ソニーのミラーレス一眼カメラ 『α1 II』 ILCE-1M2 の特徴や前機種との違い

ソニーからフルサイズミラーレス一眼カメラの
フラッグシップモデル『α1』の後継モデルとなる
『α1 II』 ILCE-1M2 が発売となりました。

前機種と同等のイメージセンサーを採用していて
初出しとなるような画期的な機能こそ搭載していませんが、
前機種の『α1』以降に登場した新しい機能を全部搭載することで
ブラッシュアップをしたモデルになっています。

『α1 II』の供給に関するお知らせ

『α1 II』 ILCE-1M2 は2024年11月26日(火)の10時より受注を開始しましたが、
予想を大幅に上回る注文が入ったため受注開始後2時間ほどで公式ページに
商品のお届けまでにお時間をいただく可能性がありますとの告知が出ました。

ソニー公式:フルサイズミラーレス一眼カメラ『α1 II』の供給に関するお知らせ

 

ミラーレス一眼カメラ 『α1 II』 ILCE-1M2 が発売

ソニーからミラーレス一眼カメラ「αシリーズ」のフラッグシップモデルとなる、
α1 IIILCE-1M2 が2024年12月13日(金)に発売となっています。

前機種の『α1』 ILCE-1 の発売日が2021年3月19日だったということで、
約3年9ヶ月ぶりの後継機ということで大きく進化を遂げています。

 

『α1 II』で初出しとなるような機能が無かったのが残念なところですが、
前機種の『α1』の発売以降に登場した新しい機能を全て搭載することで
使い勝手などが大きく向上しているかと思います。

『α1 II』の主な進化点をピックアップすると

  • AIプロセッシングユニット搭載
  • リアルタイム認識AF
  • プリ撮影機能 & 連写速度ブースト機能
  • コンポジットRAW撮影(ノイズ低減が追加)
  • 動画撮影機能の充実
  • 中央8.5段、周辺7.0段の手ブレ補正効果
  • 4軸マルチアングル液晶モニター
  • 最新世代の筐体デザイン

といったところになるでしょうか。

 

AIプロセッシングユニットの搭載よるAF性能の向上や、
プリ撮影機能なんかが非常に魅力的になっているでしょうか。
動画撮影機能の充実とサラっと書いていますが、
前機種と比べると使い勝手が段違いと言える部分だと思います。

ということで、『α1 II』の特徴を『α1』の違いと合わせて
御紹介していきたいと思います。

 

ソニー公式 『α1 II』ILCE-1M2 商品情報
ソニー公式 『α1 II』ILCE-1M2 商品情報

 

 

有効約5010万画素イメージセンサーと最新の画像処理システム

『α1 II』ILCE-1M2 は有効約5010万画素イメージセンサーを搭載ですが、
メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーを採用することで
高解像とスピードを高次元での両立を実現しています。

高解像性能が特徴の『α7R V』ILCE-7RM5 は有効約6100万画素で、
ベーシックモデルの『α7 IV』ILCE-7M4 は有効約3300万画素ですが、
従来の裏面照射型 Exmor R CMOSセンサーを採用しているということで、
どちらも最高約10コマ/秒のAF/AE追随連続撮影に対応となっています。

『α1 II』ILCE-1M2 はというと最高30コマ/秒のAF/AE追随連続撮影に対応で、
更に連続撮影中に真っ黒な画面を表示しない「ブラックアウトフリー撮影」に
対応となっているのがメモリー内蔵の積層型ならではとなっています。

 

常用ISO感度に関しては静止画時で最高32000となっていて
拡張時の数値等も含めて『α7R V』 ILCE-7RM5 と同等となっています。
有効3000万画素前後のモデル比べると数値的には小さくなっていますが、
画素数とISO感度は反比例的な関係となっているので
有効約5010万画素で この数値は頑張っていると言えます。

 

