ソニーが開放F値2.8通しで小型軽量の広角ズームレンズ SEL1625G を発売
ソニーからフルサイズ対応の大口径広角ズーム Gレンズ
SEL1625G 『FE 16-25mm F2.8 G』が2024年5月17日(金)に発売。
SEL1625G は16mmから25mmまでをカバーし
ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現していて、
Gレンズならではの高い描写力と柔らかいぼけの表現が可能です。
目次
大口径広角ズーム Gレンズ SEL1625G が発売
ソニーから35mmフルサイズ対応の大口径広角ズーム Gレンズ
SEL1625G 『FE 16-25mm F2.8 G』が2024年5月17日(金)に発売です。
発売日が2024年4月19日(金)に前倒しになった
SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』の元の発売日と同じ日に発売ですね。
SEL1625G は 16mmから 25mmまでをカバーし
ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現していて、
Gレンズならではの高い描写力と柔らかいぼけの表現が可能で
高速・高性能AFを備えたレンズとなっています。
SEL1625G の大きな特徴としましては
小型軽量ながらF2.8通しの明るいレンズというところですね。
SEL1625G 『FE 16-25mm F2.8 G』 | |
レンズ構成 | 13群16枚 |
焦点距離 | 16-25mm (APS-C 24-37.5mm) |
最短 撮影距離 |
AF時: 0.18m (ワイド端) ~0.24m (テレ端) MF時: 0.17m (ワイド端) ~0.22m (テレ端) |
最大 撮影倍率 |
0.20倍 (AF時)、0.23倍 (MF時) |
フィルター径 | 67mm |
大きさ | 最大径74.8mm×長さ91.4mm (最長約100.4mm) |
質量 | 約409g |
ちなみに SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』は
最大径74.8mm×長さ92.3mm(最長約115.3mm)/約440g で、
ほぼ同じサイズとなっていて取り回しがしやすくなっています。
今まで無かったタイプの小型軽量のF2.8通しの広角ズームレンズ
ソニーのフルサイズ対応レンズで F2.8通しの広角ズームレンズは
今までは最上位の「Gマスターレンズ」くらいしか無かったのですが、
そこに入ってきたのが今回の SEL1625G となっています。
モデル | SEL1635GM | SEL1625G | SELP1635G | SEL1635Z |
焦点距離 | 16-35mm | 16-25mm | 16-35mm | |
F値 | F2.8 | F4.0 | ||
最大径 | 88.5mm | 74.8mm | 80.5mm | 78mm |
長さ | 121.6mm | 91.4mm | 88.1mm | 98.5mm |
質量 | 約680g | 約409g | 約353g | 約518g |
フィルター径 | 82mm | 67mm | 72mm | |
価格帯 | 25万円 前後 |
17万円 前後 |
16万円 前後 |
14万円 前後 |
SEL1635GM(初代)より SEL1635GM2 の方が小型軽量ですが、
価格帯が31万円前後になるので SEL1635GM との比較にしています。
焦点距離 25mmまでと 35mmまでという違いはありますが
SEL1635GM と比べると同じF2.8通しながら
SEL1625G の方が圧倒的に小型軽量となっています。
質量でいえば約271g軽くなっていますよね。
また SEL1625G は SEL1635GM と比べて小型軽量で
非常にお求め安くなっていますが MTF曲線を比べると
近いレベルを実現している光学性能となっていますよ。
F4通しの SEL1635Z と大きさと重さを比較してみても
F2.8通しながら小型軽量になっていいるのと
同じ Gレンズで F4通しの SELP1635G についても
結構近いサイズ感になっているかと思います。
ちなみに SELP1635G パワーズームレンズ(電動)ですね。
といったところで明るい広角ズームレンズが欲しい人に
オススメのレンズになっているかと思います。
最新の光学設計と近接撮影性能
ED非球面レンズ1枚を含む4枚の非球面レンズと
2枚のED(特殊低分散)ガラスを効果的に配置することで
色収差など諸収差を低減しています。
また、フレア・ゴースト・色のにじみを効果的に抑えることで
ズーム全域で被写体の細部まで精密に描写することが可能です。
F2.8通しでコンパクトボディを実現している訳ですが、
レンズ構成は結構素直な造りになっているかと思います。
また最新のレンズ設計により近接撮影性能も高くなっていて
最短撮影距離が
AF時:0.18m(ワイド端)~0.24m(テレ端)
MF時:0.17m(ワイド端)~0.22m(テレ端)
最大撮影倍率が0.20倍(AF時)、0.23倍(MF時)
となっていて、
超広角ながら寄れるレンズとなっています。
なので被写体に寄りつつ背景を広く入れることができる
広角レンズならではの撮影シーンも楽しめるかと思います。
モデル | SEL1635GM | SEL1625G | SELP1635G | SEL1635Z |
最短撮影距離 | 0.28m | 0.18m-0.24m (AF時) 0.17m-0.22m (MF時) |
0.28m-0.24m | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.19倍 | 0.20倍 (AF時) 0.23倍 (MF時) |
0.23倍 | 0.19倍 |
余談ですが近接撮影距離に関しては
メーカーによって基準が違っていてカタログスペックと
実際に撮影した画像のイメージが違っていたりします。
具体的に言えば画像の端の方の収差などですね。
ソニーでは画像の端の方まで破綻の無いレベルを基準に
数値をだしているので実際の写りで比べて欲しいところです。
高速・高精度なAFとレスポンス性能
