ソニー WF-1000XM3 実機レビュー、完全ワイヤレスイヤホンの決定版

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 の実機レビュー

WF-1000XM3とWF-1000Xとのデザインの違い

ソニー WF-1000XM3とWF-1000Xの付属受電ケースの違いをレビュー

WF-1000XM3はバッテリー持続時間がWF-1000Xと比較して大幅に向上

完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 はノイズキャンセリング性能も向上

ソニーのWF-1000XM3はクイックアテンションモードを搭載

WF-1000XM3とWF-1000Xの音質を比聴き比べて比較

WF-1000XM3の動画視聴時の遅延のレビュー

ソニーのWF-1000XM3はスマホ向けアプリでイコライザーの設定などが可能

ソニー WF-1000XM3の実機レビューまとめ

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3のレビューを御紹介、
商品の発売日は明後日の2019年7月13日(土)となっていますよ。

実機レビューということで当然比較対象としては
前機種のWF-1000X となる訳ですが各段に良くなったと言えます。
ここまで良くなった後継モデルってすぐに思い浮かばないくらい
仕上がった商品になっていると思いますよ。
 

WF-1000XM3の特徴や前機種WF-1000Xとの違いは
前記事の方が細かくご紹介していますので
興味がある人は御参考下さい。
 関連マンガ:ソニーの完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 の特徴と前機種との違い
 

まずはデザインですが前機種はオシャレ感が前面にでていましたが
今回の新商品は落ち着いたデザインになっているので
前機種に比べると誰にでも合うといった感じになっていると思います。

ケースについてはデザイン的には好みがあるかと思いますが
使用感は各段によくなっていますね。
フタの開閉に関しては前機種では引っかかる感じがあったのですが
WF-1000XM3の充電ケースはマグネットを採用することで
ストレス無くスムーズにフタが開閉できるようになっています。

またイヤホンの収納に関しても前機種はギュっと押し込んで
収納していたのですが(しっかりしないと充電されなかったり)
WF-1000XM3の充電ケースではイヤホンを近づけるだけで
マグネットで吸いつけられてピタっと収納されます。
微妙にズレたとしてもフタをすればしっかり収納もされますね。
 

でもってノイズキャンセリング性能ですが
こちらもかなり良くなっていますね。
イヤホン型のノイキャン性能はヘッドバンド型のものに比べると
ちょーっと落ちるって感じがしていましたが
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」を搭載することで
ここまで良くなるのかと思いました。
完全ワイヤレスイヤホンでこのレベルは本当に驚きです。
 

音質についても飛躍的に良くなっていると思いますよ。
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンとして他には
WF-1000XWF-SP700NWF-SP900XEA20 があるのですが
その中でも個人的にはWF-1000Xが一番良い音だと思っていました。

ところがWF-1000XM3とWF-1000Xを聴き比べると別次元ですね
正直、完全ワイヤレスイヤホンは音質はそこまで期待できず
利便性重視の商品だと思っていたのですが、
そんな考えはWF-1000XM3の前では吹き飛んでしまいましたよ。

今までの完全ワイヤレスイヤホンは音の数が少なく
すっごい軽い音だったのですが
WF-1000XM3は低域の力強さなど重厚感が違いますね。

敢えて悪いところを言えば重厚感が増している分
若干中高域の伸びやクリア感が物足りないという気もしますが
(人によってはイコライザーで調整すると良いかもですね)
完全ワイヤレスイヤホンでこれなら全然OKかと思います。

完全ワイヤレスイヤホンという言葉を免罪符にしていますが
実際問題ドライバーユニットが6mmなので限界があるかと思います。
それでも WF-1000XM3 のおかげでドライバーユニットが6mmでも
ここまで良い音が出せるんだと思いましたよ。

ということで、ぜひ WF-1000XM3 と他の完全ワイヤレスイヤホンを
聴き比べて頂けたらと思います。
 

次はワイヤレスの接続安定性と遅延のお話をしたいと思います。
WF-1000X は混雑した所に行ったりすると右側から音が出ないといった
状態になったりしましたが、同じような環境でもWF-1000XM3 は
しっかりと両方から音がでていましたね。
ただ、そこまでひどい環境のところでは試していないのですが
WF-1000X で駄目になったレベルでは大丈夫だったということで。
 