画像処理エンジンは前機種と同様に『BIONZ XR』を採用となっていて、
従来機種で搭載していた『BIONZ X』と比べて
最大約8倍の高速処理能力を実現した結果、
画像処理の性能はもちろん機能の充実にも繋がっています。

更にフルサイズの上位モデルで培った高度なアルゴリズムを継承し
露出制御や色再現性能の精度が向上することによって、
画質的には従来の最高32000のモデルより良くなっていると言えます。
肌領域のAE制御なども向上していますよ。

 

また前機種と比べると中~高のISO感度での低ノイズ化を実現しています。
RAW撮影時は前機種と特に変わらないのですが、
JEPG撮影時は低ノイズ化により奇麗になっています。

  有効画素数
(静止画時)
ISO感度
(静止画時)
ILCE-1M2 約5010万画素
(メモリー内蔵)
常用100-32000
拡張50-102400
ILCE-1
ILCE-7RM5 約6100万画素
 
ILCE-9M3 約2460万画素
(メモリー内蔵)
常用250-25600
拡張125-51200

ILCE-9M3 の ISO感度が低いのはグローバルシャッターを採用によるもの。

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使い勝手の良い静止画撮影機能

『α1 II』ILCE-1M2 は静止画撮影時に使い勝手の良い機能を新たに搭載しています。
ブラックアウトフリー撮影」と「ピクセルシフトマルチ撮影」は
前機種でも搭載となっていましたが、新たに搭載されたものとして
プリ撮影」、「連写速度ブースト」、「ノイズ低減用撮影」があります。

 

ブラックアウトフリー撮影

従来のモデルでは静止画撮影時にシャッターを切ると
一瞬黒い画面が入りますが それがブラックアウトと呼ばれています。

一枚撮りでは そこまで気にならないかもしれませんが
連続撮影時も1枚毎にブラックアウトするので、
動きの速い被写体を追いかける時に追いにくかったりすると思います。

『α1 II』ILCE-1M2では そのブラックアウトが発生しないので、
連続撮影時でも被写体を追随しやすいというのが大きな特徴となります。

 

『α1 II』ILCE-1M2 では前機種では出来なかった
レリーズタイムラグの設定が可能となっていて、
「自動/切」「最速レリーズ」「安定レリーズ」から選択が可能です。

 

プリ撮影機能で決定的瞬間を逃さない

シャッターを切る直前を最高1秒まで遡って記録する
新機能の「プリ撮影機能」を搭載となっています。(前機種は非搭載)
最高約30コマ/秒でのAF/AE追随の撮影に対応していますよ。

プリ撮影機能はシャッターを半押ししている間は
設定した時間分(最長1秒分)をキャッシュし続けて、
シャッターを切った時点から設定した時間分(最長1秒分)の
キャッシュを含めて記録を行うという機能となっています。

『α1 II』ILCE-1M2 のプリ撮影機能はRAW撮影にも対応していて、
0.03秒から最大1秒前まで細かく設定が可能となっています。
(1秒~0.1秒は0.1秒刻み/0.09秒から0.03秒までは0.01秒刻み)

 

これって無茶苦茶良い機能ですよね。
シャッタータイミングが予測できない被写体の撮影の場合は、
それっぽい動作が来そうだと思ったらシャッターを切りますが、
プリ撮影機能なら「来た!」と思った瞬間にシャッターを切っても
ベストショットを撮ることが出来たりするかと思います。
(最高1秒なので、ある程度反射神経は必要ですが)

例えば鳥が飛び立つ瞬間を撮るのは結構難しいと思いますが、
プリ撮影機能を利用することで少し余裕が出来たりしますよね。

 

ブースト撮影機能を搭載

新機能として「ブースト撮影機能」を搭載しています。(前機種は非搭載)
デフォルトでは本体前面に新たに搭載された『C5』ボタンに設定されていて、
ブースト撮影機能を設定したボタンとシャッターボタンが
同時に押された時にだけ連写速度を上げる機能となっています。

