を採用となっています。

180度まで開けるのと専用のショートカット(Fn+2)で
画面の表示を手軽に反転することが可能なので
対面の相手に画面を見てもらう際に便利になっています。

画面を反転させた際はタッチパッドの操作も
画面に合わせて反転してくれるので
迷わず操作をすることが可能となっていますよ。
(画面の反転だけだとタッチパッド操作が逆になる)

VAIO S15 では4K HDR(3840×2160)のディスプレイを
選ぶことが出来るのが大きな特徴となります。
 

また VAIO S15 は16:9のワイドディスプレイですが
VAIO F16 は16:10のワイドディスプレイとなっていて
縦方向の表示領域が大きくなっているのも違いです。

プラウザや表計算などを見ている時
16:10の画面の方がより多くの行数が表示できるので
個人的には使い勝手が良く感じました。
 

快適にタイピングできるキーボード

ディスプレイを開くとタイピングがしやすい角度に
キーボードが持ち上がるチルトアップヒンジ構造の採用により
設置面とパームレスト部の段差が小さくなることで
快適なタイピングを実現しています。

他社製品でもパっと見は同じように見えるかもしれませんが
VAIO ではしっかりとした角度がついていたり
閉じた時に邪魔になる角度を付けるためのゴム足が無いので
デザイン的にも使用感的にも優秀となっています。

キーボードも快適なタイピングを行って頂けるように
キートップの中央が皿の形状で約0.3mm くぼんでいて
指先のフィット感が良くなっていたり
キーストロークも1.5mm を採用していたりして
VAIOならではの こだわり設計となっていますよ。

更にキートップの文字は特別配合のUV硬化塗装で
しっかりとコーティングを行ったうえで
文字が消えにくいレーザー刻印を採用しているので
一般的なプリントとは異なり上品な仕上がりとなっています。
指紋や汚れもつきにくいですよ。

あとは VAIO F16 ではキーピッチは少し小さくなりますが
テンキーを搭載しているので数値の入力の際に便利ですね。
ちなみに同時発売の VAIO F14 はテンキーが非搭載です。
(画面サイズとテンキーの有無以外は同等のスペックです)
 

カメラ や マイク、スピーカー部について

内蔵のフロントカメラについてはビデオ会議時などで
カメラ映りを最適化する機能が新たに搭載されています。
(背景ぼかし/自動フレーミング/顔優先AE/逆光補正/ちらつき低減)

カメラ側の設定となるので全てのアプリで
同じ設定が適用されるので便利ですね。
個人的には美肌効果も適応できるようになっていれば
もっと良かっただろうなと思ったりします。

また物理的にカメラを遮断するプライバシーシャッターを
搭載するなど使用環境に配慮した設計にもなっています。
 

本体前面に大口径ステレオスピーカーを配置し
VAIOが独自に最適化を施した Dolby Atmos によって
Web会議の音声を聞き取りやすいモードも用意されています。

YouTube などの動画配信サイトの動画を視聴時も
一般的なノートパソコンと比べて良い音で楽しめるかと思います。
 

マイク入力は正面の音声だけを集音することができる
ビームフォーミング技術を採用しているのと
AIノイズキャンセリング機能に対応となっているので
騒音化でも自分の声をクリアに相手に伝えることが可能です。

またスピーカー出力のAIノイズキャンセリング機能にも
対応となっているので通話相手が騒音化でも
相手の声を聞き取りやすくすることが可能となっています。

本体に搭載しているカメラ、マイク、スピーカーだけで
高品位なWeb会議などを行うことが可能となっているので
他の機器を別途用意する必要はありませんね。
 

バッテリーの持続時間について

約16時間の駆動が可能となっているので
1日中でも安心して使って頂けるスタミナを実現しています。
※JEITA測定法 2.0の場合。最大駆動時間は本体仕様により異なります。
※駆動時間は使用状況および設定等により変動します。

また新機能として「バッテリー節約設定」を搭載しています。
スマートフォンで従来から搭載されている機能と似た機能で
CPUのパフォーマンスやディスプレイの輝度を制限することで
バッテリー駆動時間を少しでも長くすることが可能です。

でもってバッテリーの満充電状態を回避することで
劣化を防ぐ「いたわり充電機能」も搭載しています。
基本的に自宅でAC電源での使用しかしない場合は
「VAIOの設定」から この機能をONにしてくださいね。
バッテリーでの駆動がメインの場合でも容量の100%を
使い切る場面が無ければONがオススメとなります。

あとは余談ですが VAIO は特に大切な箇所には
信頼できる日本メーカーの部品を採用しているということで
バッテリーはTDK株式会社(ATL)製を採用していますよ。
 

