ソニーのワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XE200 の特徴や実機レビュー
ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-XE200』
ソニーから新技術の「Line-Shape Diffuser」を搭載し
広いリスニングエリアを実現しているのが大きな特徴の
ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XE200 が
2022年7月8日(金)に発売となっています。
最近のソニーのワイヤレススピーカーは
広範囲でも高音質で聞くことができるという傾向が多く
何かをしながらといった普段の生活の中に
溶け込むようなモデルを目指しているといった感じでしょうか。
(従来は定位置でじっくり聴くのが基本でした)
一般的なスピーカーは球面上に音が広がる性質があり
正面や近い場所で聴くことに最適化されているので
そこから外れると音質や音量などが下がりますが
ライブステージやコンサートホールなどで使われている
ラインアレイスピーカーは水平方向に音が広がりやすく
広く遠いところまでカバーをすることが出来ます。
その性質をポータブルスピーカーで再現するために
開発されたのが「Line-Shape Diffuser」ということですね。
リスニングエリアが広いので部屋の隅などに設置することで
どこでも同じような音質や音量で聴くことができます。
動くことが多いアウトドアにもオススメですね。
個人で使うのはもちろん、ちょっとした講義など
例えば教室の教壇において部屋中に聞かせるなど
一般的なスピーカーと比べて広範囲で聴きやすくなるので
小型ながら多人数向けの使用にもオススメです。
SRS-XE200 の音質について
スピーカーはソニーのスピーカーでおなじみの
(従来のポータブルスピーカーやテレビでも採用)
「X-Balanced Speaker Unit」という非対称形の
スピーカーユニットを2基搭載となっています。
非対称形にすることで真円のものに比べ
一辺が同じ大きさでもユニットサイズを大きくできて
同じ音圧レベルでの振幅を減少させることができるなど
歪みの少ないクリアな音を実現します。
SRS-XE200 で採用しているユニットは
口径 約42×51mm が2基で実用最大出力は
14W(7W+7W)となっています。
またパッシブラジエーターを2つ配置した
「デュアル・パッシブラジエーター方式」を採用し
低域を効果的に増強し迫力の重低音を実現しています。
音量があまり大きく無い時でも低域を増強してくれる
機能も搭載なので中・小音量時でも大丈夫ですよ。
圧縮音源などを高音質にアップスケーリングしてくれる
『DSEE』や高音質コーデック LDAC に対応しているなど
ソニーの この価格帯のポータブルスピーカーとしては
及第点といったところでしょうか。
あと専用アプリ「Music Center(Android / iOS)」を使えば
イコライザーで Bass / Middle / Treble の調整が可能です。
縦置きと横置きの2つのスタイルに対応
SRS-XE200 は縦置きと横置きに対応となっていて
縦置きでは「Line-Shape Diffuser」によって
広いリスニングエリアで楽しむことが可能です。
縦置き時用としてデフォルトではモノラル再生なのですが
ステレオ再生に切り換えることが可能となっていて
(専用アプリ「Music Center(Android / iOS)」を使用)
デスクトップなど近場で定位置で聴く場合は
横置きステレオ再生の方が明瞭感などが格段にあがります。
個人的には横置きステレオ再生の方が好みなのですが
使用するシーンで使い分けができるということですね。
店舗などで近い位置で試聴する場合は縦置きモノラルだと
『こんなもんか』と思っちゃうかもしれませんので
試聴する際は2つのスタイルを御体験下さいね。
まぁまぁ 2台用意してStereo Pair機能を使って
縦置き&2台を使ってのステレオが最強かもしれません。
SRS-XE200 の使い勝手について
IP67相当の防塵・防水対応ということで
(水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れてもOK)
キッチンやお風呂などでも安心して使って頂けます。
本体に音量や楽曲の操作などの操作ボタンがあるので
防水非対応のスマートフォンと組み合わせて
お風呂で使うというのも有りではないでしょうか。
(お風呂用なら小さい SRS-XB13 がオススメですが)
マイクを内蔵しているので通話も可能となっています。
エコーキャンセリングに対応となっているので
不快なハウリングやエコーを抑えた通話が可能で
テレワーク用にもオススメとなっています。
本体にマイクミュートボタンも搭載しているので
素早くマイクの ON/OFF も可能となっていますよ。
最大約16時間のロングバッテリー