例えばシャッターボタンでの連写速度が20コマ/秒の時に

  • シャッターボタンのみ押す=20コマ/秒
  • シャッターボタンとブースト撮影機能設定ボタンを押す=30コマ/秒
  • ブースト撮影機能設定ボタンだけを押す=何も起こらない

といった感じに使用することが出来ます。

 

ブースト撮影機能設定ボタンは先押しでも後押しでもOKで、
シャッターボタンで20コマ/秒の撮影中にブースト撮影機能設定ボタンを
後から押すと押している間だけ30コマ/秒になり、
ブースト撮影機能設定ボタンを離した瞬間に20コマ/秒に戻ります。
(20コマ/秒での連写中に30コマ/秒を割り込ませるみたいな)

ドライブモードで切り替えることなく連写速度の使い分けが出来るので、
撮影シーンに応じて便利に使って頂けるかと思います。

 

2種類のコンポジットRAW撮影

2種類のコンポジットRAW撮影に対応ということで、
ひとつは前機種でも搭載していた「ピクセルシフトマルチ撮影」で、
もうひとつが新たに追加された「ノイズ低減用撮影となっています。

従来はそれぞれ独立した機能となっていましたが
(ノイズ低減用撮影は ILCE-9M3 で初搭載)、
コンポジットRAW撮影の項目内の機能となりました。

 

ピクセルシフトマルチ撮影」はイメージセンサーを半分、
あるいは1画素ずつずらしながら撮影をして
最大16枚の画像撮影時の合計7億9626万画素分もの膨大な情報から
約1億9900万画素(17280 × 11520)の画像生成が可能な機能ですね。
その性質上、三脚が必須な撮影方法となっています。

従来では被写体に動きが生じた場合に
(風景等を撮影しようとすると何かが動いてるみたいな)
正しく合成されないケースがありましたが、
最新のソフトウェア(Imaging Edge)では
数ピクセル単位の動きを自動で検出し補正を行い、
更に高精度に画像を生成することが可能となっています。

 

ノイズ低減用撮影」は一度の撮影で4枚から32枚のRAW画像を撮影して、
パソコン上で「Imaging Edge Desktop」を使用して合成することで
1枚の低ノイズな画像を生成する機能となっています。
(JPEG、TIFF、RAW形式で出力可能)

従来のマルチショットNRの発展版みたいな感じの機能となっていて、
特に暗所での撮影時に威力を発揮してくれますね。

「ピクセルシフトマルチ撮影」は三脚が必須の機能となっていますが、
「ノイズ低減用撮影」は手持ちでの撮影でも利用して頂けます。
※シャッタースピードを1/30秒未満やフラッシュの使用、
プリ撮影やブースト撮影などの機能は制限されます。

 

フラッシュ同調速度とフリッカーレス撮影

こちらは前機種『α1』と同等の機能となっていますが、
フラッシュ同調速度1/400秒のデュアル駆動式シャッター(メカ)を搭載し、
電子シャッターでの
フラッシュ撮影(同調速度1/200秒)にも対応
しています。
更にAPS-C撮影時は1.25倍(1/500秒と1/250秒)になりますよ。
※ソニーの純正フラッシュを使用時

 

またメカシャッターはもちろん、
電子シャッターでもフリッカーレス撮影に対応となっていたり、
α9 II比で約1.5倍 動体歪みを抑えた静止画撮影が可能など、
電子シャッターの使い勝手が大幅に向上しているので、
室内競技の撮影などでも活躍してくれるかと思います。
(LED照明のフリッカーを低減する高周波フリッカーレス機能も搭載)

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AIプロセッシングユニットを搭載したAFシステム

『α1 II』ILCE-1M2 は「AIプロセッシングユニット」を搭載することで、
AFシステムが前機種とは比較にならないほど進化をしています。
まぁまぁまぁ 難しい話は抜きにして、
AIが被写体を認識することで非常に高いAF性能を実現しています。

 

