ソニーが開放F値2.8通しで小型軽量の標準ズームレンズ SEL2450G を発売
ソニーからフルサイズ対応の大口径標準ズーム Gレンズ
SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』が2024年4月19日(金)に発売。
SEL2450G は 24mmから 50mmまでをカバーし、
ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現していて、
Gレンズならではの高い描写力と柔らかいぼけの表現が可能です。
目次
大口径標準ズーム Gレンズ SEL2450G が発売
ソニーから35mmフルサイズ対応の大口径標準ズーム Gレンズ
SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』が本日に発表となり
2024年5月17日(金)に発売となっています。
※2024年4月19日(金)発売に変更となりました。
SEL2450G は 24mmから 50mmまでをカバーし、
ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現していて
Gレンズならではの高い描写力と柔らかいぼけの表現が可能で
高速・高性能AFを備えたレンズとなっています。
SEL2450G の大きな特徴としましては
小型軽量ながらF2.8通しの明るいレンズというところですね。
SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』 | |
レンズ構成 | 13群16枚 |
焦点距離 | 24-50mm (APS-C 36-75mm) |
最短 撮影距離 |
AF時: 0.19m (ワイド端) ~0.30m (テレ端) MF時: 0.18m (ワイド端) ~0.29m (テレ端) |
最大 撮影倍率 |
0.30倍 (AF時)、0.33倍 (MF時) |
フィルター径 | 67mm |
大きさ | 最大径74.8mm×長さ92.3mm (最長約115.3mm) |
質量 | 約440g |
ちなみに SEL1625G 『FE 16-25mm F2.8 G』は
最大径74.8mm×長さ91.4mm(最長約115.3mm)/約409g で、
ほぼ同じサイズとなっていて取り回しがしやすくなっています。
今まで無かったタイプの小型軽量のF2.8通しの標準ズームレンズ
ソニーのフルサイズ対応レンズでF2.8通しのズームレンズは
今まで最上位のGマスターレンズくらいしか無かったのですが、
そこに入ってきたのが今回の SEL2450G となっています。
また、F2.8通しのズームレンズの中でも断トツの小型軽量で
価格帯としても一番お求め安くなっているのが良いところですね。
モデル | SEL2470GM | SEL2450G | SEL2470Z |
焦点距離 | 24-70mm | 24-50mm | 24-70mm |
F値 | F2.8 | F4.0 | |
最大径 | 87.6mm | 74.8mm | 73.0mm |
長さ | 136mm | 92.3mm | 94.5mm |
質量 | 約886g | 約440g | 約426g |
フィルター径 | 82mm | 67mm | |
価格帯 | 23万円 前後 |
16万円 前後 |
11万円 前後 |
SEL2470GM(初代)より SEL2470GM2 の方が小型軽量ですが、
価格帯が28万円前後になるので SEL2470GM との比較にしています。
焦点距離 50mmまでと70mmまでという違いはありますが
SEL2470GM と比べると同じF2.8通しながら
SEL2450G の方が圧倒的に小型軽量となっています。
質量でいえば約半分になっていますよね。
F4通しの SEL2470Z と比べると SEL2450G の方は
F2.8通しながら大きさや質量が ほぼ同等となっています。
といったところで明るい標準ズームレンズが欲しい人に
オススメのレンズになっているかと思います。
また SEL2450G は SEL2470GM と比べて小型軽量で、
お求め安くなっていますが MTF曲線を比べると
近いレベルを実現している光学性能となっていますよ。
最新の光学設計と近接撮影性能
4枚の非球面レンズと2枚のED(特殊低分散)ガラスを
効果的に配置することで色収差など諸収差を低減しています。
また、フレア・ゴースト・色のにじみを効果的に抑えることで
ズーム全域で被写体の細部まで精密に描写することが可能です。
F2.8通しでコンパクトボディを実現している訳ですが
レンズ構成は結構素直な造りになっているかと思います。
また最新のレンズ設計により近接撮影性能も高くなっていて
最短撮影距離が
AF時:0.19m(ワイド端)~0.30m(テレ端)
MF時:0.18m(ワイド端)~0.29m(テレ端)
最大撮影倍率が0.30倍(AF時)、0.33倍(MF時)
となっていて、
より寄れる&大きく撮影することが可能なので
テーブルフォト撮影などでの使い勝手も良いかと思います。
モデル | SEL2470GM | SEL2450G | SEL2470Z |
最短撮影距離 | 0.38m | 0.19m-0.30m (AF時) 0.18m-0.29m (MF時) |
0.4m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 | 0.30倍 (AF時) 0.33倍 (MF時) |
0.2倍 |
余談ですが近接撮影距離に関しては
