ソニーのAPS-C ミラーレス一眼カメラ 『α6700』 ILCE-6700 の特徴や前機種との違い

ソニーからミラーレス一眼カメラ『α6700』ILCE-6700 が
2023年7月28日(金)に発売となりました。
『α6700』はイメージセンサーが APS-Cサイズのモデルとなっています。

本体の性能や機能が飛躍的に進化をしてるということで、
商品の特徴や前機種の『α6600』との違いを御紹介しています。

 

ミラーレス一眼カメラ 『α6700』 ILCE-6700 が発売

ソニーからミラーレス一眼カメラ『α6700』
ILCE-6700 が2023年7月28日(金)に発売となりました。
『α6700』はイメージセンサーが APS-Cサイズのモデルで
前機種の『α6600』は2019年11月1日が発売日だったので
同系統のシリーズとしては約4年近くぶりの新商品です。

前機種から4年近く経っていることもあって
『α6700』は最新のミラーレス一眼カメラや
VLOGCAM、Cinema Lineカメラの機能を取り込むことで
ILCE-6700 と ILCE-6600 を比べると何から何まで
進化をしているといった感じになっているかと思います。

公式で次世代の APS-Cミラーレス一眼カメラと言うだけあって
前機種と比べても仕方がないレベルなのですが
今回は比較対象として『α6600』との違いも御紹介しています。

マンガ部分ではフキダシ内の青文字が前機種からの
進化点となっていた訳ですが青文字ばかりでしたよね。

 

ソニー公式 ILCE-6700 商品情報

 

 

有効約2600万画素イメージセンサーと最新の画像処理システム

『α6700』ILCE-6700 は有効約2600万画素(静止画時)の
APS-C裏面照射型 Exmor R CMOSセンサーを搭載となっています。
前機種では2420万画素だったので少し画素数が上がっています。
ちなみに Cinema Line カメラ『FX30』のイメージセンサーと
総画素数や静止画時の有効画素は同じ数値となっていますね。

イメージセンサーが進化をしていますが
最新の画像処理エンジン『BIONZ XR』を採用することで
前機種の ILCE-6600 で搭載していた『BIONZ X』と比べて
最大約8倍の高速処理能力を実現した結果、
画像処理の性能はもちろん機能の充実にも繋がっています。

 

常用ISO感度に関しては静止画時で最高32000となっていて
拡張時の数値等も含めて前機種と同等となっていますが
フルサイズの上位モデルで培った高度なアルゴリズムを継承し
露出制御や色再現性能の精度が向上することによって
画質的には前機種より良くなっています。
肌領域のAE制御なんかは前機種より約20%安定性が向上しています。

 

AIプロセッシングユニットを搭載した次世代のAFシステム

『α6700』は『α7R V』ILCE-7RM5で初搭載となった
AIプロセッシングユニットを搭載することで
AFシステムが前機種とは比較にならないほど進化をしています。

まぁまぁまぁ 難しい話は抜きにして
AIが被写体を認識することで非常に高いAF性能を実現しています。

 

ILCE-6700 の像面位相差AF点は759点となっていて
撮像エリアの約93%をカバーしています。
前機種で425点で約84%をカバーとなっていたので
広いエリアを更に細かく認識することが可能となっています。

コントラスト検出方式は25点となっていて
従来モデルの425点とくらべて激減しているのですが
『α7R V』ILCE-7RM5 でも同様の形式を採用しています。

これに関してはAIプロセッシングユニットなどにより
像面位相差の性能が非常に良くなったおかげで、
ほとんど そちらだけで大丈夫な状況となったので
数値的には25点と減っていますが進化点と言えるポイントです。

 

『α6700』ILCE-6700 のリアルタイム認識AF

『α6700』ILCE-6700 の一番の注目点といえば
リアルタイム認識AFになるのではないでしょうか。

従来の人、動物、鳥の認識精度がパワーアップしている他、
新たに昆虫、車、列車、飛行機に対応となっていて
こんなのを待っていたという人も多いかと思います。

『α7R V』ILCE-7RM5 のものですが
リアルタイム認識AFの参考動画が公開されています。

 

人物のリアルタイム認識AF

AIによって人物の認識能力が向上していて
人物の瞳の認識精度が前機種の ILCE-6600 と比べて
60%も向上しているという話ですね。

ILCE-6700では人物の姿勢を認識することが出来るので、
この辺りに瞳があるという前提で認識を行うため
瞳の認識精度が高くなっているといった感じでしょうか。
なので従来機と比べるとサングラスや帽子等を装着していても
瞳付近をしっかり追ってくれるような感じになっています。