像面位相差AFの測距点は前機種と同様に759点となっていて
撮像エリアの約92%をカバーしています。
フルサイズレンズを装着してのAPS-Cモード時も759点を保ちますので、
2100万画素クラスの APS-Cモデル的な使い方もして頂けますよ。

AF検出輝度範囲の低照度下限(AF-S時)は「EV-4.0」を実現していて、
絞り値 F22まで連続撮影時にAF/AEが追随可能となっています。

また前機種と同様に「可視光+IRセンサー」を搭載しているので、
オートホワイトバランスを適切に調整してくれるのですが、
AIプロセッシングユニットによって更に精度が向上しています。(特に日陰のシーン)

 

前機種では無かった機能としては被写体の速度変化に応じて、
AF追随性の設定を「安定」「標準」「敏感」の3段階から選べるようになりました。
飛び立つ鳥など瞬時に移動速度が大きく変化する被写体の場合は、
「敏感」を選ぶなど状況に応じて変更することが出来るようになっています。

また前機種ではフォーカスエリアの「スポット」は
「L」「M」「S」の3サイズからの選択となっていましたが、
『α1 II』ILCE-1M2 ではXL」と「XS」が追加されて5つとなっているのと、
フォーカスエリアの縦横比を自由に変更することが出来る
カスタムフォーカスエリア」が新たに追加されています。

 

『α1 II』 ILCE-1M2 のリアルタイム認識AF

『α1 II』 ILCE-1M2 は AIプロセッシングユニットを搭載することで、
リアルタイム認識AF」に対応となっているのも非常に大きな特徴です。
従来の人、動物、鳥の認識精度がパワーアップしている他、
新たに昆虫、車、列車、飛行機に対応となっていますよ。

『α7R V』ILCE-7RM5 のものですが
リアルタイム認識AFの参考動画が公開されています。

 

人物のリアルタイム認識AF

『α1 II』 ILCE-1M2 では人物の姿勢を認識することが出来るので、
この辺りに瞳があるという前提で認識を行うため瞳の認識精度も高くなっています。
なので前機種と比べるとサングラスや帽子等を装着していても
瞳付近をしっかり追ってくれるような感じになっています。

 

動物・鳥・昆虫のリアルタイム認識AF

前機種でも動物の瞳AFに対応(静止画のみ)となっていましたが、
『α1 II』 ILCE-1M2 では更に頭や体の認識が加わったのと
(『瞳』・『瞳/頭』・『瞳/頭/体』と部位設定が可能です)、
従来は犬や猫をメインとした認識するものとなっていましたが、
一部の草食動物や小動物なども認識するようになっています。

今までは被写体の動物が背中を向いたりすると
AFが迷ったりしていましたが その辺りも改善されていますね。

 

鳥についても前機種では瞳AFに対応(静止画のみ)となっていましたが、
『α1 II』 ILCE-1M2 では認識できる鳥の種類が増えていたり
頭や体の認識に対応となっています。

野鳥の撮影なんかで木々の間にいる鳥を撮ろうとすると
枝や葉っぱなどにAFが奪われたりすると思いますが、
そういった場合でも被写体認識を利用することで
今までと比べスムーズにピントを合わせやすくなるかと思います。

 

昆虫の認識にも対応となっていてトンボや蝶々をはじめ、
撮影したくなるような昆虫は結構幅広く認識してくれるかと思います。

昆虫に関しては瞳AFはないのですが体全体はもちろん、
先頭部や頭部付近を狙うことができるので
結果として瞳付近を撮影することも可能だと思います。

 

車・列車・飛行機のリアルタイム認識AF

車、列車、飛行機の認識が可能となっています。
それぞれ先頭部付近や全体を認識して追ってくれますよ。
ちなみに車と列車は一括りの設定になっているのと
飛行機はヘリコプターも認識してくれるそうです。

こちらに関しても街中などで他の物体や障害物に
囲まれているようなシーンでも認識設定をしておけば、
被写体を優先して追ってくれるので一手間減ったり
ストレスのない撮影が可能になるかと思います。

