ソニーのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズのバッテリー交換や修理について
ソニーのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの
バッテリー交換やイヤーパッド交換などを含めた
修理代金の目安などを御紹介させて頂きました。
その他、ワイヤレスヘッドホンの引き取り修理と持ち込み修理の違いや
無償修理を受ける際の注意点なども御紹介しています。
目次
ワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの修理について
ソニーのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの修理受付で多いのは
バッテリー交換や外的要因による破損となっていて、
その他の自然故障的な修理は結構少ないように思います。
(他商品と比べるとバッテリー交換も少ないように思います)
なので丁寧に扱って頂ければ長持ちする商品となっていますよ。
そんな中で意外と知らない人が多いかと思いますが、
各製品毎に耐用年数を元に法律で定められた部品保有期間が決まっていて
一般的に修理受付期間もそれに準じていたりします。
ヘッドホンの場合は製造打ち切り(生産完了)後から
6年が経過すると修理受付終了となってしまう訳ですね。
なのでオーバーヘッドタイプの 1000Xシリーズに関しては、
初代の「MDR-1000X」と2代目の「WH-1000XM2」の
修理受付は残念ながら既に終了となっています。
ちなみに修理受付の終了時期については
「WH-1000XM3」は早ければ2026年の7月頃の予想となり、
現時点では「WH-1000XM4」と「WH-1000XM5」は
現行モデルとなっているので2030年以降になるかと思います。
WH-1000Xシリーズのバッテリー交換代金
2024年10月時点でのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの
バッテリー交換代金は以下のようになっています。
型名 | バッテリー 交換代金 |
WH-1000XM5 | 8,250円(税込) |
WH-1000XM4 | |
WH-1000XM3 |
元の商品代金のことを考えると お手頃価格となっているでしょうか。
尚、今回は WH-1000Xシリーズの御紹介となっていますが、
その他のワイヤレスヘッドホンのバッテリー交換についても、
基本的には同じくらいの代金となっています。
ちなみに完全ワイヤレスイヤホンの上位モデルの場合は、
ちっちゃいバッテリーなのにバッテリー交換代金は
20,000円以上かかったりしますよ。
これは完全ワイヤレスイヤホンのバッテリー交換は、
基本的に本体交換となるためですが高いですよね・・・
あと、WH-1000Xシリーズはバッテリーが消耗しきって、
更にバッテリー交換の受付が終了となっていても
付属のヘッドホンケーブルを使えば音声は聞けるのが救いですよね。
WH-1000Xシリーズのイヤーパッド交換代金
2024年10月時点でのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの
イヤーパッド交換代金は以下のようになっています。
型名 | イヤーパッド 交換代金 |
WH-1000XM5 | 8,800円(税込) [両耳交換] |
WH-1000XM4 | |
WH-1000XM3 |
ちなみにイヤーパッドは部品としての取り寄せが可能です。
- WH-1000XM5:2,200円(税込)
- WH-1000XM4:2,800円(税込)前後
- WH-1000XM3:在庫なし
- 送料・代引手数料:660円(税込)
上記価格は片側のみの価格となってるので、
両耳の交換をしたい場合は2倍となります。
(WH-1000XM3 のイヤーパッドの在庫がなさそうなのだけど、
交換に出したら WH-1000XM4 と交換になったりするのかな?)
ということで 自分でイヤーパッドの交換が出来る場合は、
数千円分お得になりそうですね。
イヤーパッドの取り寄せについては以下の記事を御参照下さい。
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WH-1000Xシリーズの修理代金について
2024年10月時点でのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの
各種修理代金は以下のようになっています。
『各種の異常』は「電源が入らない」「ボタン操作ができない」
「音が出ない」「Bluetoothの接続が出来ない」などの症状で
修理内容は基板の交換となります。
型名 | 故障内容 | 修理代金 |
WH-1000XM5 | 各種の異常 | 19,250円(税込) |
破損や変形 | 23,650円(税込) | |
WH-1000XM4 | 各種の異常 | 23,650円(税込) |
破損や変形 | ||
WH-1000XM3 | 各種の異常 | 28,050円(税込) |
破損や変形 |
各種の異常に関しては基本的に基板交換による修理となりますが、
新しい WH-1000XM5 の方が安いのが少し面白いですね。
WH-1000XM3 の修理代金のことを考えると
買い替えも検討したいレベルになっちゃいますよね。
尚、修理期間は10日前後はかかると思ってください。
ヘッドホンの引き取り修理時の輸送料について
ヘッドホンは『持ち込み修理』と『引き取り修理』に