約4時間の充電で最大約16時間再生ができる(STAMINAオン時)
バッテリーを内蔵となっています。
また 約10分の充電で約70分の再生が可能となる
急速充電にも対応となっているのも便利で良いですね。
SRS-XE200 は最新の外音ノイズセンシングという機能を搭載。
周囲のノイズにより聞こえにくくなる音をカットして
音質の変化は最小限に抑えつつバッテリーを長持ちさせます。
スタミナモード(機能や音質を制限)とは併用不可で
購入時は外音ノイズセンシングがデフォルト設定となっています。
あとは使用時にバッテリーの残量を音声で教えてくれる
ボイスガイダンス機能を搭載となっているので
安心して使って頂けるかと思います。
それと過充電によるバッテリーの劣化を防いでくれる
『いたわり充電』に対応となっています(アプリで設定)。
ここ数年のポータブルスピーカーでは非搭載だったので
個人的には結構嬉しかったりしますね。
SRS-XE200 と SRS-XE300 の違い
SRS-XE200 と一緒に SRS-XE300 という一回り大きなモデルも
同時発売となっていて2モデルの違いをザックリ挙げると
まずは本体やスピーカーのサイズが違います。
SRS-XE200
本体:約 幅90×高さ208×奥行94mm/約800g
スピーカーユニット:約 42mm×51mm(2基)
実用最大出力:14W(7W+7W)
バッテリー持続時間:最大約16時間再生
SRS-XE300
本体:約 幅105×高さ238×奥行119mm/約1300g
スピーカーユニット:約 49mm×71mm(2基)
実用最大出力:30W(15W+15W)
バッテリー持続時間:最大約24時間再生
スピーカーユニットの大きさが違うということで
音質や音圧なども SRS-XE300 の方が一段上といった感じでしょうか。
ただ聴き比べなければ(聴き比べても?) SRS-XE200 でも十分なので
そこは予算と大きさで決めて頂ければ良いかと思います。
その他の違いとしては SRS-XE200 はストッラップが付けられるのと
SRS-XE300 は専用アプリ「Fiestable」に対応となっていて
DJのようなエフェクト等を楽しむことができるといった点ですね。
SRS-XE200 のザックリまとめ
SRS-XE200 の実機を触ったり試聴してみて思ったのが
この価格帯でこんなに良くなっているのかってことでした。
(ソニーストアで約16,000円(10%OFF時)&長期保証付き)
SRS-XB23 もお手頃価格で良い音かなって感想でしたが
何となく価格なりといった感じも持っていたので
(ソニーストアで約12,000円(10%OFF時)&長期保証付き)
+4,000円(税込)を出して SRS-XE200 にする価値があるかと思います。
また SRS-XE200 は五角形の形状となっていて
ボディ周りも手触りの良いシリコンで覆われていたりと
従来モデルと比べて個人的にデザインにも好印象ですね
ただ前機種の上位モデルともいえる SRS-XB33 が
値下げによって SRS-XE200 と同等の価格帯になっているので
広範囲のリスニング能力が必要無ければ
商品があるうちは SRS-XB33 を買うのも良いかもしれません。
とうことですが ワイヤレスポータブルスピーカー
SRS-XE200 を宜しくお願い致します。
クリアなサウンドを広く届ける Line-Shape Diffuser採用モデル
パワフルでクリアなサウンドを広く届ける Line-Shape Diffuser採用モデル
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高音質とパワフルサウンドを持ち運ぶ
関連マンガ:ソニーのワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XG300 の特徴や実機レビュー
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新モデル『SRS-XE300』&『SRS-XE200』に
どのような技術と工夫が盛り込まれているかを、
開発を牽引した中核メンバーが紹介します。
『SRS-XE300』&『SRS-XE200』開発者インタビュー
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『初音ミク』コラボモデルが2022年9月5日(月)の
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その他、ソニーのアクティブスピーカーのラインナップは
公式ページより御確認をお願い致します。
ソニーは、Bluetooth®対応ワイヤレスポータブルスピーカーのXシリーズとして、『SRS-XE300』、『SRS-XE200』、『SRS-XG300』の3機種を発売します。
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