あと瞳AF的な機能を搭載しているカメラがあると思いますが
撮影シーンによってはマブタやマツ毛あたりに
ピントが行くことが多かったりするようですが
ILCE-6700 はしっかりと『瞳』にピントが合いますよ。

 

動物・鳥・昆虫のリアルタイム認識AF

前機種でも動物の瞳AFに対応となっていましたが
ILCE-6700 では更に頭や体の認識が加わったのと
(『瞳』・『瞳/頭』・『瞳/頭/体』と部位設定が可能です)
従来は犬や猫をメインとした認識するものとなっていましたが
一部の草食動物や小動物なども認識するようになっています。

今までは被写体の動物が背中を向いたりすると
AFが迷ったりしていましたが その辺りも改善されていますね。

 

鳥については前機種では非対応となっていて
最近のモデルでは対応をしていたりするのですが
ILCE-6700 では認識できる鳥の種類や頭や体の認識に
新たに対応となっています。

野鳥の撮影なんかで木々の間にいる鳥を撮ろうとすると
枝や葉っぱなどにAFが奪われたりすると思いますが
そういった場合でも被写体認識を利用することで
今までと比べスムーズにピントを合わせやすくなるかと思います。

 

昆虫の認識にも対応となっていて
トンボや蝶々をはじめ、撮影したくなるような昆虫は
結構幅広く認識してくれるそうですよ。

昆虫に関しては瞳AFはないのですが
体全体はもちろん、先頭部や頭部付近を狙うことができるので
結果として瞳付近を撮影することも可能だと思います。

 

車・列車・飛行機のリアルタイム認識AF

車、列車、飛行機の認識が可能となっています。
それぞれ先頭部付近や全体を認識して追ってくれますよ。
ちなみに車と列車は一括りの設定になっているのと
飛行機はヘリコプターも認識してくれるそうです。

こちらに関しても街中などで他の物体や障害物に
囲まれているようなシーンでも認識設定をしておけば
被写体を優先して追ってくれるので一手間減ったり
ストレスのない撮影が可能になるかと思います。

突発的なシーンでも初動が早くなるので
一歩先のシャッターチャンスをモノにできるかと思います。

 

リアルタイム認識AFの優位点

普段撮影されている人は『普通に追えるけど?』
といった感じに思われるかもしれませんが
フォーカスエリアを設定していたり
経験で追えているというのもあるかと思います。

『目標をセンターに入れてスイッチ』といけば良いのですが
目的の被写体付近や前方に別の目立つ物体があると
そちらにAFが奪われてしまうことも多々ありますよね。
撮影する時間があればフォーカスをしなおせば良いのですが
咄嗟の撮影&すぐに被写体が行ってしまう場合は、
せっかくのシャッターチャンスを逃す可能性があります。

そんな場面でもリアルタイム認識AFで設定をすることで
目的の被写体に瞬時にピントを合わせやすくなるのは
結構大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

 

とういうことで瞬時のフォーカスが必要な場面や
目的の被写体が様々な物体に囲まれている場面での
撮影が多い人にはオススメの機能になるかと思います。

従来ではフォーカス合わせに一手間必要だったシーンでも
手軽になったりするので構図の自由度も上がるかと思います。

ちなみに被写体認識AFを設定しない場合でも
物体認識アルゴリズムにより高精度なAFが利用できますよ。

 

5.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正

光学式5軸ボディ内手ブレ補正に関しては
前機種と同等の5.0段の補正効果となっています。
他機種では8.0段の補正効果があったりしますが
通常の撮影シーンでは5.0段あれば十分と言われています。

良い例えがパっと思い浮かばなかったのですが
180km/hの速度で走れる車があっても
通常は120km/hも出れば十分といったニュアンスでしょうか?

