Xperia 1 IV SIMフリーモデルの特徴と Xperia 1 III やキャリアモデルとの違い
Xperia 1 IV SIMフリーモデルが発売
Xperia 1 IV SIMフリーモデルが
本日 2022年9月16日(木)に発売となりました。
キャリアモデルの発売日が2022年6月だったので
最近のSIMフリーモデルの発売日としては早かったですね。
Xperia 1 III と比べるとカメラ機能が
かなり強化されているといった印象でしょうか。
スペックだけを見ても気が付きにくい変更も多いので
その辺りも御紹介していきたいと思います。
追記:Xperia 1 V SIMフリーモデルが発売となりました。
関連マンガ:Xperia 1 V SIMフリーモデルの特徴と Xperia 1 IV やキャリアモデルとの違い
Xperia 1 IV SIMフリーモデルとキャリアモデルの違い
SIMフリーモデルとキャリアモデル(通信事業者モデル)は
何が違うのか気になるかと思いますので
主な違いを御紹介したいと思います。
モデル | Xperia 1 IV (SIMフリーモデル) |
Xperia 1 IV (キャリアモデル) |
5G通信 | sub6 | sub6・ミリ波 |
RAM | 16GB | 12GB |
ROM | 512GB | 256GB |
となっていて、その他は同等といった感じになっています。
5G通信は『sub6』と『ミリ波』の形式がありますが
キャリアモデルでは両方に対応となっていて
SIMフリーモデルでは『sub6』のみ対応となっています。
『sub6』の方が一般的なものとなっていて
『ミリ波』に関しては局所的な扱いが多いのですが
(特定の施設内やイベント会場等での利用)
『ミリ波』の利用を考えておられる場合は
SIMフリーモデルでは非対応なので御注意下さい。
また RAMとROMに関してSIMフリーモデルの方が
容量が大きいのも大きな特徴となっています。
RAMが多いことで動作の安定性や高速化に繋がりますし
microSDメモリーカードに対応していますが
本体のROM容量が多いのも使い勝手が良いですよね。
あと Xperia 1 III ではSIMフリーモデルだけが
デュアルSIM(nano SIM×2)に対応となっていましたが
Xperia 1 IV はSIMフリーモデルもキャリアモデルも
『nano SIM + eSIM』のデュアルSIMに対応となって
従来のSIMフリーモデルのアドバンテージが
ひとつ減っているのが残念ポイントでしょうか。
eSIMに対応となっている点に関しては
乗り換えなどがスムーズに行える点を考えると
最近の流れに乗ってきているかなといった印象です。
『Xperia 1 IV』と『Xperia 1 III』の違い
『Xperia 1 IV』のSIMフリーモデルが発売とのことで
気になるのが『Xperia 1 III』との違いになるかと思いますので
まずは比較表を御紹介したいと思います。
モデル | Xperia 1 IV (SIMフリーモデル) |
Xperia 1 III (SIMフリーモデル) |
SIM | SIMフリー/デュアルSIM対応 (nano SIM + eSIM) |
SIMフリー/デュアルSIM対応 (nano SIM + nano SIM) |
5G通信 | sub6 (n3,n28,n41,n77,n78,n79) |
sub6 (n3,n28,n77,n78,n79) |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL / 4K (1644×3840) (Xperia 1 IV は最大輝度が約50%向上) |
|
ディスプレイ | 21:9 ディスプレイ・HDR対応・120Hz駆動対応 (Xperia 1 IV は HDRドライブを搭載) |
|
外形寸法 | 約 幅71×高さ165×厚さ8.2 mm | |
重量 | 約185g | 約186g |
バッテリー容量 | 5000mAh | 4500mAh |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform |
Snapdragon 888 5G Mobile Platform |
内蔵メモリー | RAM 16GB/ROM 512GB (キャリアは 12GB/256GB) |
RAM 12GB/ROM 512GB (キャリアは 12GB/256GB) |
外部メモリー | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)対応 | |
