2022年1月6日

CES2022 でソニーのテレビ BRAVIA 2022年モデルなどが発表されました

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ソニーが CES2022 に出展

2022年1月5日(水)から米国ネバダ州ラスベガスと
オンラインで開催となっている CES2022 に
ソニーが出展となっています。

ソニー公式：CES 2022出展について

『共に作る未来の新しいエンタテインメント』を
テーマーに様々な技術や取り組みなどを発表していますが
今回はソニーのテレビ　BRAVIA 2022年モデルが
発表されましたので簡単に紹介させて頂きました。

日本語字幕をONにして下さいね。

2022年6月10日に国内で BRAVIA 2022年モデルを発表、
2022年7月以降順次発売となっています。

新パネル採用有機ELテレビ、Mini LEDバックライト搭載液晶テレビなど、
全28機種の4Kテレビ発売　[ソニー公式]

BRAVIA 2022年モデルの液晶シリーズ

ということで BRAVIA 2022年モデルが発表されましたが
あくまでも海外での発表となっているので
国内ではモデルや仕様が異なる場合がありますので
（極端な話で言えば国内では発売されないなど）
その点については御理解頂ければ幸いです。

注目のポイントとしては上位シリーズの
パネル関連が従来モデルと大きな違いがあります。

液晶モデルでは8Kテレビの Z9Kシリーズと
4Kの X95Kシリーズの LEDの形式が
Mini LEDバックライトを新たに採用となっています。

Z9Kシリーズは認知特性プロセッサー「XR」を
新たに搭載となることで前機種からの進化が
一番大きくなるシリーズと言えますね。

Mini LED は従来モデルのLEDと比べて
1/100のサイズのLEDを敷き詰めたといった感じになり
バックライトを、より細分化することで
従来より輪郭やコントラストの描写が向上しています。

また従来のZ9＊シリーズに搭載していた
高度にLEDを制御する機能の進化版となる
XRバックライトマスタードライブを採用しています。

前機種の X95JシリーズのXRコントラストブースターの
（体感できるコントラストの表現力みたいな）
数値は『10』でしたが X95Kシリーズは『15』となり
約1.5倍向上していると言えます。
ちなみに Z9Kシリーズは『20』となっていますよ。

また前機種の X90JシリーズのXRコントラストブースターは
『5』でしたが X90Kシリーズでは『10』となり
画質面では X90Kシリーズと X95Jシリーズが
同じレベルになっていると言えるでしょうか。

注意したい点？として現行の BRAVIA XR の液晶モデルで
一番画面サイズが小さいのが XRJ-50X90J（50V型）でしたが
（PS5用で人気の高いモデルとなっていますね）
後継モデルの X90Kシリーズには50V型が無いようなので
高画質＆小型の液晶モデルを検討されている人は
ちょーっと気になるところでしょうか。
まぁ、まだ海外発表の段階ではありますが･･･

2022年モデルの前機種との大きな違いをピックアップ

Z9Kシリーズ（8Kテレビ）
　・Mini LED ＋ XRバックライトマスタードライブ
　・X1 Ultimate -> 認知特性プロセッサー「XR」
　　（「XR」搭載による各高画質機能や音響が向上）
　・BRAVIA CORE

X95Kシリーズ
　・Mini LED ＋ XRバックライトマスタードライブ
　・XRコントラストブースターが『10』から『15』に向上

X90Kシリーズ
　・XRコントラストブースターが『5』から『10』に向上
　・85V型が追加、50V型が削減

X85Kシリーズ
　・100Hzネイティブパネル採用
　・85V型が追加

X80Kシリーズ
　・75V型が追加

BRAVIA 2022年モデルの有機ELシリーズ

従来モデルでは A90シリーズと、A80シリーズの
2つのグレードとなっていましたが2022年モデルでは
A95Kシリーズ、A90Kシリーズ、A80Kシリーズの
3つのグレードに分かれています。

A95Kシリーズは新しパネル QD-OLED を採用となり
A90Jシリーズなどと比べて色の明るさが
最大で200％の向上となっているのが大きな特徴です。
画面サイズは65V型と55V型が発表されていますね。

でもってA90Jシリーズの後継だと思われた
A90Kシリーズは48V型と42V型の2モデルが発表となり
小型なモデルということで A9Sシリーズの
後継モデル的な位置づけにもなっている感じでしょうか。

