ソニーのノイキャン対応ワイヤレスヘッドホン WH-CH720N の実機レビュー
ノイキャン対応ワイヤレスヘッドホン WH-CH720N が発売
ソニーからノイズキャンセリング対応の
ワイヤレスヘッドホン WH-CH720N が
2023年3月3日(金)に発売となっています。
前機種の WH-CH710N が前々機種の WH-CH700N と比べて
ちょーっと残念な感じになっていたのですが
新商品の WH-CH720N はその辺りを解消した上で
全体的に良くなっているかと思います。
高いノイズキャンセリング性能で人気のWH-1000XM5 や
WH-1000XM4 の販売価格が高くなったこともあり
WH-CH720N はコストパフォーマンスが非常に良いので
ソニーのヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホンの中では
オススメのモデルになっていますよ。
バッテリー持続時間はノイキャンON時で最長35時間、
ノイキャンOFF時で最長50時間の音楽再生が可能で
3分の充電で約1時間/10分の充電で約4.5時間の
音楽再生が可能なクイック充電に対応となっているので
余裕を持って使って頂けるかと思います。
付属のヘッドホンケーブルを使用して頂ければ
バッテリーが無くなった状態でも音声を楽しめますよ。
(電源OFF時はノイキャン/外音取り込みは使用できません)
ノイズキャンセリング性能が進化
少し良いノイズキャンセリング対応のヘッドホンでは
ヘッドホンの外側と内側の2つのセンサーマイクを搭載し
ノイズキャンセリング性能を高める
デュアルノイズセンサーテクノロジーという機能がありますが
WH-CH720N は前機種から引き継いで対応となっています。
(WH-1000XM4 とも同様の機能となっています)
そこは前機種と同じですが更に WH-CH720N では
ヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホンの最上位機種
WH-1000XM5 でも採用している「統合プロセッサーV1」を
新たに搭載することでノイズキャンセリング性能が
前機種と比べて一段階良くなっていますよ。
上位モデルと比べるとさすがに性能に違いはありますが
WH-CH720N の価格帯で考えればかなり優秀だと思います。
お手頃価格でノイズキャンセリング機能に対応した
ヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホンが欲しいなら
これを買っておけば OK といったモデルですね。
ソニーのノイキャンヘッドホン史上最軽量
WH-CH720N は質量約192gでソニーのヘッドバンド型の
ノイズキャンセリングヘッドホンにおいて
史上最軽量のモデルとなっています。(2023年2月22日時点)
デザインに関しても前機種から一新されていて
イヤーパッド部のクッションや表面素材が変更となり
ヘッドバンド部もスリムになったのと
頭頂部のクッションの厚みが増しているなど
軽い装着感や高品位な質感を実現しています。
フィードフォワードマイク部は
風ノイズを低減する構造となっているのですが
デザイン的にもワンポイントになっていて
個人的には好みの見た目ですね。
専用アプリを使うことで出来ることが増えた
前機種の WH-CH710N では非対応となっていた
専用アプリ「Headphones Connect」(Android / iOS)に
対応となったことで出来ることが段違いになっています。
DSEE で音質アップ
最近ではストリーミング再生などを楽しむ機会が
増えていると思いますが音源が圧縮されることで
高音域などのデータが失われていたりします。
WH-CH720N は専用アプリで DSEEをオンにすることで
圧縮音源の高音域などを補完することによって
より良い音で楽しむことが可能となっています。
(ただし DSEE をオンにするとバッテリーの消費が早くなります)
ちなみに「統合プロセッサーV1」は
高音質化にも寄与しているので
その辺りも含めて前機種より良い音を楽しむことが可能です。
ノイキャンや外音取り込みの設定
専用アプリを使うことで外音取り込みのレベルを
20段階で調整できたりノイズを抑えて人の声を取り込む
ボイスフォーカスの設定が可能となります。
また行動や場所を検出して自動で最適なモードに
切り替えるアダプティックサウンドコントロールが
使用できるようになるので便利に使って頂けますよ。
例えば電車に乗っている時はノイキャン ON や
お出かけ先の場所では外音取り込みを ON など
設定をしておくことで自動で切り替えてくれます。
イコライザーや「360 Reality Audio」
専用アプリを使用することでイコライザーの設定や
「360 Reality Audio」の最適化などが行えるので
楽しみ方が増えるかと思います。
マルチポイントの使用
2台の機器と同時に接続するマルチポイント機能も
専用アプリを使うことで利用することが可能になります。
テレワーク等でパソコンと接続しながら
スマートフォンとも接続が可能なので
いちいち切り替える必要もなく両立ができます。
テレワークにも活用できる高い通話性能
WH-CH720N は使用者の口元の声を拾いやすい
ビームフォーミング技術を採用した通話用マイクを搭載し
フィードフォワードマイクで声と騒音を区別することで
騒音を抑えて自分の声をクリアに伝えることが可能です。
ソニーのヘッドホン関連では2022年頃から
通話性能が非常に良くなっているので
騒音化で通話をされる場合は特にオススメとなっています。
ただこれって通話相手側がどう聞こえてるか教えてくれないと
ご使用されている機器が良いか悪いか分からないのですよね。
テレワークなどの音声通話をされる機会が増えている人は
通話性能に関してもチェックしてみて下さいね。
WH-CH720N のザックリまとめ
とにかくコストパフォーマンスが高いモデルです。
そこそこノイキャン性能や外音取り込みが良くて
そこそこお手頃の価格帯のモデルが欲しい人に
非常にオススメとなっていますよ。
本体のカラバリがブラック、ホワイト、ブルーということで
ウォークマン A300シリーズとの組み合わせも良さそうですね。
個人的にはウォークマン A300シリーズと組み合わせるなら
もう少しグレードが欲しいところとなっていますが
(ハイレゾ対応や LDAC対応クラス。WH-CH720Nは非対応)
とりあえずで使うには及第点といったところでしょうか。
WH-CH520 が同時発売となっていますが
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能に非対応で
イヤーパッド部が耳を覆うのではなく耳の上にのせる
オンイヤータイプとなっているのが主な違いです。
ということで ソニーのノイズキャンセリング対応
ワイヤレスヘッドホン WH-CH720N を宜しくお願い致します。
関連マンガ:ソニーのお手頃価格のワイヤレスヘッドホン WH-CH520 の実機レビュー
ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン
WH-CH720N 2023年3月3日 発売
ソニーストア販売価格:22,000円(税込)
10%OFFクーポン適応時:19,800円(税込)
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ソニー史上最軽量ワイヤレスノイキャンヘッドホン
※2023年2月22日時点
ワイヤレスヘッドホン
WH-CH520 2023年3月3日 発売
ソニーストア販売価格:7,700円(税込)
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関連マンガ:最大10万円分のソニーストアお買い物券が当たる2023年春のラッキー抽選会が開催
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関連マンガ:ソニーのポータブルオーディオを2台購入で最大8,000円のキャッシュバック
その他、ソニーのヘッドホンにつきましては
ヘッドホン公式サイトで御確認をお願い致します。
ソニーは、音質や装着性、通話品質を向上したヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホン『WH-CH720N』『WH-CH520』の2機種を発売します。
関連リンク:ソニーのヘッドホンの最新情報はこちら|Sony Comunication Space-uDa
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