Xperia 1 VI SIMフリーモデル XQ-EC44 がアップデートで Android16 に対応
Xperia 1 VI の SIMフリーモデル XQ-EC44 がソフトウェアアップデートで、
Android 16 へのバージョンアップが開始となりました。
アップデートを行っても気付かない機能もあるかと思いますので、
今回のアップデート後の新機能についてザックリと御紹介をしています。
目次
Xperia 1 VI が Android 16 へアップデート
Xperia 1 VI の SIMフリーモデル XQ-EC44 が、
ビルド番号「69.2.A.2.41」へのアップデートを行うことで、
Android 16 へのバージョンアップデートが可能となりました。
Xperia 1 VI の SIMフリーモデル XQ-EC44 のアップデートは
基本的には端末を使用していれば案内されているかと思いますが、
アップデート方法が分からない場合は公式サイトで御確認下さい。
Xperia 1 VI XQ-EC44 | ソフトウェア更新のお知らせ
Xperia 1 VI の SIMフリーモデル XQ-EC44 は2025年1月10日に公開された
ビルド番号「69.1.A.2.115」へのアップデートで Android 15対応になりましたが、
今回は その時以来の大きなアップデートになっています。
公開時点では公式ページのアップデート内容には
「Android 16対応 OSバージョンアップ」としか書かれておらず、
どこが変わったのかが分からないと思いますので
今回のアップデートで追加された新機能などをザックリ御紹介致します。
設定や表示などの細かな変更点につきましては、
Xperia 1 VI XQ-EC44 ヘルプガイド (Web取扱説明書) で御確認頂けます。
Android 16へのアップデート後の変更点
Android 16へのアップデート後の新たな機能
Android 16へのアップデート後の新たな機能をザックリ挙げると
- シャッターボタンでのスクリーンショット撮影に対応
- スクリーンショットが Ultra HDR に対応
- 画質設定に『おすすめ』が追加
- オーディオエフェクトの自由度が向上
- 画面をダブルタップをして通知を確認
- 持ち上げて通知を確認
- 設定に『モード』という項目が追加
といった感じになっているかと思います。
新たな機能の追加以外にも設定の項目が整理されていたりして、
一部機能の表示位置や名称などが変わっていたりしますよ。
「Xperia 10 VII」でシャッターボタンを短押しすると
スクリーンショットを撮影する機能が搭載されていましたが、
今回のAndroid 16へのアップデートを行うことで
「Xperia 1 VI」でも設定できるようになります。
従来だと「音量-」と「電源ボタン」の同時押しをして
スクリーンショットを撮影していたと思いますが、
シャッターボタンで出来るようになるので使い勝手が良くなりますね。
従来通りシャッターボタンを長押しした時は
カメラアプリの起動となっていて使い分けが可能となっています。
『設定 > システム > ジェスチャー > シャッターボタン』で
短押し・長押しの ON/OFF が可能となっていますよ。
尚、カメラアプリ使用時はシャッターボタン短押しで通常の撮影となるので、
スクリーンショットを撮影したい場合は従来の方法で可能です。
画質設定に『おすすめ』が追加
従来の画質設定は「クリエイターモード」と「スタンダード」の
2種類から選択となっていましたがアップデートを行うことで
「おすすめ」の設定を選択することが可能となります。
画像や映像を編集する人はクリエイターモードの使用がオススメですが
(スタンダード時でも特定のアプリで自動でクリエイターモードの切換が可能)、
編集する人でもガチガチに色味などを調整しない場合は
今回追加となった「おすすめ」でも良さそうですね。
『設定 > 画面設定 > 画質設定』
で設定が可能となっています。
尚、従来では「画面設定」にオワイトバランスの設定がありましたが、
「画質設定」の方に移動となっています。
オーディオエフェクトの自由度が向上
オーディオエフェクト(Dolby Sound、360 Upmix、DSEE Ultimate)設定で、
従来のカスタムでは「音楽アプリ」と「動画・その他のアプリ」が
共通の設定となっていましたがアップデートを行うことで、
それぞれ個別で選択することが可能となります。
『設定 > 音設定 > 再生音質 > オーディオエフェクト』
で設定が可能となっています。
画面をダブルタップをして通知を確認
スリープ時に電源ボタンを押すことなく画面をダブルタップをすることで、
時刻や通知の確認が出来るようになる設定が追加されています。
机にスマートフォンを置いて作業している時とかに
手軽に確認できるようになるのが良いですね。
『設定 > システム > ジェスチャー > 画面をダブルタップをして通知を確認』
で設定が可能となっています。
持ち上げて通知を確認
電源ボタンを押すことなく本体を持ち上げることで
時刻や通知の確認が出来るようになる設定が追加されています。
こちらは画面側を下向きにしてスマートフォンを置く人に
オススメの設定になるでしょうか。
『設定 > システム > ジェスチャー > 持ち上げて通知を確認』
で設定が可能となっています。
スクリーンショットが Ultra HDR に対応
スクリーンショットが Ultra HDR に対応となります。
といっても画面に Ultra HDR の画面を表示している時だけなので
普段使いで活用できるシーンはあまり思いつかないですね。
(画像そのものを保存するかと思うので)
一応 HDR対応の動画のスクリーンショット時にも
Ultra HDR での保存にはなっているようですが。
他にも細かな変更や追加があるかと思いますが、
ザックリとした新機能はこんな感じになっているかと思います。
設定メニュー内の表記が変更
今回のアップデートでの変更点は設定メニュー内の表記や
表示位置が変更されたのが主な変更点となっていて、
特に大きな機能の追加などはありません。
設定メニュー内の表記の変更に関しては
