ソニーの 『α7IV』 ILCE-7M4 が海外で発表、『α7III』との違いを簡単に御紹介

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待望の『α7IV』 ILCE-7M4 が海外で発表

長いこと待ちわびられている『α7IV』 ILCE-7M4 が
この度、海外で発表となりました。
前機種となる『α7III』 ILCE-7M3 の国内での発売日が
2018年3月23日だったので約3年半ぶりに
動きがあったということになりますね。


追記:2021年12月2日(木)に国内でも発表となりました。
発売日は2021年12月17日(金)となっています。

ソニー公式:フルサイズミラーレス一眼カメラ『α7 IV』プレスリリース
ソニー公式:『α7 IV』 ILCE-7M4 商品情報ページ
関連マンガ:ソニーのミラーレス一眼カメラ 『α7IV』 ILCE-7M4 の特徴や前機種との違い
 

最近では海外発表と国内発表のタイムラグがなくなり
直近では全世界で同時発表という傾向が多かったのですが
今回は悲報というしかない流れになっていますね。

というのも残念なことに今回の海外発表に合わせて
国内では『日本でも発売を検討しているけど少し待ってね』
って感じの内容の公式発表があったのですよね。
 > フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 IV」等について [公式]
 

うーーん、どれくらい待つのか検討もつかないですね。
以前なら一ヵ月くらい放置でも特に案内は無かったので
数ヵ月レベルで待たされるのか
一ヵ月くらいで済むけど注目度が高すぎるので
とりあえず案内をしておいたのか、どっち方向なのでしょうか。
 

『α7III』 ILCE-7M3 との違いや進化点

やっぱり興味があるのは『α7III』 ILCE-7M3と比べて
『α7IV』 ILCE-7M4 はどこが変わったかですよね。
イメージセンサーに関しては有効約3300万画素の
Exmor R CMOSイメージセンサーになったということで
ILCE-7M3 の約2420万画素と比べると結構進化していますよね。

フルサイズのベースがずっと2400万画素くらいだったので
まぁまぁまぁ正当な進化といったところでしょうか?
ISO感度に関しても画素数が上がっているにも関わらず
ILCE-7M3 と同等の数値となる 常用ISO 100-51200、
静止画拡張時50-204800、動画拡張時102400ということで
及第点といったところではないでしょうか。
 

測距点については位相差759点でカバー率が約94%
ILCE-7M3 が693点でカバー率が約93%ということで
良くはなっていますが劇的とまではいかないですね。
ちなみに測距点数についてはα7SIIIと同等となります。

AFについては BIONZ XR 搭載などによって
リアルタイム瞳AFの検出精度が30%向上していたりします。
といったところでAFに関して一番注目したいのは
リアルタイム瞳AFの鳥対応ですね!

現行モデルではフラグシップモデルの α1 しか
対応となっていない鳥対応の機能が使えるということで
野鳥の撮影をするのに非常にオススメのモデルとなります。
ILCE-7M4 の静止画撮影で何が良くなったかと言えば
個人的にはここを挙げるかと思います。

あとはBIONZ XR での高速処理やバッファメモリーの増加、
CFexpress Type Aメモリーカード対応となったことで
連続撮影可能枚数が1,000枚を超えるのが大きいでしょうか。
ただ普通の人は α7III(JPEGで最大約177枚)でも
十分だと思いますので、ここはかなり人によりますね。
 

『α7IV』 ILCE-7M4 は動画撮影機能が大幅に向上

光学式5軸ボディ内手ブレ補正が5.0段から5.5段になり
結構評価が高い手ブレ補正アクティブモードに
対応となっているのが一つのポイントでしょうか。
(フルサイズで他には α1 と α7SIIIのみ対応)

ボディのデザインもバリアングル液晶モニターの採用や
ボタンの配置なども動画撮影よりとなっている
『α7SIII』 ILCE-7SM3 の系統なのもポイントですね。

さすがに 4K 120p には非対応となっていますが
4K 60pには対応となっていて(前機種は 4K 30pまで)
α1 と α7SIII で対応となっている 4:2:2 10bit や
All-Intra記録、MPEG-H HEVC/H.265 に対応するなど
より多くの撮影スタイルに適応することが可能です。

ILCE-7SM3 ではアップデート対応となっていた
『S-Cinetone』なんかも対応となっているので
動画撮影に関しては進化しまくりと言えるでしょうか。
 

ILCE-7M4 と ILCE-7M3 の比較表

モデル ILCE-7M4 ILCE-7M3
有効画素数 約3300万画素
Exmor R CMOSセンサー
約2420万画素
Exmor R CMOSセンサー
画像処理 BIONZ XR BIONZ X
ISO感度 常用ISO100-51200 静止画拡張時50-204800 動画拡張時102400
測距点 位相差検出方式 759点
(94%カバー)
コントラスト検出方式 425点
位相差検出方式 693点
(93%カバー)
コントラスト検出方式 425点
検出輝度範囲 EV-4-20 EV-3-20
瞳AF 人物・動物・鳥 人物・動物
連続撮影速度 AF/AE追随 最高約10コマ/秒
連続撮影枚数 各 1,000枚以上 JPEG:約177枚/圧縮RAW:約89枚
非圧縮RAW:約40枚
手ブレ補正 5.5段
動画撮影時アクティブモード
5.0段
ファインダー 約368万画素 有機EL
STD 60fps / HI 120fps
(倍率・アイポイントは同等)
約236万画素 有機EL
STD 60fps
(倍率 約0.78倍・約23mm/約18.5mm)
液晶モニター 3.0型バリアングル
約103万ドット
3.0型チルト可動式
約92万ドット
スロット デュアルスロット(スロット1と2で対応記録メディアが異なります)
対応メディア CFexpress Type Aカード
SD (UHS-I/II対応)カード
SD (UHS-I/II対応)カード
メモリースティック PRO デュオ
外形寸法 約 幅131.3×高さ96.4×奥行79.8 mm
モニターまでの奥行69.7mm
約 幅126.9×高さ95.6×奥行73.7 mm
モニターまでの奥行62.7mm
質量 約658g(撮影時)/約573g(本体のみ) 約650g(撮影時)/約565g(本体のみ)

 

現時点では当然 ILCE-7M4 は掲載されていませんが
ソニー公式のスペック比較表はこちらから御参照下さい。

 

『α7IV』 ILCE-7M4 ザックリまとめ

言うとあれなんですが静止画撮影に関しては
良くなっているものの 『α7III』 ILCE-7M3 から
買い替えるレベルかとなると予算に余裕がなければ
個人的な意見では厳しいところかなと思います。

感度や画質が維持できるなら画素数は正義なので
そこに関しては評価できるところだと思います。
もちろん細かい部分で進化をしていますが
間違いなく言えるのは野鳥の撮影をする人に
オススメしたいモデルといった感じでしょうか。
 

逆に動画撮影メインの場合『α7III』 ILCE-7M3 から
買い替えるかと言えば、こちらは『YES!』ですよね。
結構何から何まで進化をしていて段違いといえるかと。

フルサイズでの動画撮影用としては
『α7SIII』 ILCE-7SM3 が評価が高い訳なのですが、
販売価格が高いのですよね・・・
それに比べると『α7IV』 ILCE-7M4 は
リーズナブルな価格になるかと思いますので
廉価版の『α7SIII』的な立ち位置を狙えるのかなと。
 

ということで個人的な意見がもりもりですが
『α7IV』 ILCE-7M4 がようやく登場したということで
また国内での発売日や販売価格などが分かりましたら
御紹介したいと思っていますので
日本国内での動きを今しばらく待ちたいと思います。

 

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