メーカーによって基準が違っていてカタログスペックと
実際に撮影した画像のイメージが違っていたりします。
具体的に言えば画像の端の方の収差などですね。
ソニーでは画像の端の方まで破綻の無いレベルを基準に
数値をだしているので実際の写りで比べて欲しいところです。
高速・高精度なAFとレスポンス性能
SEL2450G は駆動に2基のリニアモーターを搭載ということで
SEL2470Z(1基)と比べると2倍になっています。
また同じリニアモーターですが年々進化をしているので
2倍&最新設計ということで 非常に能力が向上しています。
実際に連続撮影の対応も SEL2470Z は15コマ/秒までですが
SEL2450G は『α9 III』の最高約120コマ/秒の高速連写にも
対応するトラッキング性能を実現しています。
ソニーの純正レンズは周辺域の画質の良さもありますが
高速連写や高フレームレートでの動画撮影時などでの
合焦率にも違いが出てくるので、決定的な瞬間を逃したくない場合や
動画の仕上がりにこだわりたい場合は、ぜひ純正レンズをお選びください。
逆に言えばトリミング等で中央付近しか使わない場合や
あまり動きの無い被写体の撮影ならサードパーティ製もありでしょうか。
最新のデザインによって操作性もアップ
割り当ても可能な「フォーカスホールドボタン」を搭載し
「フォーカスリング」と「ズームリング」はもちろん
コンパクトボディながら「絞りリング」も搭載となっていて
絞りリングクリック切り換えスイッチも搭載しているので
クリック音無しでシームレスに絞りを変更することも可能です。
またマニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にも
レスポンスよく反応する「リニア・レスポンスMF」を採用しています。
最近のモデルはフォーカスホールドボタンが2個以上だったり
アイリスロックスイッチが搭載されていたりしますが、
SEL2450G では非搭載なのが ちょっぴり残念なところです。
その辺り仕方がない理由があるのでしょうね。
SEL2450G ザックリまとめ
ソニーのフルサイズでF2.8通しのズームレンズで言えば
大きくて(十分小さいのですが)価格帯の高いのしかなかったところに
SEL2450G という小型軽量でお求め安い(ソニー製では)ということで、
しっかりと選択肢が広がるラインナップだと思います。
比較的近い内容のレンズで SEL2070G (FE 20-70mm F4 G) がありますが
明るさを取るか焦点距離を取るかといった選択になるでしょうか。
なかなか決めにくいという場合は静止画メインか
動画メインかでオススメが変わってくるかと思います。
静止画メインであれば明るさを優先したほうが使い勝手が良いので
SEL2450G のほうがオススメになるかと思います。
特にテーブルフォト撮影がメインの人にオススメです。
動画メインの場合は慣れている人であればどちらでも良いのですが
SEL2450G のF値2.8という明るさを生かそうとすると
NDフィルターが必要になったりするので初心者的にみると
20-70mm で焦点距離が広いほうが使いやすいかと思いますので
SEL2070G の方がオススメになるかと思います。
あとは 50mm止まりというのが別のレンズとのつながりが悪いので
几帳面?な人は気になるのかなといったところですが、
個人的には 50-70mm って意外と使わない範囲だと思いますので
24-50mm & 70mm~ でも不自由はしないかなと思います。
とまぁ Gマスターレンズまでは手が出せないと
諦めていた人にも検討をして欲しいレンズになっているでしょうか。
ちなみに2024年5月17日(金)が発売日ということで
本日の発表から約3ヶ月後も待たないといけない訳ですが、
この辺りは本日から開催の CP+2024 で実機を体験できるように
少し無理やり発表したのではないかと思います。
※2024年4月19日(金)発売に変更となりました。
ということで フルサイズ対応の大口径標準ズーム Gレンズ
SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』を宜しくお願い致します。
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
SEL2450G 2024年4月19日発売
FE 24-50mm F2.8 G
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開放F値2.8通しならではの大きく美しいぼけと高解像を小型軽量で実現
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
SEL1625G 2024年5月17日発売
FE 16-25mm F2.8 G
ソニーストア販売価格:184,800円(税込)
10%OFFクーポン適応時:166,320円(税込)
長期保証<3年ベーシック>無償
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不要になるカメラを下取りに
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ソニーは、35mmフルサイズ対応α™(Alpha™)Eマウントレンズとして、小型軽量ながらズーム全域開放F値2.8の標準域ズームレンズ『FE 24-50mm F2.8 G』を発売します。
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