突発的なシーンでも初動が早くなるので、
一歩先のシャッターチャンスをモノにできるかと思います。

 

ソニー初、リアルタイム認識AFのオートが追加

AIプロセッシングユニット & リアルタイム認識AF 対応モデルは
既に数シリーズが発売となっていますが、
『α1 II』 ILCE-1M2 では初めて「AUTO(オート)」設定が追加となりました。

従来では「人」「動物」「鳥」「虫」「車/電車」「飛行機」に分かれていますが、
「AUTO(オート)」で認識する対象を選択することで切り替えることなく
被写体を認識することが可能となっています。

例えば「AUTO(オート)」に「鳥」「虫」を設定することで、
不意に遭遇した時にでも瞬時に対応が可能となります。
ただし内部処理的にはワンアクション追加されるので、
単体で設定する方が精度は高くなりますよ。

 

リアルタイム認識AFの優位点

普段撮影されている人は『普通に追えるけど?』
といった感じに思われるかもしれませんが、
フォーカスエリアを設定していたり経験で追えているというのもあるかと思います。

『目標をセンターに入れてスイッチ』といけば良いのですが
目的の被写体付近や前方に別の目立つ物体があると、
そちらにAFが奪われてしまうことも多々ありますよね。
撮影する時間があればフォーカスをしなおせば良いのですが
咄嗟の撮影&すぐに被写体が行ってしまう場合は、
せっかくのシャッターチャンスを逃す可能性があります。

そんな場面でもリアルタイム認識AFで設定をすることで、
目的の被写体に瞬時にピントを合わせやすくなるのは
結構大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

 

とういうことで瞬時のフォーカスが必要な場面や、
目的の被写体が様々な物体に囲まれている場面での
撮影が多い人にはオススメの機能になるかと思います。

従来ではフォーカス合わせに一手間必要だったシーンでも
手軽になったりするので構図の自由度も上がるかと思います。

ちなみに被写体認識AFを設定しない場合でも
物体認識アルゴリズムにより高精度なAFが利用できるのと、
リアルタイムトラッキングの精度も前機種より高くなっています。

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中央8.5段、周辺7.0段の手ブレ補正効果

光学式5軸ボディ内手ブレ補正に関しては αシリーズ史上最高の
中央8.5段、周辺7.0段」の補正効果を実現となっています。

なんか従来の表記が異なるなと思われるかもしれませんが、
従来は「CIPA規格準拠」の表記で「Pitch/Yaw(垂直方向/水平方向)」の
補正効果での段数評価となっていたところ、
今回から「CIPA2024規格準拠」の表記で「Pitch/Yaw(垂直方向/水平方向)」に
「Roll(回転)」を加えた補正効果での段数評価となっています。

「Roll(回転)」が加わったことで中央と周辺で数値が大きく変わるので、
中央と周辺の両方の段数が表記されるようになったという感じですね。
なので従来の段数は中央部だけが表記されているといったイメージが近いでしょうか。

 

手ブレ補正と言えば動画撮影時でも影響が大きいのですが、
『α1 II』 ILCE-1M2 は「手ブレ補正アクティブモード」を
搭載しているので動画撮影時の手ブレを強力に抑えることが可能です。
※アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。

また「アクティブモード」よりも手ブレ補正の効果を30%以上向上する
ダイナミックアクティブモード」を新たに搭載することで、
手持ち撮影を より多様な状況で活用できます。
※アクティブモードより更に画角が狭くなります。

ちなみにアクティブモードは光学式の手ブレ補正で
ダイナミックアクティブモードは光学式+電子式となります。

また、対応する手ブレ補正機構内蔵レンズと組み合わせて
カメラ本体とレンズが協調して手ブレ補正を行い
通常より大きなブレを補正することが可能な「レンズ協調制御」に対応です。

協調制御対応レンズは公式サイトで御確認下さい。

 