| 変更前 (Android 15) |
変更後 (Android 16) |
| テザリング | アクセス ポイントとテザリング |
| Wi-Fiテザリング | Wi-Fi アクセス ポイント |
| 機器接続 | 接続設定 |
| 新しい機器とペア設定する | 新しいデバイスとペア設定 |
| 機器名 | デバイス名 |
| 標準のアプリ | デフォルトのアプリ |
| 通知音 | デフォルトの通知音 |
| アラーム音 | デフォルトのアラーム音 |
| 充電開始音 | 充電時の音とバイブレーション |
| タッチ操作音 | タッチ / クリック操作音 |
| 画面消灯 | 画面自動消灯 |
| 言語 | 言語と地域 |
| ロックNo. | PIN |
| 指紋設定 | 指紋 |
| パスワード、パスキー、アカウント | パスワードとアカウント |
| 緊急情報と緊急通報 | 安全性と緊急情報 |
といった感じで表記が変更されていたりしますが、
見れば分かる程度の変化なので特に問題は無いかと思います。
あとは電話アプリの表示も変更となっているようですが、
こちらも直観的に分かる程度だと思うので問題は無いかと思います。
設定メニュー内の表示位置の変更
一部の設定や情報の表示位置が変更となっていて、
変更された主な項目としては
- バッテリー情報
- サイドセンス
- マルチ画面と操作の活用ガイドを見る
- かんたんホームの設定
- アプリ自動更新の設定方法の変更
といったところでしょうか。
バッテリー情報
バッテリー情報(バッテリーの状態)の確認方法は以前は
『設定 > デバイス情報 > バッテリー情報 』となっていましたが
『設定 > システム > デバイス診断 > コンポーネントの状態 > バッテリーの状態』
に変更となっています。
サイドセンス & マルチ画面と操作の活用ガイドを見る
「サイドセンス & マルチ画面と操作の活用ガイドを見る」は
以前は『設定 > 操作と表示』にあったのですが『操作と表示』が無くなった為、
『設定 > システム > ジェスチャー > サイドセンス』
に変更となっています。
従来通りに画面上部付近の右端にある「サイドセンスバー」からも
設定の呼び出しは可能となっています。
かんたんホームの設定
こちらも『操作と表示』が無くなった為に設定項目が移動となっていて、
『設定 > アプリ > デフォルトのアプリ > ホームアプリ > かんたんホーム』
に変更となっています。
初期設定時に「かんたんホーム」を選んでいる人は良いのですが、
後から設定しようと思うと少し難しくなっちゃいましたね。
アプリ自動更新の設定方法
従来は『システム > システムアップデート > アプリに切り替え > 設定』にあった
アプリの自動更新の設定が無くなっているので、
「Google Play」のアカウントの設定内にあるネットワーク設定から
アプリ自動更新の設定を行う必要があります。
各項目は頻繁に確認するものではありませんが、
少し遠回り?になった感じでしょうか。
設定メニューに『モード』が追加
従来は『設定 > 通知』に「サイレントモード」が用意されていましたが、
今回のアップデートで『設定 > モード』として機能が独立された形になっています。
「サイレントモード」は通知フィルタを設定することで、
特定の人物やアプリからの通知のみ受けるように設定が出来る機能です。
新しい項目『モード』で設定できる内容は
サイレントモード:通知のフィルタリング
おやすみ時間:就寝中(設定した時間)にフィルタを作動
運転:運転時にフィルタを作動
独自のモードの作成:設定した日時にフィルタを作動(複数設定可)
といったモードの設定が可能となっています。
基本的には従来の「サイレントモード」と同様の機能となっていて、
従来のスケジュール機能が上の階層に出てきたといった感じですね。
Xperia 1 VI アップデートのザックリまとめ
他にも細かな変更や追加があるかと思いますが、
ザックリとした変更点はこんな感じになっているかと思います。
先月に Xperia 1 VII も Android 16 にアップデートとなりましたが、
同様の内容が Xperia VI にも適応されるといった感じですね。
シャッターボタンのスクリーンショット撮影の対応や
スクリーンショットの HDR撮影の対応も適応されたのが嬉しいところでしょうか。
ということで Xperia 1 VI の Android16 へのアップデートのお話でした。
Xperia 1 VI の SIMフリーモデル XQ-EC44 のアップデート情報や
使い方や困った時などはサポートを御利用下さい。

Xperia 1 VI の SIMフリーモデル XQ-EC44 サポートページ
Xperia スマートフォン [SIMフリー]
Xperia 1 VI (XQ-EC44)
ソニーストア販売価格
RAM16GB/ROM512GB:218,900円(税込)
RAM12GB/ROM512GB:189,200円(税込)
RAM12GB/ROM256GB:179,300円(税込)
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2026年1月13日(火)まで開催となっています。
なので「Xperia スタミナ祭り」と「ラッキー抽選会」を利用することで
Xperia 1 VII SIMフリーモデルの販売価格が
- 12GB/256GBモデル:
184,600円~191,600円(税込) - 12GB/512GBモデル:
198,900円~205,900円(税込) - 16GB/512GBモデル:
214,300円~221,300円(税込)
になる計算となっていますよ。
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ソニーストアで Xperia 1 VII SIMフリーモデルを御注文時は
36回払いまで分割手数料が『0%』となっているのと、
24回払いまで分割手数料が『0%』の残価設定クレジットも
選択することが可能となっています。
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