ソニーの4K/160Hz対応のゲーミングモニター INZONE M9 II の特徴や進化点
ソニーのゲーミングギアのブランド INZONEシリーズに
4K 160Hzの表示に対応した INZONE M9 II が発売となっています。
前機種の INZONE M9 と比べるとリフレッシュレートが少し向上し、
残像低減技術や24.5インチモードなどが追加されて
スタンドの形式が変更となったのが主な進化点となるでしょうか。
目次
4Kゲーミングモニター INZONE M9 II
ソニーから4Kゲーミングモニター INZONE M9 II が
2024年10月25日(金)に発売となっています。
ちなみに型名としては『SDM-27U9M2』となっていますよ。
INZONE M9 II は2022年7月8日に発売となった INZONE M9 の
後継モデルとなっているので約2年ぶりの発売となっています。
画面サイズは人気の高い 27インチを採用となっていて、
4K UHD(3840×2160)の解像度ながら最高160Hzのリフレッシュレートに
対応となっているのが大きな特徴となっています。
またゲーミングモニターということで各種設定や
「ゲームアシスト機能」に対応となっているのも大きな特徴です。
4K/160Hz対応でスムーズに表示
Displayportでの接続時は4K解像度(3840×2160)での
リフレッシュレート「160Hz」に対応ということで
1秒間に160フレームを表示することが可能となっていて、
HDMI接続時では「144Hz」に対応となっているので
対応コンテンツのスムーズな表示が可能となっています。
ちなみに前機種ではDisplayport接続時が「144Hz」で、
HDMI接続時は「120Hz」までとなっていましたよ。
一般的なモニターは 60Hz対応のものが多いので
1秒間あたり2倍以上のフレームを表示できるということですね。
(パラパラマンガの枚数が多いといったイメージです)
更に INZONE M9 II は応答速度「1ms GTG」に対応で
可変リフレッシュレートに関しても VRR(HDMI2.1)と
「NVIDIA G-SYNC Compatible」に対応となっているので
残像感やチラつき、カクツキを低減することが可能です。
FPSでは映像がスムーズに表示されることで、
しっかりとエイムを追うことができるようになるので
本気で取り組みたい場合はリフレッシュレートにも
関心を持ちたいところだと思います。
あとスムーズに表示されるので画面酔いの防止にも効果があるかと思いますよ。
実際に 60Hz と 120Hz で画面をブンブン振って比べてみると
個人的には 60Hz の方が目が回ってくる感じがします。
なので目の疲れ具合にも関係しているかもしれませんね。
nvidia(GeForce)の公式でフレーム レートと
「K/D」の関係を数値化して紹介されていますので
興味のある人はチェックしてみて下さいね。
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YouTube では特に表示が無い場合は 30fpsまでで、
たまに 60fpsの動画を見るとヌルヌル動いているな
とか思うのですが 更にその2倍以上のヌルヌルさってことですね。
YouTube は最高 60fps までなので 160/144fps は実際に体験できませんが、
フレームレートの違いを解説している動画を見ると分かりやすいかと思います。
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- 【nvidia公式】高いフレーム レートが E スポーツに重要な理由
直下型LED部分駆動による高画質
INZONE M9 II は「直下型LED部分駆動」を搭載ということで、
一般的なLEDバックパネルと違い明るい部分と暗い部分の
メリハリのある高いコントラストを実現しています。
コントラスト比「80,000:1」でピーク輝度「750cd/m2」を実現していて、
HDR映像品質のグレードを示す「DisplayHDR600」を取得しています。
表示色域は DCI-P3カバー率 95%以上を実現していて、
10bit対応により滑らかなグラデーションの表示が可能で
最大表示色は10.7億色に対応となっています。
また INZONE M9 II は IPS方式の液晶を採用していますが、
新たにバックライトスキャニング技術によって残像を低減する
「モーションブラーリダクション機能」を搭載しています。
(前機種では非搭載の技術となっています)
従来では黒い画面を挿入して残像感を低減していましたが、
INZONE M9 II では直下型LED部分駆動を高精度に明滅させることで
明るさを損なうことなく残像感の低減を実現しています。
4K UHD(3840×2160)の高解像度に対応ということで、
FHD(1920×1080)の約4倍の細かささで表示できるのも
プレイシーンで優位なポイントになるかと思います。
INZONE M9 II のゲーミングアシスト機能
INZONE M9 II はゲーミングアシスト機能を搭載し、
ゲームを快適にプレイして頂くことが可能です。
設定するには PCソフトウェア「INZONE Hub」を使うか
モニターの「OSDメニュー」でも可能となっているので
PlayStation 5 (Pro) でも利用して頂くことが可能となっています。
24.5インチモード
本体は27インチなのですが eスポーツ大会では
24.5インチのディスプレイが使われることも多いということで、
