2022年9月21日

Xperia 1 IV 専用ゲーミングギア『 Xperia Stream (XQZ-GG01)』の実機レビュー

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Xperia 1 IV専用のゲームングギア Xperia Stream XQZ-GG01の実機レビュー

単体販売よりお得に購入できる Xperia 1 IV Gaming Edition

Xperia 1 IV 用ゲーミングギア『XQZ-GG01』

Xperia 1 IV 用ゲーミングギア『XQZ-GG01』が
2022年10月14日(金)に発売となっています。
今回は発売日前ですが実機レビューを御紹介させて頂きました。

商品の名称は『Xperia Stream for Xperia 1 IV』で
Xperia 1 IV に装着することで送風による冷却と
各種接続端子の搭載による拡張性を実現する商品で
ゲームプレイに適したデザインを採用となっています。

『XQZ-GG01』は Xperia 1 IV 本体のバッテリーだけでの
駆動も可能となっていますよ。
（『XQZ-GG01』にはバッテリーは内蔵されていません）

ちまたでは Xperia のゲーミングスマホが
発売されたとか言われていたりしますが
ただの Xperia 1 IV 用の周辺機器ですね。

でもって高いとか言われているのですが
Xperia 1 IV と XQZ-GG01 のセット商品は
割と良心的？な値段で同梱となっています。
（Xperia 1 IV 本体が高いだけですね）

ちなみに同じサイズの Xperia 1 III にも
装着が出来るのですが認識をしてくれないので
使用することは出来ませんでした。
（アップデートで使えるようになって欲しいところ）

Xperia Stream の冷却性能について

XQZ-GG01 は本体背面にファンを搭載していて
スマートフォンの背面はもちろんですが
側面や前面にも風が送られる構造となっているので
本体全体を冷却することが可能となっています。

これにより背面の一部をペルチェなどで冷却するより
熱によるフレームレートの低下などを抑えることが可能で
長時間でも快適なゲームプレイを行って頂けます。

実際に XQZ-GG01の有る無しで各30分ほどゲームをしてから
熱を比べてみましたが無しの場合はそこそこ温かいって感じで
XQZ-GG01を装着時はほんのり温かいという感じでした。
通常使用を考慮してファンの回転速度を AUTO で試しましたが
マニュアルにして回転速度を上げれば
更に冷却効果を上げられるかと思います。

ちなみに意外と Xperia 1 IV のみでも従来に比べて
熱くなりにくいのかなといった印象ですね。

冷却機能としては納得の効果があるかと思いますが
ファンの音が思っている以上に大きいかと思います。
回転数の中間辺りでそこそこ耳につく音なのですが
最大付近までいくとかなりうるさく感じますね。

まぁまぁ気になる音なので使用する際は
ヘッドホンやイヤホンの使用が推奨になるかと･･･

Xperia Stream のデザインについて

デザインについてはプロの eスポーツチーム
SCARZ との共同開発となっていて
4本指と5本指のどちらの持ち方でも
手になじんで滑りにくい形状を採用となっています。

重さは Xperia 1 IV が約185g（SIMフリーモデル）で
XQZ-GG01 が約142gということで合計約327gとなります。
PS5専用コントローラーが約280gということで
個人的にはそこまで重くは感じないかなといった印象です。

また XQZ-GG01 を装着時は程よい厚みがあるのと
指の置き場に余裕があるので持ちやすくなっているので
スマートフォン本体だけを持つのと比べると
重量は増えますが指が疲れにくくなるかと思います。

Xperia 1 IV はゲームエンハンサーによる
『HSパワーコントロール』に対応しているので
（バッテリーを介さず給電を行い熱の発生を抑制）
給電をしながらのプレイにも適しているのですが
横持ちの場合は接続したUSBケーブルが邪魔となり
ゲームのプレイ自体がしにくくなるのですよね。

そんな中 XQZ-GG01 を装着することで横持ち時は
接続したケーブルや有線ヘッドホンのケーブルが
邪魔にならなくなるのも大きなポイントとなります。

Xperia Stream の接続端子について

XQZ-GG01 に搭載している接続端子は
　・3.5mmオーディオジャック
　・HDMI端子（4K 60Hz／1080p 120Hz 出力）
　・LAN端子
　・給電用USB Type-C端子
となっています。

HDMI端子は4K 60Hz／1080p 120Hz 出力に対応なので
モニターと接続しての大画面での表示や
キャプチャーボードと接続することで
120fpsの高画質映像でのライブ配信などが可能になります。
（出力先の環境によって実際の出力とは異なります）

またLAN端子を搭載しているので有線接続での
Ping値の小さい安定した通信環境で
ゲームのプレイを行って頂くことが可能となります。

接続端子については USB Type-C ハブを使えば
同じような接続が可能となりますが
先程のケーブルがプレイの邪魔になるという話ですね。

Xperia Stream for Xperia 1 IV のザックリまとめ

『Xperia Stream for Xperia 1 IV』は
ゲーミングギア単体（XQZ-GG01）での販売と
Xperia 1 IV とゲーミングギアのセット商品となる
『Xperia 1 IV Gaming Edition』が用意されています。

ゲーミングギア単体（XQZ-GG01）の販売価格は
23,100円(税込)となっているのですが
Xperia 1 IV とゲーミングギアのセット商品となる
『Xperia 1 IV Gaming Edition』は14,300円(税込)で
付属となる計算なので単体で購入するよりオトクになっています。

専用冷却ファン、持ちやすくするアタッチメント
USB Type-C ハブをひとまとめにした商品ということで
23,100円(税込) だとちょーっと高い感じで
14,300円(税込) ならまぁまぁ納得できるって感じでしょうか。
特に LAN端子とHDMI端子を利用する人には
オススメの商品になるかと思います。

あと、使ってみて思ったことは
Xperia 1 IV に XQZ-GG01 を接続したまま放置すると
スリープモードでもシャットダウンしていても
（スリープモード中のファンの回転がOFF設定でも）
もりもりバッテリー残量が減っているのですよね。
なので XQZ-GG01 を使用しない時は
Xperia 1 IV を外すことをオススメ致します。

ということで Xperia 1 IV 用ゲーミングギア『XQZ-GG01』
『Xperia 1 IV Gaming Edition』を宜しくお願い致します。
当店店頭にて発売前の先行体験も可能となっていますよ。