でもって遅延についてですがYouTubeなどの動画を
前機種のWF-1000X でみると我慢できないくらい
音声が遅延したのですが WF-1000XM3 だと僅かな遅延なので、
それ程気にせずに使って頂けると思います。

それと WF-1000XM3 の接続安定性と遅延については
接続する機種に依存しないので少し前のAndroid搭載モデルや
iPhone にもオススメとなっています。
 

あとはバッテリー持続時間ですね。
前機種のWF-1000X は本体で最大 3時間、ケースに約6時間分でしたが
WF-1000XM は本体で最大6時間、ケースに約18時間分と大幅に増加です。
ちなみに約6時間というのはノイキャン or 外音取り込み ON で
コーデックにAACを使用し、DSEE HXやイコライザーはOFF時となります。

ノイキャン or 外音取り込み ON をOFFにした場合は
本体で最大8時間、ケースに約24時間分の合計32時間までいけますね。
逆にDSEE HX をONにして使用した場合は
AAC使用でノイキャン or 外音取り込み ONの場合で最大3時間
AAC使用でノイキャン or 外音取り込み OFFの場合で最大4時間となり
バッテリー持続時間がDSEE HX を使用しない時の半分になります。

なので DSEE HX を使いたいという人は
その効果とバッテリー持続時間を天秤にかけてお決めくださいね。
 

追記:
本体で音量の操作ができないという不満の声が多かったのですが
2019年11月26日にソフトウェアアップデートで
音量の操作が可能になりましたよ。

アップデートの内容や方法などはこちらから御確認ください
 

といった感じでソニーの完全ワイヤレスイヤホンの新商品
WF-1000XM3 をレビューしてみましたが本当にオススメとなっています。
あまりにも人気高いのでソニーストアでも受注が開始されてすぐに
入荷次第出荷状態になっちゃいました。

ちなみに 前機種のWF-1000X が発売された時も
あまりの人気で品薄となり 公式で謝罪文が掲載されましたよ。

ということですがソニーの WF-1000XM3 を宜しくお願い致します。
発売されて周りの評価が増えてくると注文者も増えるかと思いますので
欲しいと思った人は、お早めに御注文して下さいね。
 

 

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3、関連商品


WF-1000XM3ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット
WF-1000XM3 2019年7月13日 発売

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いい音には、静寂が要る。完全ワイヤレスに、業界最高クラスノイキャン


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関連マンガ:ネックバンド型のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WI-1000X


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左右独立型ワイヤレスヘッドホンで業界最高クラスのノイズキャンセリング性能

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ソニーストアでは10%割引クーポンを使って
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詳しくはこちらからご参照下さい。
 ※新規の方はページ下部のWelcomeクーポンをご参照下さい。

また長期保証無料クーポンをお持ちの方は
長期保証<3年ワイド>、或いは長期保証<5年ベーシック>が
無料になりますので、こちらもお忘れの無いように。

 

ちょっとやそっとじゃ耳から外れないのですが
やっぱり紛失してしまうのが怖いといった人は
ソニーストアで購入時は
『完全ワイヤレス型ヘッドホン 紛失あんしんサービス』が
御用意されています。

サービス料は1年間で1,000円+税となっていて
WF-1000XM3の片方を無くしてしまった場合は
紛失保障費用の5,000円+税をお支払い頂くことで
無くした片側の新しいものを用意してくれます。
興味がある人は、こちらから御参照下さい。

完全ワイヤレス型ヘッドホン 紛失あんしんサービス
完全ワイヤレス型ヘッドホン 紛失あんしんサービス

 

ソニーの完全ワイヤレスヘッドホン最新モデル『WF-1000XM3』が、
どのようなアドバンテージを備えており、
どのような想いを持って作り出されたのかを、
商品開発の中核メンバーが語ってくれています。

WF-1000XM3開発者インタビュー
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いい音には、静寂が要る。 | WF-1000XM3コンセプトサイト
いい音には、静寂が要る。 | WF-1000XM3コンセプトサイト

 

その他 ソニーのヘッドホンに関しての情報は
公式ページで御確認をお願い致します。

ソニー ヘッドホン商品情報ページ
ソニー ヘッドホン商品情報ページ

 

ソニーは、完全ワイヤレス型として業界最高クラス※1のノイズキャンセリング性能と独自の高音質技術DSEE HXで、周囲の騒音を低減してハイレゾ相当※2の高音質に浸れるBluetooth®対応ワイヤレスヘッドホン『WF-1000XM3』を発売します。

 

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