SEL1625G は駆動に2基のリニアモーターを搭載ということで
SEL1635Z(1基)と比べると2倍になっています。
また同じリニアモーターですが年々進化をしているので
2倍&最新設計ということで 非常に能力が向上しています。
実際に連続撮影の対応も SEL1635Z は15コマ/秒までですが、
SEL1625G は『α9 III』の最高約120コマ/秒の高速連写にも
対応するトラッキング性能を実現しています。
ソニーの純正レンズは周辺域の画質の良さもありますが
高速連写や高フレームレートでの動画撮影時などでの
合焦率にも違いが出てくるので、決定的な瞬間を逃したくない場合や
動画の仕上がりにこだわりたい場合は、ぜひ純正レンズをお選びください。
逆に言えばトリミング等で中央付近しか使わない場合や
あまり動きの無い被写体の撮影ならサードパーティ製もありでしょうか。
最新のデザインによって操作性もアップ
割り当ても可能な「フォーカスホールドボタン」を搭載し
「フォーカスリング」と「ズームリング」はもちろん
コンパクトボディながら「絞りリング」も搭載となっていて
絞りリングクリック切り換えスイッチも搭載しているので
クリック音無しでシームレスに絞りを変更することも可能です。
またマニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にも
レスポンスよく反応する「リニア・レスポンスMF」を採用しています。
最近のモデルはフォーカスホールドボタンが2個以上だったり
アイリスロックスイッチが搭載されていたりしますが、
SEL1625G では非搭載なのが ちょっぴり残念なところです。
その辺り仕方がない理由があるのでしょうね。
とはいえ SEL1635Z の頃は絞りリングはともかく、
ホールドボタンも無かったので十分に良くなっていますよね。
SEL1625G ザックリまとめ
ソニーのフルサイズでF2.8通しの広角ズームレンズで言えば
大きくて(十分小さいのですが)価格帯の高いのしかなかったところに
SEL1625G という小型軽量でお求め安い(ソニー製では)ということで、
しっかりと選択肢が広がるラインナップだと思います。
一足早く発売となった SEL2450G 『FE 24-50mm F2.8 G』との
繋がりや取り回しのしやすさなども良いポイントですね。
近いレンズで SELP1635G 『FE PZ 16-35mm F4 G』がありますが、
明るさを取るか焦点距離を取るかといった選択になるでしょうか。
なかなか決めにくいという場合は静止画メインか
動画メインかでオススメが変わってくるかと思います。
静止画メインであれば明るさを優先したほうが使い勝手が良いので
SEL1625G のほうがオススメになるかと思います。
動画メインの場合は慣れている人であればどちらでも良いのですが
SEL1625G のF値2.8という明るさを生かそうとすると
NDフィルターが必要になったりするので初心者的にみると
16-35mm で焦点距離が広いほうが使いやすいという点と
パワーズームレンズ(電動)という点で見ても
SELP1635G の方がオススメになるかと思います。
あとは Gマスターの SEL2470GM(II)、SEL70200GM(II)あたりを
セットで購入される人は結構おられるかと思いますが、
そこから SEL1635GM(II)を追加する人は割合的には少ないかと思います。
大三元という構成は魅力的ですが 24-35mmが被る上で
価格帯もまぁまぁするということで踏みとどまったりしますよね。
ってところで今回発売となる SEL1625G は その隙間にスッと
入り込むようなモデルになっているのではないでしょうか。
ということで フルサイズ対応の大口径広角ズーム Gレンズ
SEL1625G 『FE 16-25mm F2.8 G』を宜しくお願い致します。
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
SEL1625G 2024年5月17日発売
FE 16-25mm F2.8 G
ソニーストア販売価格:184,800円(税込)
10%OFFクーポン適応時:166,320円(税込)
長期保証<3年ベーシック>無償
お手持ちのクーポンやお支払い方法で更にお得
機動力とF2.8の表現力の大口径コンパクト広角ズームGレンズ
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
SEL2450G 2024年4月19日発売
FE 24-50mm F2.8 G
ソニーストア販売価格:180,400円(税込)
10%OFFクーポン適応時:162,360円(税込)
長期保証<3年ベーシック>無償
お手持ちのクーポンやお支払い方法で更にお得
開放F値2.8通しならではの大きく美しいぼけと高解像を小型軽量で実現
関連記事
ソニーストアで SEL1625G を お得に購入
はじめに
下記の特典等を利用するのにはMy Sony ID が必要になります。
My Sony ID はソニーの無料会員プログラム『My Sony』に
入会をすることで取得が可能となっています。
My Sony ID はソニー公式の各種キャンペーンへの応募や
ソニー製品全般でのカスタマー登録等にも利用しますので、
お持ちで無い方は、この機会にぜひ登録をオススメいたします。
※ソニーのユーザー登録のようなもので会費は必要ありません。
ソニー公式:My Sony について
10%割引して購入する方法
ソニーの無料会員プログラム『My Sony』に新規登録すると
Welcomeクーポンとして『10%OFFクーポン』が発行されますので
クーポンを利用することで対象商品を10%安く購入が可能です。
既会員の方は定期クーポンにて『10%OFFクーポン』が貰えます。
※新規の方はリンク先のページ下部の Welcomeクーポンをご参照下さい。
ソニー公式:ソニーストアのクーポンについて
ソニーストアで購入すると・・・
SEL1625G | 168,000円 |
10%OFFクーポン | -16,800円 |
合計金額 (税別) | 151,200円 |
消費税 (10%) | 15,120円 |
商品代金 (税込) | 166,320円 |
送料 | +550円 |
ボーナスクーポン等をお持ちの方は
更に割引しての購入が可能です!