24.5インチの表示に切り替え可能な「24.5インチモード」を搭載です。
「24.5インチモード」時は表示位置を中央寄りか下揃えかも
選ぶことが可能となっています。
ADAPTIVE-SYNC/VRP
入力信号に合わせて画面のリフレッシュレートが変化する
VRR(HDMI2.1)と NVIDIA G-SYNC の「ON/OFF」が選べます。
(チラつき・カクツキを抑制する機能)
挙動がおかしいようなら「OFF」にするくらいで普段は「ON」ですね。
ブラックイコライザー
暗い画面の視認性を良くする機能となっていて
「0%~100%」での調整が可能となっています。
PCや各アプリの設定でガンマ値などを調整しなくても
ディスプレイ側で手軽に設定することが可能です。
クロスヘア
モニターの画面の中央部に緑色と赤色の各数種類の
クロスヘア(照準マーク)を表示させることが可能です。
モニター上の表示なのでPCでのキャプチャーには表示されません。
クロスヘアを使うことで狙いを定めるのに有利になりますが
マルチプレイでは不公平を生み出すものとなるため、
ゲームタイトルによっては使用を禁止している場合もあります。
(公言しない限り分からないのでグレーゾーンですね)
タイマー
タイマー機能で試合経過時間の確認などが可能になります。
フレームレートカウンター
画面の左上にモニターのフレームレート(240Hzなど)を
リアルタイムで表示することが可能です。
モニター上の表示なので PCでのキャプチャーには表示されません。
PlayStation 5 (Pro) との連携機能
INZONE M9 II は PlayStation 5 (Pro) との連携機能も搭載で
「オートHDRトーンマッピング」に対応となっているので
PlayStation 5 (Pro) 本体のHDR調整を自動で最適化してくれます。
またコンテンツ連動画質モードにも対応となっているので
ゲームプレイ時は「ゲーム1モード」に自動で切り替えて、
映画を観る時は「シネマモード」に自動で切り替えてくれます。
(INZONEの「オート画質モード」をオンにする必要があります)
更に自由度が向上したデザイン
前機種の INZONE M9 は三脚式スタンドとなっていましたが、
INZONE M9 II は一本脚で円形の台座を採用となっています。
スイーベル(水平)は前後180度の回転が可能となっていて、
130mmの高さ調節と-5~25度のチルト角の調整が可能となっています。
前機種の INZONE M9 は回転が出来なかったのと高さ調整が70mmまでで、
チルト角も 0~20度までだったので使用感は向上しているかと思います。
尚、VESAマウント(幅100×高さ100mm)にも対応となっています。
INZONE M9 II のスペック表
画面サイズ |
27インチ |
パネルタイプ |
IPS液晶、アンチグレア |
解像度 |
3840×2160 (4K UHD) |
リフレッシュレート |
|
バックライト |
|
VESA DisplayHDR |
DisplayHDR600 |
ピーク輝度(HDR) |
750 cd/m2 |
ダイナミックコントラスト比(標準値) |
800,000:1 |
表示色域 |
95%以上(DCI-P3カバー率) |
最大表示色 |
10.7億色 |
表面処理 |
アンチグレア |
その他 |
ブルーライト軽減/フリッカー軽減 |
視野角(水平/垂直) |
178° |
内蔵スピーカー |
2W+2W |
入出力端子 |
|
スタンド |
|
消費電力(標準値) |
100W |
外形寸法 |
|
質量 |
|
ゲーミングモニター INZONE M9 II のザックリまとめ
INZONE M9 II は約2年ぶりの後継モデルとなっていますが、
リフレッシュレートの向上や新しい残像低減技術の搭載など
スペック的には通常進化といった感じになっているでしょうか。
後は地味に USB type-C 端子が無くなっているのが残念ポイントですね。
背面のライティング機能も無くなっていますが個人的には別にいいかなと。
前機種と同様に内蔵スピーカーは「2W+2W」ということで、
一応搭載してますよって程度となっています。
この辺りはゲーミング用ということでゲームプレイ時は
基本的にヘッドセットを使用することを想定しているため、
確認用程度に搭載してるといったところでしょうか。
デザインに関してはスタンド部分が一新されていてるのと
本体色がホワイト系からブラック系に変更されています。
個人的には前機種のデザインが好きだったので、
INZONE M9 II は一般的なデザインになったなといった印象です。
まぁまぁまぁ今回はデザインより実用性を重視したといった感じですね。
(前機種は実用性の観点から叩かれていましたからね・・・)
カラーリングに関しては PlayStation 5 との一体感が無くなったのが
個人的には少し残念なところでしょうか?
ブラックとホワイトの2色展開でも良かったかなと思ったりします。
後、気になるのは画質モードや24.5インチモードが増えていますが、
従来モデルもソフトウェアのアップデートで使えるようになると
ユーザー的には嬉しいと思うのですが どうなるのでしょうね。
同時に有機ELパネル搭載で480Hzの表示に対応の INZONE M10S が
発売となっているので有機ELモデルが欲しい人は御検討下さいね。
ということですがソニーの4Kゲーミングモニター
INZONE M9 II を宜しくお願い致します。
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