ILCE-1M2 中央8.5段、周辺7.0段/レンズ協調制御
アクティブモード対応
ダイナミックアクティブモード対応
ILCE-9M3 8.0段/レンズ協調制御
アクティブモード対応
ダイナミックアクティブモード対応
ILCE-7RM5 8.0段/レンズ協調制御
アクティブモード対応
ILCE-1 5.5段/レンズ協調制御
アクティブモード対応

 

『α1 II』 ILCE-1M2 は最新アルゴリズムにより1画素レベルの微細なブレを検出し、
補正することで被写体をより鮮鋭に捉えることが可能です。
普段の撮影シーンでは中央8.5段、周辺7.0段の補正より、
こちらの方が仕上がりに良い影響を与えてくれるかと思いますよ。

 

動画撮影機能が更に充実

まずは前機種と同様に8.6Kオーバーサンプリングによる、
8K(7680×4320)30p/24p」の動画記録が可能となっています。

またフルサイズ撮影時の 4K 120pの動画記録が可能で(約1.1倍クロップされます)、
Super 35mm での4K動画記録時(60p/30p/24p)は全画素読み出しによる
5.8Kオーバーサンプリングによる豊富な情報量を凝縮して、
4K映像を出力することが可能となっています。

8K と 4K での「XAVC HS方式」や「4:2:2 10bit」の記録に対応で、
All-Intra」の記録にも対応(8Kは除く)となっています。

あと『α1 II』 ILCE-1M2 では 24p撮影時のシャッター速度を
「1/48」「1/96」に設定することが可能となっています。

 

前機種と同様に動画撮影中のフォーカスブリージングを低減する
ブリージング補正機能(対応レンズでのみ使用可能)を搭載となっているのと、
『α1 II』 ILCE-1M2 では新たにAFでの撮影中に
シームレスにMF操作に切り換え出来る「AFアシスト機能」や
被写界深度を可視化する「フォーカスマップ機能」を搭載し、
更に使い勝手が良くなっていたりします。

 

先程も言いましたが動画撮影時の手ブレ補正アクティブモードに
対応となっているのも大きな特徴と言えます。

あとは動画撮影時も認識性能の強化で大幅に進化した
「リアルタイム認識AF」や「リアルタイムトラッキング」が使用できるので、
構図に集中して撮影することが出来るかと思います。

 

フレーミング補正機能を搭載

「ダイナミックアクティブモード」を使用時のみ有効となる機能ですが、
被写体と並走して撮影するようなシーンで被写体が構図内の
同じ位置(高さ)に保たれるように自動で構図の補正を行う
フレーミング補正」を新たに搭載しています。(前機種は非搭載)

ダイナミックアクティブモードから更にクロップを行うので画角は狭くなります。

 

オートフレーミング機能を搭載

カメラが被写体を認識してクロップ(画面の切り出し)する
オートフレーミング機能」を新たに搭載しています。(前機種は非搭載)
4K解像度の画像からクロップを行うため画角は狭くなります。

オートフレーミングは固定撮影向けの機能となっていて
被写体がフレーム内に保持されるように動作します。
固定撮影向けというのはオートフレーミングを ON にすると
手ブレ補正が自動的に OFF に切り替わるからですね。

被写体を追随するカメラワークには技術が必要ですが
オートフレーミングを利用することでクロップはされますが、
カメラマンがカメラワークを行っているかのような
動画が手軽に撮影できるのでワンオペ時にもオススメです。

VLOGCAM ZV-E1 のものですが
オートフレーミングの参考動画が公開されています。

 

『α1 II』で新たに搭載となった動画系の機能は

  • リアルタイム認識AFによるAFの強化
  • 24p撮影時のシャッター速度設定
  • AFアシスト機能を搭載
  • フォーカスマップ機能を搭載
  • ダイナミックアクティブモードを搭載
  • フレーミング補正機能を搭載
  • オートフレーミング機能を搭載
  • PPLUT / LUTモニター機能を搭載

