13.3型液晶搭載の VAIO S13 2022年モデルの特徴や他機種との違いを御紹介
13.3型液晶搭載 VAIO S13 2022年モデルが発売
13.3型液晶を搭載した VAIO S13 2022年モデルが
本日に発表&受注が開始となり2022年7月15日(金)に発売
(最速お届け日)となっています。
VAIO S13 は13.3型液晶を搭載したモバイルノートで
本体の大きさは 約 幅305.8mm×高さ14.40~18.49mm×奥行215.1mm
質量が約1,049g~1,055g(選択する仕様によって異なります)の
小型軽量のモデルとなっています。
つい先日の2022年7月1日(金)に14.0型の VAIO SX14 と
12.5型の VAIO SX12 の2022年モデルが発売となっていますが
VAIO S13 は その間の大きさとなる13.3型となっています。
VAIO S13 の前機種は2017年9月に発売されていて
2019年1月に ほぼ同じ本体サイズで14.0型液晶を搭載した
VAIO SX14 に切り替わり、それ以降は登場していなかったので
(法人向けモデルとしては 13.3型モデルはありましたが)
約5年ぶりの新商品となっていますね。
もちろん筐体も最新の設計がベースとなっていますよ。
『14.0型と12.5型があるのに新たに13.3型を出すの?』と
疑問に思われるかもしれませんが
VAIO S13 2022年モデルは VAIO SX14 と VAIO SX12 と比べて
少しグレードを落としている部分があるので
販売価格が少し安くなっているのが特徴となっています。
VAIO S13 2022年モデル
ソニーストア販売価格:144,800 円(税込) ~
13.3型ディスプレイを搭載した小型・軽量モデル
第12世代インテル Core プロセッサーを搭載
VAIO S13 と VAIO SX14 / VAIO SX12 との違い
VAIO S13 は少しグレードを落としていて
お求め安くなっているいうことで
VAIO SX14 / VAIO SX12 との主な違いを
ピックアップして御紹介致します。
モデル | VAIO S13 | VAIO SX14 / VAIO SX12 |
上位CPU | Core i7-1255U [TDP15W] Core i5-1235U [TDP15W] |
Core i7-1280P [TDP28W] Core i7-1260P [TDP28W] Core i5-1240P [TDP28W] VAIO TruePeformance対応 |
下位CPU | Core i3-1215U [TDP15W] / Celeron 7305 [TDP15W] | |
天板 | マグネシウム合金 | 立体成型カーボンファイバー |
カラバリ | 2色 | VAIO SX14:5色 VAIO SX12:6色 |
ディスプレイ | Full HD (1920×1080) (VAIO SX14 は 4K HDRやタッチパネルが選択可能) |
|
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E |
LTEの選択時 | 4G LTE | 4G LTE or 5G (5G は オールブラックのみ) |
キーボード バックライト |
非搭載 | 搭載/非搭載 選択 |
オーナメント | フラット型 | ドーム型 |
ワンハンド オープン |
非対応 | 対応 |
上記の違いによって現時点のキャンペーン適用後の価格ですが
VAIO SX14 / VAIO SX12 と比べると
VAIO S13 の方が 約15,000円 お求め安くなっています。
まずは CPU ですが Core i3 と Celeron は
同じものが選択可能となっていますが
Core i7 と Core i5 に関しては
VAIO SX14 と VAIO SX12 の方は TDP28Wの Pシリーズで
処理能力の高い上位のものが選択可能となっています。
ちなみに Core i3 と Celeron 選択時は
当然15,000円の価格差のままなのですが
Core i7 / i5 選択時はグレードが違うにも関わらず
価格差は15,000円のままとなるので
より高いCPU能力が必要な場合は少し頑張って
VAIO SX14 か VAIO SX12 を選びたいところでしょうか。
その他の部分は VAIO SX14 / VAIO SX12 が