メインカメラ | 16mm:約1220万画素/F値2.2 24mm:約1220万画素/F値1.7 85mm:約1220万画素/F値2.3 125mm:約1220万画素/F値2.8 (85mmと125mmは可変式) |
16mm:約1220万画素/F値2.2 24mm:約1220万画素/F値1.7 70mm:約1220万画素/F値2.3 105mm:約1220万画素/F値2.8 (70mmと105mmは可変式) |
カメラ備考 | 85mm~125mm間も光学ズーム | 70mm~105mm間はデジタルズーム |
フロントカメラ | 有効画素数約1220万画素/F値2.0 | 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
カメラ機能1 | 3D iToF センサー搭載 ZEISS lens T* coating リアルタイムトラッキング |
|
カメラ機能2 | 120fps読み出し / リアルタイム瞳AF 最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写 最大60回/秒のAF/AE演算 (Xperia 1 IV は背面の3つのレンズが対応) (Xperia 1 III は広角24mmレンズのみ対応) |
|
カメラアプリ | Photography Pro Cinematography Pro Videography Pro |
Photography Pro Cinematography Pro |
手ブレ補正 | FlawlessEye対応 光学式+電子式のハイブリッド (広角レンズ、望遠レンズのみ) |
|
オーディオ | ステレオスピーカー (Xperia 1 IV は低音域の音圧を20-50%向上) 3.5mmオーディオジャック(Xperia 1 IV は経路の短縮と強化) |
|
オーディオ | Dolby Atmos / ハイレゾ・ハイレゾワイヤレス / LDAC / DSEE Ultimate / 360 Reality Audio / 360 Upmix(名称変更) |
|
録音アプリ | Music Pro | ダウンロード可能 |
ゲームエンハンサー | 各種機能・画質・音質・録画の設定 240Hzの残像低減 / 240Hzのタッチ検出 など |
|
ゲーミングギア | XQZ-GG01対応 | — |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi6 | |
Bluetooth | ver.5.2 | |
耐久性 | Corning Gorilla Glass Victus (両面) | Corning Gorilla Glass Victus (前面) Corning Gorilla Glass 6 (背面) |
防水/防塵 | 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X) | |
その他 | ワイヤレス充電 / おすそわけ充電 / BRAVIA CORE おサイフケータイ / 指紋認証 |
|
その他 | — | Googleアシストボタン搭載 |
販売価格 | 174,900円(税込) | 129,800円(税込) |
2022年11月30日(水)までは発売記念として
『Xperia 1 IV』を購入で15,000円の
キャッシュバックキャンペーンが開催中です。
『Xperia 1 IV』は カメラ機能が大幅に進化
『Xperia 1 IV』と『Xperia 1 III』の違いとしては
カメラ機能の進化が一番大きいかと思います。
85㎜と125㎜の可変式望遠レンズ搭載
『Xperia 1 III』で搭載の 70mmと105mmの可変式望遠レンズが
85mmと125mm に進化をして、より望遠に強くなりました。
また『Xperia 1 III』では71mm~104mmの間は
デジタルズームになっていたのですが
『Xperia 1 IV』の86mm~124mmの間は
光学ズームとなっているので
単に望遠に強くなっただけではありませんよ。
実際にそこまで細かく設定するシーンは
少ないかもしれませんが嬉しいポイントだと思います。
ただ望遠レンズのイメージセンサーのサイズが
『Xperia 1 III』では 1/2.9型となっていましたが
『Xperia 1 IV』では 1/3.5型にサイズダウンしているのが
残念なポイントになっています。
トリプルレンズの機能が進化
Xperia のカメラの特徴などを見てみると
・120fps高速読み出し