そこで重要になってくるのが細かなブレや
動画撮影時の手ブレ補正の効果の方となります。

ILCE-6700はフルサイズ上位モデルの ILCE-7RM5と
同等のアルゴリズムにより1画素レベルの微細なブレを検出し
補正することで被写体をより鮮鋭に捉えることが可能
です。
なので補正効果の数値は前機種と同等ですが
実際の写りは ILCE-6700の方が良くなりますね。

また動画撮影時は手ブレ補正アクティブモードの
効果の方が重要となってくるのですが、
その辺りもソニーの補正効果は高い評価を得ていますよね。

 

静止画撮影機能が充実

これに関しては『α6700』ILCE-6700 ならではではなく
最近の αシリーズとしての機能が搭載されたって感じなので
部分的でザックリとした紹介になります。

ファイルフォーマット的には10bit記録対応の HEIF
ロスレス圧縮方式の RAWに新たに対応となっていますね。
HEIF に関しては RAW撮影まではいかなくても
JPEGよりは奇麗に撮影したいという人にオススメでしょうか。
Imaging Edge でJPEG変換することも可能となっていますよ。

RAW撮影は前機種では圧縮RAWと非圧縮RAWが選べましたが
『α6700』ではロスレス圧縮RAWの選択が可能となったので
前機種と比べると選択肢が増えています。

その他、便利な機能として前機種では非搭載となっている
高分解シャッター機能、フルタイムDMF機能の搭載、
フォーカスブラケット機能
などを新たに搭載することで
幅広いシーンに対応しています。

 

動画撮影機能の充実&大幅な進化

動画撮影機能に関しても前機種の ILCE-6600 と比べると
非常に大きな違いがあると言えます。

4K動画記録に関しては前機種と同様に全画素読み出しの
6Kオーバーサンプリングによる豊富な情報量を凝縮して
4K映像を出力することが可能となっています。

フルHDにおいては前機種の『α6600』と比べて高い解像や
ジャギー低減を実現することで画質が大幅に進化をしています。
その他、4:2:2 10bit や All-Intra撮影、XAVC HS に
対応
となっているなど選択肢が増えています。

 

ファイルフォーマット以外にも
AFでの撮影中にシームレスにMF操作に切り換え出来る
AFアシスト機能や動画撮影中のフォーカスブリージングを低減する
ブリージング補正機能(対応レンズでのみ使用可能)、
被写界深度を可視化するフォーカスマップ機能
AFのトランジション速度やAF乗り移り感度の設定など
動画撮影に便利な様々な機能を新たに搭載となっているので
前機種と比べると使い勝手や操作性が大きく進化しています。

前機種では非対応だった動画撮影時の
手ブレ補正アクティブモードに対応となっているのも、
かなり大きな進化点になっているかと思います。

 

あとは動画撮影時も認識性能の強化で大幅に進化した
リアルタイムトラッキングが使用できるので
構図に集中して撮影することが出来るかと思います。

あとAFに関しては使用するレンズによっても
精度が変わってくるのでソニーの純正レンズを
使用することをオススメしますよ。

特にハイフレームレートで寄りの映像を撮る際に
純正レンズはAFがピッタリ張り付くのですが
サードパーティー製ではAFに迷いがでているのが
目立ったりすることがあります。

上記の条件が分かりやすいというだけで
通常の撮影時にもAFの迷子が発生しているということですね。
静止画では合焦している画像を選べば良いのですが
動画ではそうもいかないので その辺りは御注意下さい。

 

新機能の『オートフレーミング』

カメラが被写体認識してクロップ(画面の切り出し)する
オートフレーミング機能を新たに搭載となっています。
4K解像度の画像からクロップを行うため画角は狭くなります。

オートフレーミングは固定撮影向けの機能となっていて
被写体がフレーム内に保持されるように動作します。
固定撮影向けというのはオートフレーミングを ON にすると
手ブレ補正が自動的に OFF に切り替わるからですね。

なので固定撮影に限定せず撮影方法次第では
面白い映像を手軽に撮影できるかもしれませんよ。

被写体を追随するカメラワークには技術が必要ですが
オートフレーミングを利用することでクロップはされますが
カメラマンがカメラワークを行っているかのような
動画が手軽に撮影できるのでワンオペ時にもオススメです。

VLOGCAM ZV-E1 のものですが
オートフレーミングの参考動画が公開されています。

 

シネマティックな撮影等が手軽に楽しめる

『α6700』ILCE-6700はグレーディングが不要な撮影方法を
新たに搭載しているので初心者でも手軽にシネマティックな
撮影を楽しむことが可能
となっています。

『グレーディング』とは撮影後に映像の階調と色調を
整える画像加工処理のこととなっています。

ちなみに階調と色調を整える画像処理については
ドラマや映画の映像は少し色彩が落ちていたり
青みがかかったような映像になっていたりして
普段、目で見ているのと違った印象を持つかと思います。
逆にドキュメンタリーやバラエティ、ニュースなどの映像は
普段、自分の目で見ている映像に近いですよね。