その他にも お支払方法次第で
など、更にお得になりますよ。
ソニーストアでの累計購入金額が25万円以上のお客様は
送料が無料になるクーポンが御利用可能となります。
※累計金額達成以降の定期クーポン発行時より。
上記価格で長期保証<3年ベーシック>が無料
ソニーストアで購入時は通常1年間のメーカー保証期間を
3年まで延長する「長期保証<3年ベーシック>」を無償でご提供。
販売店の独自保証ではなく、ソニー正規の保証なので安心です。
更に、追加で長期保証<5年ベーシック>や、破損、水ぬれ、火災など、
偶然な事故の際にも無料で修理が受けられる長期保証<ワイド>の選択も可能です。
落下や持ち運び時の事故の可能性が高いと思われる商品ですので
万一に備えての選択もオススメ致します。
ソニー公式:ソニーストアの長期保証
ソニーストア長期保証の期間中は引き取り修理時に
3,300円の輸送料が無料となります。
※ソニーストア以外のお店で購入時は保証期間中でも輸送料が必要です。
※対象店舗等への持ち込み修理時は輸送料は必要ありません。
「αあんしんプログラム」で長期保証<3年ワイド>が無料に
「αあんしんプログラム」に御加入のお客様は
「レンズ長期保証<3年ワイド>無料 / <5年ワイド>50%OFF」、
「清掃・点検サービス最大50%OFF」、「αアカデミー受講料10%OFF」、
「下取りサービス増額」などの特典が受けられます。
入会金110円(税込) [キャンペーン中の価格で通常は3,300円(税込)] と
月払い550円(税込) [年間6,600円(税込)の計算] が必要ですが、
1年に1回3,000円分のお買い物券がプレゼントになるのと
非常にお得なクーポンが貰えることもありますので
今後カメラやレンズの買い替えや買い増しをされる予定があれば
加入されることをオススメ致します。
ソニー公式:αあんしんプログラム
関連記事
不要になるカメラを下取りに
不要になるカメラやレンズを下取りにして新製品の足しにしてみては如何でしょうか。
ソニー公式:ソニーストアの下取サービスについて
関連記事
24回払いまでの分割手数料が『0%』
対象商品を分割クレジットでご注文いただいた場合、
指定の分割回数での分割払手数料を0%でご購入いただけます。
ソニー公式:ソニーストアの分割払手数料「0%」
ソニーストア直営店(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡天神)で
購入時は店舗番号『2026001』をお伝えいただければ
当店からの紹介としてカウントされますので御協力頂ければ幸いです。
また近隣にお住まいの方は当店店頭にてお得な情報等がお伝え出来ます。
その他、デジタル一眼カメラ“α”につきましては
ソニー公式ページにて御確認をお願い致します。
ソニーは、35mmフルサイズ対応α™(Alpha™)Eマウントレンズとして、ズーム全域開放F値2.8ならではの高い表現力と、小型軽量設計による優れた携行性を両立した大口径広角ズームレンズ『FE 16-25mm F2.8 G』を発売します。
関連リンク
- 大口径望遠単焦点レンズGマスター『SEL300F28GM』 FE 300mm F2.8 GM OSS が発売
- ソニーの大口径広角ズームレンズ Gマスター『SEL1635GM2』 の特徴と前機種との違い
- ソニーがハーフマクロ撮影にも対応した望遠ズームレンズ SEL70200G2 を発売
- ソニーからフルサイズ対応の広角パワーズームレンズ SELP1635G が発売
- ソニーが 20-70mmをカバーするフルサイズ対応の標準ズームレンズ SEL2070G を発売
- ソニーの大口径標準ズームレンズ Gマスター『SEL2470GM2』 の特徴と前機種との違い
- ソニーが大口径望遠ズームレンズ Gマスター『SEL70200GM2』 を発売