・リアルタイム瞳AF
・最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写
・最大60回/秒のAF/AE演算
とか大きく書かれている訳ですが
上記機能については『Xperia 1 III』はトリプルレンズの中で
広角レンズ(24mm)のみ対応となっています。
(超広角と望遠は最高10コマの連写や最大30回の演算)
でもって『Xperia 1 IV』では上記の機能が
超広角・広角・望遠の3つのレンズ全てで
対応となったので、より使いやすくなっています。
フロントカメラも進化
フロントカメラのスペックについても
Xperia 1 III:1/4インチ / 約800万画素 / F値2.0
Xperia 1 IV:1/2.9インチ /約1220万画素 / F値2.0
ということでイメージセンサーの大型化と高画素化により
自撮りも より高画質で撮影できるようになっています。
カメラアプリ『Videography Pro』
『Xperia PRO-I』で初搭載となった動画撮影向けのアプリ
『Videography Pro』が『Xperia 1 IV』にも搭載となり
VLOG撮影などにも最適となっています。
『Videography Pro』を使用することで
『Xperia 1 III』では非対応となっている
・4K 120fpsの動画撮影
・動画撮影時のオブジェクトトラッキング
・動画撮影時の瞳AF
などに対応となっています。
動画撮影に適したUIで使いやすくなっていたり
Xperia単体でYouTubeでのライブ配信も手軽に行えますよ。
『Xperia 1 IV』は オーディオ周りも進化
カタログスペックでは分かりにくい部分ですが
『Xperia 1 IV』は オーディオ周りも進化をしています。
ドライバーとエンクロージャーの構造を新たに見直した
新しいスピーカーユニットを採用していて
『Xperia 1 III』と比べて低音域の音圧が20%~50%向上し
ベースやバスドラムなどの迫力が増していますよ。
また 3.5mmのイヤホンジャックも搭載していますが
回路基板上のヘッドホンアンプからイヤホンジャックまでの
信号・グラウンドの経路を『Xperia 1 III』と比べて
大幅に短縮・強化することで音質が向上しています。
Xperia 1 IV専用のゲーミングギアが発売
Xperia 1 IV専用のゲーミングギア
『Xperia Stream for Xperia 1 IV』が
2022年10月14日(金)に発売となっています。
ゲーミングギア単体(XQZ-GG01)での販売と
Xperia 1 IV とゲーミングギアのセット商品となる
『Xperia 1 IV Gaming Edition』が用意されています。
ゲーミングギア単体(XQZ-GG01)の販売価格は
23,100円(税込)となっているのですが
Xperia 1 IV とゲーミングギアのセット商品となる
『Xperia 1 IV Gaming Edition』は14,300円(税込)で
付属となる計算なので単体で購入するよりオトクになっています。
『Xperia Stream』は冷却機能と配信機能を搭載した
オプション商品となっていて Xperia 1 IV に装着することで
送風によりXperia本体を効率的に冷却が可能となります。
また『Xperia Stream』は3.5mmオーディオジャックと
HDMI / LANポート / USB Type-C を搭載となっていて
給電しながら有線接続による安定した通信環境の実現や
HDMIケーブルによる映像出力に対応となります。
そう言えば Xperia 1 IV SIMフリーモデル の発表時に
この専用ゲーミングギアも発表された訳ですが
Xperia のゲーミングスマホが発売されたといった内容が
世の中に出回っていたのに違和感を感じました。
『いやこれ、単なる周辺機器でしょ』みたいな。
『Xperia Stream』については今回はこの程度で
また後日に実機でのレビューを御紹介したいと思います。
関連マンガ:Xperia 1 IV 専用ゲーミングギア『 Xperia Stream (XQZ-GG01)』の実機レビュー
発売記念キャンペーンなどでお得に購入
販売価格が174,900円(税込)となっているのですが
2023年1月31日(火)までは発売記念として
15,000円のキャッシュバックキャンペーンが
開催となっているので159,900円(税込)の計算となります。
普段ソニーストアでお買い物をされているお客様は
ご愛顧感謝クーポンなどの お得なクーポンを使用して