 

従来は S-Log3などのLog撮影を行うことで
階調や色調を適応していない状態の映像を記録し(原版的な)
後からLUTを適応してグレーディングを行います。
(専門用語的にはLUTをベイクするって表現ですね)

『α6700』ILCE-6700 はグレーディングが不要な撮影方法として

  • クリエィティブルック:10種類から選んで微調整も可能
    (マイイメージスタイル)
  • S-Cinetone:映画のような印象のルック
  • HLG:『4:2:2 10bit』記録対応、前機種は『4:2:0 8bit』のみ
  • PPLUT:ユーザーLUTをピクチャーファイルとして使用可能

を新たに搭載となっていてグレーディングが不要ということで
グレーディングを行う手間や時間を節約することができます。

ただし階調や色調を適応した状態で記録がされるので
後から階調や色調を変更したい時には更なる手間がかかったり
クオリティーが下がるのが短所となります。
なので記録した映像が最終の仕上がりとすることが前提ですね。

全然違うのですがイメージ的に言えば
Log撮影は静止画で言えばRAWでの記録みたいなもので
情報量が多いのでJPEGで撮影したものを後から編集するより
クオリティーが高い編集が可能といった感じでしょうか。
原版が残るので後から納得のいく調整が可能となります。

 

クリエィティブルック

静止画と動画を撮影時に自分好みの映像表現が可能な
クリエイティブルックに対応となっていて
全10種類からお好みのモードが選択可能です。

  • ST:被写体シーンに幅広く対応する標準の仕上がり
  • PT:肌をより柔らかに再現。 人物の撮影に最適
  • NT:彩度 シャープネスが低くなり、 落ち着いた雰囲気に表現
  • VV:彩度とコントラストが高めになり、より印象的に表現
  • VV2:明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に
  • FL:メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気をアップ
  • IN:コントラストと彩度を抑えたマットな質感に
  • SH:透明感柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気の仕上がりに
  • BW:白黒のモノトーンで表現
  • SE:セピア色のモノトーンで表現

更に各々コントラスト、ハイライト、シャドウ
フェード、再度、シャーップネス、明瞭度などが
10~19段階で調整することが可能となっています。

といった感じで後からではなく撮影時に
自分好みの色味や雰囲気を作りこむことが可能です。
特に後から編集するのは面倒なのでしないよって人に
オススメの機能になっているでしょうか。

 

あと、マイイメージスタイルという新機能が搭載されていますが、
おまかせオートやシーンセレクションでの撮影時に手軽に使える
クリエィティブルックの親戚みたいなものですよ。
(以前のマイフォトスタイルが進化して帰ってきたみたいな)

 

S-Cinetone:映画のような印象のルック

ソニーの業務用カメラから作られたルックとなっていて
人の肌の色を美しく見せるスキントーンとなっています。
映画っぽい表現がしたい時に手軽&参考になるかと思います。

 

4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)

撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで
カラーグレーディングをせずに黒つぶれと白とびを抑えた
肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。

 

自由度が高くてお手軽な PPLUT

ユーザーLUTをピクチャーファイルとして使用可能な
PPLUT』対応が非常に便利となっています。

LUT(.cube)は大手のメーカーや企業で配布されていたり
個人でも作成することが可能となっていて
数えきれない程の種類が世の中に出回っています。

いままではカメラでLog撮影した記録データを
パソコンなどで編集をしてLUTを適応していたのですが
『α6700』ILCE-6700 はカメラ内にLUTをインポートをして
LUTを適応した状態で映像を記録することが可能となっています。
(最大16個を記録して4個までピクチャープロファイルに登録可能)

これにより後から編集する時間や手間を省略できるので
非常に便利な機能になっているかと思います。
ただし先程も言っていましたが記録したデータは
LUTが適応された状態になるので後から
階調や色調を編集することは困難となります。

なので、そのLUTを絶対に適応するという状況での
使用に限られてくるでしょうか。
プロや複数人でのチームで撮影するような状況では
原版的なLogでの記録映像を残しておきたいと思うので、
どちらかといえば初心者や入門者向けの機能になるかと思います。
逆に作成慣れした個人のプロになれば使い分けできそうですね。

 