少し良いものを採用しているといった感じですが
一般的なモデルと比べて VAIO S13 が
劣っているといった内容では無いので
普通に使う分には問題はありませんよ。
ちなみにワンハンドオープンというのは
一般的な軽量のモバイルノートはキーボード部分を
抑えないと開ける時に本体が浮いてしまいますが
液晶を閉じた状態から片手で開けても本体が浮かない
といった内容になっています。
VAIO S13 2022年モデルのスペック
VAIO S13 は第12世代インテル Core プロセッサーの
Uシリーズ [TDP15W]を採用となっていて
インテル Iris Xe グラフィックス対応の
・Core i7-1255U [1.70 GHz/最大 4.70 GHz] 10コア/12スレッド
・Core i5-1235U [1.30 GHz/最大 4.40 GHz] 10コア/12スレッド
インテル UHD グラフィックス対応の
・Core i3-1215U [1.20 GHz/最大 4.40 GHz] 6コア/8スレッド
・Celeron 7305 [1.10 GHz] 5コア/5スレッド
の搭載を選択することが可能となっています。
使用用途が明確な人は高性能な CPUを選ぶことが出来て
インターネットや書類作成が出来れば良いという人は
お求め安い CPUを選んで頂くことが可能となっています。
先程も言っていますが より高い処理能力が必要な場合は
VAIO SX14 か VAIO SX12 を御検討下さいね。
・Core i7-1280P [1.80 GHz/最大 4.80 GHz] 14コア/20スレッド
・Core i7-1260P [2.10 GHz/最大 4.70 GHz] 12コア/16スレッド
・Core i5-1240P [1.70 GHz/最大 4.40 GHz] 12コア/16スレッド
第12世代インテル Core プロセッサーは
高い性能を誇る P-core(高性能コア)と
消費電力あたりの処理効率に優れた E-core(高効率コア)の
異なる役割のコアを組み合わせたハイブリッドCPUとなっています。
処理速度の向上はもちろん、バックグランドでの処理が
従来より効率的になっているのでフォアグランドの
挙動の安定や省電力での駆動を実現となっていますよ。
メインメモリーは LPDDR4 規格の 8GB / 16GB / 32GB までの
容量が選択可能でストレージにはスタンダードSSD や
最大容量2TBまでの高速な第四世代ハイスピード SSD の
搭載を選択することが可能となっています。
13.3型のディスプレイについて
13.3型のディスプレイは Full HD (1920×1080)で
ディスプレイが最大180度まで開けることができる
フルオープン構造を採用となっています。
180度まで開けるのと専用のショートカット(Fn+2)で
画面の表示を手軽に反転することが可能なので
対面の相手に画面を見てもらう際に便利になっています。
画面を反転させた際はタッチパッドの操作も
画面に合わせて反転してくれるので
迷わず操作をすることが可能となっていますよ。
VAIO SX12 は同じ Full HD のディスプレイですが
VAIO SX14 ではタッチパネルの対応を選ぶことができたり
4K HDR(3840×2160)のディスプレイを
選ぶことが出来るのが VAIO SX14 ならではの特徴となります。
快適にタイピングできるキーボード
ディスプレイを開くとタイピングがしやすい角度に
キーボードが持ち上がるチルトアップヒンジ構造の採用により
設置面とパームレスト部の段差が小さくなることで
快適なタイピングを実現しています。
他社製品でもパっと見は同じように見えるかもしれませんが
VAIO ではしっかりとした角度がついていたり
閉じた時に邪魔になる角度を付けるためのゴム足が無いので
デザイン的にも使用感的にも優秀となっています。
キーボードも快適なタイピングを行って頂けるように
キートップの中央が皿の形状で約0.3mm くぼんでいて
指先のフィット感が良くなっていたり
キーストロークも1.5mm を採用していたりして
(モバイルノートながら大画面ノートと同様の深さ)
VAIOならではの こだわり設計となっていますよ。
カメラ や マイク、スピーカー部について
内蔵のフロントカメラについてはビデオ会議時などで
カメラ映りを最適化する機能が新たに搭載されています。
(背景ぼかし/自動フレーミング/顔優先AE/逆光補正/ちらつき低減)