更に安く購入が出来たりしますよね。
Xperia 1 IV SIMフリーモデル発売記念キャンペーン
Xperia 1 III SIMフリーモデルが129,800円(税込)なので
価格差は約3万円の計算になるということで
使用用途に応じて選びたいところでしょうか。
特にカメラ機能を重視される人は Xperia 1 IV の方が
使い勝手が良くなっているかと思います。
今ならソニーストア 2022 秋のラッキー抽選会!が
2022年10月31日(月)の10時まで開催となっています。
エントリーするだけで即座に抽選が行われて
翌日以降に使用が可能となる最大5,000円分の
ソニーストアお買い物券がプレゼントとなりますよ。
(ソニーストア直営店では当日の利用が可能)
ちなみに5,000円分は20分の1の確率なので
運試しにも挑戦してみて下さいね。
関連マンガ:最大5,000円分のソニーストアお買い物券が当たる秋のラッキー抽選会が開催
Xperia 1 IV SIMフリーモデルのザックリまとめ
『Xperia 1 IV』が発表時は20万円くらいするイメージだったので
キャッシュバックキャンペーン等を考慮すると
少し安く思ってします魔法にかかりますね。
今年はソニーでも4月と9月に一部商品の値上げをしましたが
Xperia は値上げの波にのまれていないようで
従来通りの価格帯というのがホっとしました。
進化内容としてはカメラ機能が結構大きく
その他は順当といった感じでしょうか。
カメラ機能を重視しない人は価格帯と機能の違いから
Xperia 1 III SIMフリーモデルと どちらを選ぶのか
少し悩みそうな差になっているかと思います。
(キャッシュバックありきでの比較となりますが)
ということですが Xperia 1 IV SIMフリーモデルを
宜しくお願い致します。
あなたのクリエイティビティを解き放つ、フラッグシップXperia
Xperia 1 IV SIMフリーモデルと XQZ-GG01 のセット商品
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関連マンガ:Xperia 1 III の SIMフリーモデルの特徴と Xperia 1 II やキャリアモデルとの違い
ソニーストアでは Xperia SIMフリーモデルの
ご購入をしっかりサポート!
故障・水濡れ・全損など、いざというとき交換機を
お届けする『あんしんをお届け Xperia ケアプラン』や
スマホあんしん買取サービスなどを御提供しております。
分割払手数料『0%』の残価設定クレジット
ソニーストアで Xperia SIMフリーモデルを注文時に
お支払い方法に分割払手数料が『0%』の
残価設定クレジットが選択できるようになっています。
残価設定クレジットとはザックリと言えば
2年間のレンタル契約をして期間終了後に
返却するか買取りをするかを選べるって感じです。
参考に Xperia 1 IV SIMフリーモデルの場合は
Xperia 1 III | 174,900円(税込) |
1回目のお支払い | 7,700円 |
2回目~24回目の お支払い |
月々5,400円 |
24回目までの お支払い総額 |
131,900円 |
25回目 | 買取り時:43,000円のお支払い 本体返却時:お支払い不要 (本体等の状態によっては請求あり) |
といった感じになっています。
なので最終的に2年間 131,900円(税込)でレンタルするか
分割手数料0%で購入するかを選べるってことになります。
通常の分割払いと お支払いの総額は同じとなりますが
月々のお支払額が少し安く抑えることが出来て
25回目のお支払額が高くなるのが違いとなりますね。
また2年後に下取りを出す可能性が高い場合は
2年後に通常の下取りが43,000円以上の場合は返却せずに
買い取ってから通常の下取りに出すことも出来るので
お得な方を選ぶことができるのがポイントとなります。
注意点としては残価設定クレジットを利用して
返却する場合も通常の下取りと同様に査定が行われ
本体の状態などが悪ければ減額(請求)されますので御注意下さい。
Xperia SIMフリーモデルの残価設定クレジットについて
ソニーは、5G※1フラッグシップスマートフォン『Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マーク フォー)』のSIMフリーモデルを国内向けに9月16日(金)に発売します。
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