プロにもオススメの LUTモニタリング機能

Log撮影時の映像はコントラストが低く色も薄いので
(データとしては保持しているが表示できないだけ)
撮影環境の調整や仕上がりのイメージが困難となっていました。

そんな中 『α6700』ILCE-6700 ではカメラにインポートしたLUTを
モニター上でのみ適応して表示することが可能となる
LUTモニタリング機能が搭載となっています。

最終仕上がりをイメージしながらの撮影環境の調整や
仕上がりに近い状態での確認が可能となるので
非常に使い勝手の良い機能になっているかと思います。
カメラからのHDMI出力にも反映することが可能ですよ。

ONとOFFが可能でモニター上でのみの適応となるので
記録する映像はLUTを適応していないLogでの記録となります。

 

『α6700』 ILCE-6700 と『FX30』 ILME-FX30 の違い

Cinema Lineカメラ 『FX30』 ILME-FX30 と比べると
『α6700』 ILCE-6700 が上位互換のように見えるので
『α6700』で良いのではという考えも出るかと思いますが、
そこはハイブリッド機と動画撮影専用機での違いがあります。

『FX30』にあって『α6700』に無い機能等を挙げると

  • Cine EI:基準ISO感度を800と2500の2つから選択可能
  • 拡張ネジ穴を搭載:周辺機器等の装着
  • XLRハンドル対応:XLR端子を2基備え安定したカメラワークを実現
  • 空冷ファン内蔵:長時間の動画撮影を実現
  • CFexpress Type Aメモリーカード対応:高ビットレート4K動画に最適
  • デュアルスロット搭載:同時記録やリレー記録に対応

となっていて動画撮影メインなら『FX30』がオススメとなります。

それぞれ重要なポイントとなっていると思いますが
個人的には空冷ファン内蔵による長時間の動画撮影時間の部分が
特に重要な部分かなと思います。
『α6700』で高ビットレート4K動画を撮影しようと思うと
熱によって撮影が中断されることがあるかと思いますので。

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『α6700』ILCE-6700 の操作性や拡張性

まずは本体の大きさと重さですが

α6700
 約122.0×69.0×75.1mm
  (グリップからモニターまで 63.6mm)
 質量:約409g(本体のみ)/約493g
 (バッテリー・メモリーカード含む)

α6600
 約120.0×66.9×69.3mm
  (グリップからモニターまで 59.0mm)
 質量:約418g(本体のみ)/約503g
 (バッテリー・メモリーカード含む)

となっていて本体サイズは前機種より少し大きくなって
質量は前機種より少し軽くなっています。

大きさの違いに関してはグリップ部分の厚みと形状の
変更によるところが大きいかと思いますが
ホールド性の向上のためということで
使用シーンで考えれば逆にプラス面とも言えますね。

モニターはバリアングルタイプの横開きを採用ですが
個人的には『α7R V』 ILCE-7RM5 に搭載されている
4軸マルチアングル液晶モニター形式が欲しかったところ。
大きさ、重さ、価格面などの理由から非搭載なのかな?

バリアングルタイプはハイアングルやローアングル時に
カメラの中心部からモニターがズレるのが
個人的に好きじゃないのですよね。

モニターはタッチパネル対応となっていますが
前機種ではタッチフォーカスやタッチトラッキングなどしか
操作ができませんでしたが新機種では各種操作に対応となり
メインメニューはもちろん、撮影画面でのアイコン操作や
ファンクションの操作、再生画面のピンチイン・ピンチアウトなどに
対応となっているので非常に使い勝手が良くなっています。

タッチ操作が充実したということで前機種のモニター上部にあった
カスタムボタンが無くなっていたりしますね。

 

またグリップ部分に前ダイヤルが新たに搭載されていたり
前機種では一体型だった静止画/動画/S&Qの切り替えダイヤルも
分離して搭載されていて、こちらも使い勝手が非常に良くなっています。

その他、デジタルオーディオインターフェースの搭載や
SDメモリーカードのUHS-IIやWi-Fi 5Ghzに対応になったなど
物足りなかった部分も しっかりと底上げがされています。

バッテリーの持続時間に関しては

  α6700 α6600
静止画撮影
ファインダー
550枚 720枚
静止画撮影
液晶モニター
570枚 810枚
実動画撮影
ファインダー
約95分 約140分
実動画撮影
液晶モニター
約100分 約150分