PS5用の高画質＆小型モデルを望む声が多いので
受け入れられるかがポイントとなりそうですね。
ちなみに海外の公式でもゲーム向けっぽい
表記がされていたりしますよ。

A80Jシリーズの後継モデルの A80Kシリーズは
XR OLED Contrast が上位のA90Jシリーズと同等の
『Pro』付きになっているので画質面では
A80KシリーズがA90Jシリーズに近づいているかな
といった印象でしょうか。

2022年モデルの主な特徴をピックアップ

A95Kシリーズ（NEW）
　・QD-OLEDパネルを採用
　　（従来モデルと比べ色の明るさが最大200％向上）
　・65V型と55V型

A90Kシリーズ
　・48V型と42V型
　・小型化に伴いA90Jシリーズと比べ音響関連は弱くなっている？
　　（詳しい仕様が確認できないので予想です）

A80Kシリーズ
　・XR OLED Contrast が XR OLED Contrast Pro に向上
　・A80Jシリーズと同様に77V型、65V型、55V型

BRAVIA 2022年モデルの発売日に関して

気になるのが発売日だと思いますが
ここ5年間のプレスリリース日と発売日を挙げると

　2021年モデル：2021年4月12日発表／4月24日～7月に順次発売
　2020年モデル：2020年4月2日発表／4月18日～7月に順次発売
　2019年モデル：2019年4月23日発表／5月25日～7月に順次発売
　2018年モデル：2018年5月8日発表／6月9日～6月23日に順次発売
　2017年モデル：2017年5月8日発表／6月10日～6月24日に順次発売
となっています。

上記から考えれば発表時期は例年通りであれば4月辺りで
発売日はメインのモデルで5月頃からといった感じでしょうか？

2022年6月10日に国内で BRAVIA 2022年モデルを発表、
2022年7月以降順次発売となっています。

新パネル採用有機ELテレビ、Mini LEDバックライト搭載液晶テレビなど、
全28機種の4Kテレビ発売　[ソニー公式]

その他のソニーの CES2022 について

とまぁ BRAVIA 2022年モデルをメインに
簡単に見てきましたが上位モデルに関しては
画質面の進化が期待できますね。

その他には BRAVIA CAM という専用のカメラオプションで
使い勝手が良くなるかなといった印象でしょうか？
ひと昔前のソニーのテレビにはカメラ搭載モデルが
ありましたが一周回って戻ってきたって感じですね。

ソニーがEV（電気自動車）事業に本格的に検討

その他、CES2022で気になったところと言えば
ソニーの電気自動車の VISION-S が
新会社「ソニーモビリティ株式会社」を設立し
事業化を進めるといったところですね。

登場したときは事業化は考えてないみたいな感じでしたが
やっぱりそう来たかと思った人も多いのではないでしょうか。
ソニーの電気自動車が今度どうなるか注目したいですね。

関連リンク：ソニー VISION-S 公式サイト

PlayStation VR2 が登場

あとは PlayStation VR2 の登場なんかも
個人的には気になるところです。
まぁ、これに関してはコンテンツも重要ですよね。

　ディスプレイ方式：4K HDR 有機ELディスプレイ
　パネル解像度：左右の目それぞれに2000×2040の映像を表示
　パネルリフレッシュレート：90Hz、120Hz

PlayStation.Blog：PlayStation VR2 および PlayStation VR2 Sense コントローラー

ソニーの CES2022 についてザックリまとめ

CES2022 で密かに期待していたのが
ウォークマン 2022年モデルですね。
去年の秋頃にはウォークマン WM1 の後継機と言われる
リーク画像が出回ったりしていましたが
年末には信憑性の高いFCC情報なんかも出てきたので
（アメリカ合衆国の米国連邦通信委員会の認証）
タイミング的に発表があるかもと思ったのですが
残念ながらありませんでしたね･･･

BRAVIA 2022年モデルに関しては国内で発表された際に
また詳しく御紹介をしたいと思います。
最初にも書いていますが現段階では海外情報なので
国内発売時には内容が異なる可能性があります。

ということですが、2022年に発売されるソニーの新商品を
楽しみに待ちたいと思います。

ソニー BRAVIA公式ページはこちらから