VAIO Z と VAIO SX14 2021年モデルの違いや比較 | どちらを購入するか迷ったら
VAIO Z と VAIO SX14 の比較
今回は VAIO Z と VAIO SX14 の違いをザックリと
まとめて御紹介をさせて頂きました。
VAIO Z と VAIO SX14 の2020年モデルの場合は
大きな違いがあった訳ですが2021年モデルでは
VAIO Z で培った技術などを採用することによって
劇的な進化をしていて無茶苦茶良くなっていますよね。
そのおかげで各所の差が無くなってりしているので
とにかく CPU や GPU の性能が必要って場合以外は
VAIO SX14 で十分といった感じになっていますね。
VAIO Z の魅力は?
VAIO Z は世界初の立体成型フルカーボンボディなのが
大きな魅力になっているかと思いますが
その部分に関しては目的ではなく手段的な意味合いが
高いのではないかと思います。
それでは何が目的になるのかと言えば
質量が1kgを切る(仕様で異なります)モバイルノートPCに
第11世代のインテル Hシリーズプロセッサーを
搭載することになるかと思います。
デスクトップPCや大画面ノートパソコンで搭載するような
TDP(熱設計電力)35WのCPUパワーを
小型・軽量なモバイルノートPCで使用できるのが
やはり大きな魅力ではないでしょうか。
SIMフリーのLTE 5G を搭載することもできるので
1分1秒の時間が大切な仕事をされている人には
高速処理&高速通信を小型・軽量なモバイルノートPCで
実現できるというのは大きな武器になるかと思います。
立体成型フルカーボンボディ
細かい話は抜きにして『TDP〇〇W』というのは
数字が大きいほどCPUの能力も高くなるのですが
その分、発生する熱も高くなるので
放熱するための設計が必要となってきます。
そのために VAIO Z ではデュアルファンや
ヒートパイプなどのパーツが増えることになり
そのために重量が増えたり空間が必要となります。
モバイルノートPCとして重量やサイズを増やさず
それらのパーツを組み込むために出された回答が
立体成型のフルカーボンボディということですね。
カーボンは軽くて丈夫なので薄くもできるので
放熱のためのパーツの重さや空間を確保することができ
その結果、小型・軽量なボディを実現しています。
より多くのパーツを搭載している VAIO Z の方が
VAIO SX14 と比較して、より薄く・軽くなっているのは
その辺りが理由になっています。
立体成型フルカーボンボディを搭載していると
簡単に言っていますが、かなり高度な技術が必要で
その辺りは VAIO ならではってところですよね。
VAIO Z の特徴につきましては
前記事などを御参照下さい。
関連マンガ:モバイルノートPC のフラグシップモデル 『VAIO Z』の特徴を御紹介
VAIO SX14 の魅力は?
VAIO SX14 2021年モデルは VAIO Z で培った技術を
多く採用することでフルモデルチェンジを果たして
2020年モデルに比べて大幅に良くなっていますよ。
その辺りについて詳しくは前記事などを御参照下さい。
関連マンガ:VAIO SX14 2021年モデルの特徴や前機種との違いを御紹介
一般的なモバイルノートPCではTDP15WのCPUが多く
実際に結構性能が高かった VAIO SX14 2020年モデルも
TDP15WのCPUを搭載となっていました。
その点を考えると VAIO SX14 2021年モデルでは
TDP28WのCPUを搭載することが可能になっているので
比較的にかなり良くなっていると言えますね。
ということで VAIO SX14 も VAIO Z を除けば
モバイルノートPCの中ではトップクラスの性能なので
そこまで高性能なCPUが必要でない人は
VAIO SX14 2021年モデルで十分だと思います。
性能云々を抜きにして VAIO Z では無しえない
VAIO SX14 ならではの特徴としては
タッチパネルを搭載しているといったところでしょうか。
ちなみに VAIO でタッチパネルを搭載するのは
3年ぶりとなっているのですが
3年前に発売した VAIO A12シリーズはTDP5Wという
CPUを搭載していた少し特殊なモデルとなっていたので
普通のモバイルノートPCとして考えると
VAIO Z フリップモデル以来の約6年ぶりに近いですね。
タッチパネルを搭載しているということで
スマホのようなタッチ操作ができたり
別売のデジタイザースタイラス(ペン)を使用することで
文字や絵などの書き込みをすることも可能となっています。
VAIO SX14 の紹介をした時にもお伝えしたのですが
ペンタブなどを使った経験がないので個人的には
良いとも悪いとも伝えることが出来ないのですよね。
なのでペンタブとしても使いたいという人は
実際に試してもらうのが一番だと思います。
その他に VAIO Z と違う点を比較すると
VAIO SX14 もSIMフリーLTEの搭載が選べますが
こちらは4G対応止まりで5Gは利用できません。
後は USB Type-A端子が2個(一般的なものですね)と
LAN端子を搭載しているといったところでしょうか。
あとは下位のCPU(Core i3 と Celeron)や
スタンダードSSDを選ぶことができるので
お求め安い価格帯での購入も可能となっています。
カラバリが多いのもポイントになるでしょうか。
VAIO Z と VAIO SX14 ザックリまとめ
VAIO Z は高機動・高速処理・高速通信を
兼ねそろえることができるモデルとなっていて
1分1秒が大切なプロ向けといった感じでしょうか。
もちろん、とにかく高性能なモデルが欲しい人にも
オススメのシリーズとなっていますね。
ちなみに発売時と比べるとベーススペック価格で
現時点では65,000円ほど、お求め安くなっていますよ。
VAIO SX14 は、どちらかと言えば一般的なモデルで
モバイルノートPCとしては中程度の性能から
トップクラスの性能まで選ぶことが可能となっています。
フルモデルチェンジにより2020年モデルと比べて
劇的に進化をしているのでシリーズとしては
今が買い時になっているかと思います。
12.5型の VAIO SX12 2021年モデルも発売となっています。
ディスプレイに 4K と タッチパネル搭載が選べない以外は
基本的には VAIO SX14 と同等のスペックや機能となるので
更に小型・軽量のモデルが欲しい場合は御検討下さい。
関連マンガ:VAIO SX12 2021年モデルの特徴や前機種との違いを御紹介
関連マンガ:VAIO SX14 と VAIO SX12 2021年モデルの違いや比較 | どちらを購入するか迷ったら
ということですが 14.0型のモバイルノートPC
VAIO Z と VAIO SX14 を宜しくお願い致します。
VAIO Z
ソニーストア販売価格:299,200 円(税込) ~
14.0型ディスプレイを搭載したブラグシップモバイル
第11世代インテル Core プロセッサー Hプロセッサーライン搭載
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VAIO SX14 2021年モデル
ソニーストア販売価格:123,100 円(税込) ~
※最低価格構成にするには日本語配列(かなあり/バックライトなし)をお選び下さい。
13.3型サイズをほとんど変えることなく、
14.0型ディスプレイを搭載した小型・軽量モデル
関連マンガ:VAIO SX14 2021年モデルの特徴や前機種との違いを御紹介
ソニーストアで販売中の VAIO については
こちらから御参照をお願い致します。
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