対応しており、引き取り修理時は修理代金にプラス輸送料として
2,200円(税込)が別途必要となっています。
ソニーストア以外のお店で購入時は保証期間中に
無償修理を受けた場合は修理代金自体は無料となりますが、
輸送料は取られちゃいますので御注意下さい。
引き取り修理時の輸送料の有無につきましては
メーカー修理保証期間内
ソニーストア(直営店/オンライン)で
購入時、
及びソニーストア長期保証期間中
(3年 or 5年)は
輸送料は必要ありません。
ソニーストア(直営店/オンライン)以外で
購入時は輸送料が必要となります。
メーカー修理保証期間外
購入店を問わず輸送料が必要です。
といった内容になっています。
ヘッドホンの持ち込み修理時は輸送料が無料
輸送料がまぁまぁ痛い出費になるかと思いますが
持ち込み修理の場合は輸送料が無料になります。
ソニー製品の持ち込み修理ができる場所については
秋葉原(東京)、日本橋(大阪)、那覇(沖縄)の3ヵ所のみ
ソニーストア直営店
札幌、東京、名古屋、大阪、福岡天神の5ヵ所のみ
ソニーストア(直営店/オンライン)で購入した商品のみ受付
ソニー修理受付認定店
全国各地にある店舗で受付
となっているので近隣のソニー修理受付認定店に
持ち込み修理の依頼をされるケースが多くなると思います。
ソニーの持ち込み修理サービスや
お近くのソニー修理受付認定店の確認はこちらから
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ヘッドホンの保証書で無償修理を受けるには
ヘッドホンは1年間の修理保証が付いているということで
(ソニーストアで購入時は3年間の修理保証が無償です)
保証対象の修理時は修理代金が無料となります。
尚、保証書で無償となる修理は自然故障のみで
落下や破損、水濡れなどの外的要因による修理は
無償修理の対象外となっていますよ。
といったところで無償修理を受けるためには
保証書が必要となるのですが最近はネット購入も増えており、
保証書が未記入となっていることが多いかと思います。
保証書が未記入の場合は別途購入の証憑となる
領収書や明細書などが必要となります。
また購入店名の記載やハンコが押してあって
購入日付が記載されていなかったり
逆に購入日付だけが記載されていても
購入店名の記載やハンコが無い場合でも
別途購入の証憑が必要となりますので御注意下さい。
ちなみにソニー公式のオンライン販売である
ソニーストアで購入時でも保証書は未記入なので、
無償修理の申し込みの際は購入商品に同梱されている
『ご購入明細書 兼 納品書』が必要となります。
今どきはネットで購入されている人が多いのですが
ソニーストアのように明細書が同梱されていない場合は
領収書や明細書をプリントアウトする必要があります。
Amazon など大手の販売サイト等の場合は
購入履歴から該当商品を探していただくと
『領収書/購入明細書』などの項目があるかと思いますので
そちらで表示される内容をプリントアウトして
保証書と合わせて出して頂ければ OKですね。
その際にパソコンが無くスマートフォンしか
お持ちでない場合はプリンターもお持ちでないケースが多く
コンビニでプリントアウトをする必要があるかと思います。
スマートフォンの画面や画像などをコンビニで
プリントアウトする方法については検索サイトで
『(コンビニ名) スマホ プリントアウト』で
検索して頂くと分かるかと思います。
ちなみに基本的には専用アプリが必要となりますよ。
関連記事
ワイヤレスヘッドホンの修理に関してのザックリまとめ
当店はソニー修理受付認定店として修理の受付を行っていますが、
オーバーヘッドタイプのヘッドホンの修理はあまりなく、
あっても破損の場合がほとんどだと思います。
ちなみに破損の中ではヘッドバンド部の破損が多いですね。
つい最近もヘッドバンド部が曲がったのがありました。
(折れずに曲がっていたので頑丈な造りだと思ったり)
今回はワイヤレスヘッドホンの中でも WH-1000Xシリーズの
修理に関する御紹介となっていますが、
その他の 2万円以下のモデルになってくると修理代金より
キャンペーン期間中に購入する方が お得になったりするからですね。
例えば現行モデルの WH-CH720N は販売価格帯が2万円前後ですが、
修理代金が15,400円(税込)となっているので、
キャッシュバックキャンペーンなどが開催している時に購入すると
500円~8,000円お得に購入できたりするので差がなくなったりします。
数千円差でも新品の方は当然汚れや傷が無くバッテリーが新品で
ヘッドホンケーブルやUSBケーブルも追加されるので、
修理をすることを考えると買い直しでも良いかなみたいな。
余談ですが修理受付を行っているモデルでも部品の調達が
困難な場合は代替モデルとの交換修理対応になることがあります。
修理代金相当で最新機種との交換になったりすることもあるので
ものすごくお得になるケースもあったりしますよ。
以前に一部の例を紹介していますので興味のある人はご参照くださいね。
関連記事
ということでソニーのワイヤレスヘッドホン WH-1000Xシリーズの
バッテリー交換や修理が必要になった場合の御参考になればと思います。
ソニー 修理のご相談や申し込みに関しては
公式サイトよりご確認をお願い致します。
ヘッドホンのサポートページでは
取扱説明書(ヘルプガイド)、使い方やアップデート情報など
様々な情報を御確認して頂けますので、ぜひご活用ください。
その他、ソニーのヘッドホンにつきましては
ヘッドホン公式サイトで御確認をお願い致します。