VAIO F16 (VJF161) のザックリまとめ

16.0型液晶搭載の VAIO F16 (VJF161) は
そこまでスペックの高くないホームノートパソコンが
欲しいという人にオススメのシリーズとなっています。

スペックが高くないと言っても VAIO S15 の
現行モデルと比べての話となっているので
快適なタイピングが可能なキーボード周り、
本体のみで高品位なビデオ会議を行える機能など
細かな部分にまで こだわりの設計となっています。

カラバリも従来のシルバーやブラックなどの
少しお堅いイメージから一転して
サテンゴールド、ネイビーブルー、ウォームホワイト
といったカジュアルに使えるカラバリになっているのが良いですね。

今までは店頭で VAIO の購入相談をお聞きしたときに
そこまでスペックが必要でない人が多かったのですが
従来モデルではスペックを削っても基本設計が良いため
割高になってしまいましたが VAIO F16 なら
ちょーっと良くて、ちょーっと高いかなってくらいの
モデルになったかなといった印象です。

残念ポイントとしては部品パーツ等の値上がりで
現在は VAIO も値上がり傾向となっている訳ですが
世界的な情勢が落ち着いていた頃に発売されていたら
もっとお求め安かったのだろうなと思ったり。
 

まだまだ高いといった印象はあると思いますが
VAIO はカタログスペックでは見えない部分も
本当にこだわりまくっているのがスゴイところです。
特に大切な箇所には信頼できる日本メーカーの
部品を採用していたりしますしね。

放熱設計もしっかりしているので
同じCPUを採用している他社製のモデルと比べて
しっかりとしたパフォーマンスを維持することが出来たり
重心を意識した設計にしていたりカメラの画質や
スピーカーの音質などカタログスペックでは
分からない部分も高い水準となっています。

とにかくカタログスペックでは分からない部分も
誤魔化しが無いのが旧来の国内メーカーの良さでしょうか。

ということですが 16.0型液晶搭載の大画面ノートパソコン
VAIO F16 (VJF161) を宜しくお願い致します。
 

小さめサイズのモデルを御希望の場合は同時発売の
14.0型液晶を搭載した VAIO F14 もオススメですよ。
VAIO F16 との主な違いは画面サイズとテンキーが非搭載ですね。
価格帯は VAIO F16 より5,000円(税込)安くなっています。

関連マンガ:14.0型のカジュアルなモバイルノートパソコン VAIO F14 の特徴や他機種との違い
 

 


VAIO F16 [16.0型]

ソニーストア販売価格:136,800 円(税込) ~
16.0型ディスプレイを搭載したカジュアルモデル
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14.0型液晶を搭載した VAIO F14 (VJF141) と
16.0型液晶を搭載した VAIO F16 (VJF161) の発売を記念して
10%安く購入が出来るクーポンが貰えるキャンペーンが
2023年6月30日(金)まで開催となっています。

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関連マンガ:『VAIO F14』と『VAIO F16』が10%安く購入できるキャンペーンが開催

 

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     (ソニーストアで累計1万円以上の購入歴があって運が良ければ10万円分)
    ・4万円以上のお買い物時に使える 1,000円~4,000円
    ・2万円以上のお買い物時に使える 500円~2,000円


    ソニーストアご利用感謝 ラッキー抽選会

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    もれなく貰えるキャンペーンが開催となっています。
    キャンペーン期間:2023年6月1日の10時まで

    キャンペーン対象のモデルは
     ・VAIO SX12(VJS1251シリーズ)
     ・VAIO SX14(VJS1451シリーズ)
     ・VAIO S13(VJS1341シリーズ)
     ・VAIO S15(VJS1551シリーズ)
    となっています。
    ALL BLACK EDITION もキャッシュバックの対象となります。
    ※VAIO F16 と VAIO F14 は対象外です。
     

    更に VAIO 新生活応援キャッシュバックキャンペーンが
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    上記の対象の VAIO を購入し応募をしていただくと
    もれなく 10,000円のキャッシュバックとなり
    更に学生の場合は学割としてプラス 5,000円の進呈で
    合計15,000円のキャッシュバックとなりますよ。
     

    ソニーストア VAIOコーナー
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    関連マンガ:人気の VAIO が15%安く購入が可能 & 最大15,000円のキャッシュバック

     

    VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市 代表取締役社長:山野 正樹 以下VAIO)は、本当に必要な機能を厳選し、変化するワーク・ライフスタイルにフィットした「定番」となることを目指すノートPCとして、個人向けには「VAIO® F16」「VAIO® F14」、法人向けには「VAIO® Pro BM」「VAIO® Pro BK」をそれぞれ発表いたします。

     

    関連リンク:VAIOの最新モデルはこちら|Sony Comunication Space-uDa
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