カメラ側の設定となるので全てのアプリで
同じ設定が適用されるので便利ですね。
個人的には美肌効果も適応できるようになっていれば
もっと良かっただろうなと思ったりします。
また物理的にカメラを遮断するプライバシーシャッターを
搭載するなど使用環境に配慮した設計にもなっています。
VAIO S13 はカメラによる顔認証や人感センサーに対応で
離籍時のロックや着席時の復帰&ログオンなどが
自動でできるようになる設定が可能となっていて
普段も便利に使って頂けるかと思います。
マイクに関してはAIノイズキャンセリング機能を搭載で
騒音などの環境ノイズと声を識別することで
ノイズだけを除去しクリアな音声を伝えることが出来ます。
実際に使って頂くと精度の高さにビックリするかと思いますよ。
また本体前面に大口径ステレオスピーカーを配置し
VAIOが独自に最適化を施した Dolby Atmos によって
Web会議の音声を聞き取りやすいモードも用意されています。
本体に搭載しているカメラ、マイク、スピーカーだけで
高品位なWeb会議などを行うことが可能となっているので
他の機器を別途用意する必要はありませんよ。
バッテリーの持続時間について
大容量バッテリーを搭載することで
約20.5~24.2時間の駆動が可能となっているので
1日中でも安心して使って頂けるスタミナを実現しています。
また1時間で最大約17.0時間分の充電ができる急速充電に対応なので
急いでいる時に短時間でバッテリー残量を大きく回復できますよ。
※JEITA測定法 2.0の場合。最大駆動時間は本体仕様により異なります。
※駆動時間は使用状況および設定等により変動します。
VAIO S13 2022年モデルのザックリまとめ
13.3型液晶搭載の VAIO S13 2022年モデルは
そこまでスペックの高くないモバイルノートが
欲しいという人にオススメのシリーズとなっています。
スペックが高くないと言っても
VAIO SX14 と VAIO SX12 と比べての話なので
快適なタイピングが可能なキーボード周り、
本体のみで高品位なビデオ会議を行える機能など
細かな部分にまで こだわりの設計となっています。
また14.0型と12.5型で大きさで迷っていた場合に
中間の13.3型ということでサイズ感に関しては
選びやすかったりするのかなと思ったりします。
VAIO S13 は少しグレードダウンして
ベーススペックの価格帯も安くなっているのですが
Core i7 / i5 を選択時にグレードが違うにも関わらず
(Pシリーズと Uシリーズの違い)
アップグレード価格が同じというという話をしていましたが
CPUのグレードが下がっている分
アップグレードの価格も抑えられていたら
更に VAIO S13を選ぶ理由が出来たことを考えると
その辺りが少し残念なところでしょうか。
ということですが 13.3型液晶搭載のモバイルノートパソコン
VAIO S13 2022年モデルを宜しくお願い致します。
関連マンガ:14.0型液晶搭載の VAIO SX14 2022年モデルの特徴や前機種との違いを御紹介
関連マンガ:12.5型液晶搭載の VAIO SX12 2022年モデルの特徴や前機種との違いを御紹介
VAIO S13 2022年モデル
ソニーストア販売価格:144,800 円(税込) ~
13.3型ディスプレイを搭載した小型・軽量モデル
第12世代インテル Core プロセッサーを搭載
パソコンのブランドである『VAIO』が国内で発売されてから
今年で25周年ということで記念のキャンペーンが
2022年8月31日(水)まで開催となっています。
関連マンガ:VAIO の日本での発売 25周年を記念したキャンペーンが開催となりました
その他のモデルはこちらからご確認下さい。
VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市 代表取締役社長:山野 正樹 以下VAIO)は、最新の第12世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載する13.3型ワイドモバイルノートPC「VAIO® S13」の新モデルを発表いたします。
関連リンク:VAIOの最新モデルはこちら|Sony Comunication Space-uDa
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