ということで前機種と比べ大きく減っていますが
これは BIONZ XR や AIプロセッシングユニットによる
高度な処理が原因となっています。

前機種と比べれば減っているのですが、
その他のモデルと比べれば少ない訳ではありませんよ。

バッテリーと言えば『α6700』は USB PowerDelivery 対応なので
USBケーブル経由で前機種より3~4倍の電力で給電や充電ができます。
ちなみに別売の充電器でフル充電まで約150分かかりますが
本体充電でも約175分でフル充電が可能となっているので
十分に実用して頂けるレベルになっているかと思います。
※推奨アダプターは9V/3A出力(27W以上)のもの

 

『α6700』ILCE-6700 のザックリまとめ

公式でも次世代と言っているとおり従来のAPS-Cモデルと
比べると何から何まで進化をしているということで
結構省略して御紹介をしたのですが、
それでもダラダラと長い文章になってしまっていますね・・・

フルサイズモデルはシリーズが細分化されているのですが
APS-Cモデルは新しいモデルがバンバン出るわけでは無く
『α6700』ILCE-6700 を越えるモデルや後継機は
今後3~4年くらいは出ないかなと予想されるということで
高性能なAPS-Cモデルが欲しい場合は今回の新商品が
買い時といったタイミングになっているかと思います。

 

『α6700』ILCE-6700 の市場推定価格は
22万円前後となっているので実売は約20万円くらいでしょうか。
(正式な販売価格は予約販売が開始となる
2023年7月18日(火)の10時に判明します)

『α6700』は高倍率ズームレンズキット ILCE-6700M も発売となり
SEL18135(E 18-135mm F3.5-5.6 OSS)が同梱となっています。
SEL18135 は単品で購入すると約7万円くらいのレンズですが
ILCE-6700M には ほぼ半額の約3万6千円前後で同梱となる計算なので
手持ちのレンズや今後購入予定のレンズを考慮して御検討下さい。
同梱時の価格帯と汎用性から考えるとコストパフォーマンスは良いですね。

 

ILCE-6700 のソニーストア販売価格は218,900円(税込)で
10%OFFクーポンを使用で21,890円の値引きとなるので
196,200円(税込)となりますね。
でもって長期保証<3年ベーシック>が無償です。
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24回払いまで分割払いや残価設定クレジット分割払いの
手数料が0%となっているのも結構お得だと思います。

また落下による破損や水濡れにも対応の
長期保証<3年ワイド>は+11,000円(税込)ですが
普段からソニーストアを利用している人は無料になるので
保証込みで考えるとソニーストアでの購入が
お得になるかと思います。

高い買い物になりますので保証は重要ですよね。
ソニーストアの長期保証なら回数制限や
年数経過による保証の減少もないので安心ですよ。

ということで、ソニーのAPS-C ミラーレス一眼カメラ
『α6700』ILCE-6700 を宜しくお願い致します。

 


ILCE-6700ミラーレス一眼カメラ『α6700』
ILCE-6700 2023年7月28日 発売

ソニーストア販売価格:218,900円(税込)
10%OFFクーポン適応時:197,010円(税込)
長期保証<3年ベーシック>無償
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ソニー製品情報  ソニーストア

その手に、革新の知性と機動力を。次世代プレミアムAPS-Cモデル、誕生。


ILCE-6700Mミラーレス一眼カメラ『α6700』
ILCE-6700M 2023年7月28日 発売

ソニーストア販売価格:262,900円(税込)
10%OFFクーポン適応時:236,610円(税込)
長期保証<3年ベーシック>無償
お手持ちのクーポンやお支払い方法で更にお得

ソニー製品情報  ソニーストア

高倍率ズームレンズキット
SEL18135(E 18-135mm F3.5-5.6 OSS)同梱


 

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    購入時は店舗番号『2026001』をお伝えいただければ
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    また近隣にお住まいの方は当店店頭にてお得な情報等がお伝え出来ます。

     

     

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    デジタル一眼カメラ“α”につきましては
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    ソニーのデジタル一眼カメラ“α”公式ページ

     

    ソニーは、APS-Cミラーレス一眼カメラ『α6700』を発売します。本機は、フルサイズ一眼カメラα™ (Alpha™) シリーズと映像制作用カメラ商品群Cinema Line(シネマライン)で培った最新の静止画・動画性能を、α6000シリーズならではの小型軽量ボディに凝縮した次世代のAPS-Cミラーレス一眼カメラです。