といったところになるでしょうか。

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シネマティックな撮影等が手軽に楽しめる

『α1 II』 ILCE-1M2 はグレーディングが不要な撮影方法が
新たに追加されているので状況に応じての選択肢が増えています。

「グレーディング」とは撮影後に映像の階調と色調を
整える画像加工処理のこととなっています。

ちなみに階調と色調を整える画像処理については
ドラマや映画の映像は少し色彩が落ちていたり
青みがかかったような映像になっていたりして、
普段 目で見ているのと違った印象を持つかと思います。
逆にドキュメンタリーやバラエティ、ニュースなどの映像は、
普段 自分の目で見ている映像に近いですよね。

 

従来は S-Log3などのLog撮影を行うことで
階調や色調を適応していない状態の映像を記録し(原版的な)、
後からLUTを適応してグレーディングを行っていたかと思います。
(専門用語的にはLUTをベイクするって表現ですね)

『α1 II』 ILCE-1M2 はグレーディングが不要な撮影方法として

  • クリエィティブルック:10種類から選んで微調整も可能
  • S-Cinetone:映画のような印象のルック
  • HLG:『4:2:2 10bit』記録対応
  • PPLUT:ユーザーLUTをピクチャーファイルとして使用可能

を搭載となっていてグレーディングが不要ということで、
グレーディングを行う手間や時間を節約することができます。
上記の中では「PPLUT」が前機種では非対応となっていました。

 

ただし階調や色調を適応した状態で記録がされるので、
後から階調や色調を変更したい時には更なる手間がかかったり
クオリティーが下がるのが短所となります。
なので記録した映像が最終の仕上がりとすることが前提ですね。

全然違うのですがイメージ的に言えば
Log撮影は静止画で言えばRAWでの記録みたいなもので、
情報量が多いのでJPEGで撮影したものを後から編集するより
クオリティーが高い編集が可能といった感じでしょうか。
原版が残るので後から納得のいく調整が可能となります。

 

クリエィティブルック

静止画と動画を撮影時に自分好みの映像表現が可能な
クリエイティブルック」に対応となっていて
全10種類からお好みのモードが選択可能です。

  • ST:被写体シーンに幅広く対応する標準の仕上がり
  • PT:肌をより柔らかに再現。 人物の撮影に最適
  • NT:彩度 シャープネスが低くなり、 落ち着いた雰囲気に表現
  • VV:彩度とコントラストが高めになり、より印象的に表現
  • VV2:明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に
  • FL:メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気をアップ
  • IN:コントラストと彩度を抑えたマットな質感に
  • SH:透明感柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気の仕上がりに
  • BW:白黒のモノトーンで表現
  • SE:セピア色のモノトーンで表現

更に各々コントラスト、ハイライト、シャドウ
フェード、再度、シャーップネス、明瞭度などが
10~19段階で調整することが可能となっています。

といった感じで後からではなく撮影時に
自分好みの色味や雰囲気を作りこむことが可能です。
特に後から編集するのは面倒なのでしないよって人に
オススメの機能になっているでしょうか。

 

S-Cinetone:映画のような印象のルック

ソニーの業務用カメラから作られたルックとなっていて
人の肌の色を美しく見せるスキントーンとなっています。
映画っぽい表現がしたい時に手軽&参考になるかと思います。

 

4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)

撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで
カラーグレーディングをせずに黒つぶれと白とびを抑えた
肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。

 

自由度が高くてお手軽な PPLUT

ユーザーLUTをピクチャーファイルとして使用可能な
PPLUT」対応が非常に便利となっています。

LUT(.cube)は大手のメーカーや企業で配布されていたり、
個人でも作成することが可能となっていて
数えきれない程の種類が世の中に出回っています。

いままではカメラでLog撮影した記録データを
パソコンなどで編集をしてLUTを適応していたのですが、
『α1 II』 ILCE-1M2 はカメラ内にLUTをインポートをして
LUTを適応した状態で映像を記録することが可能となっています。
(最大16個を記録して4個までピクチャープロファイルに登録可能)

これにより後から編集する時間や手間を省略できるので
非常に便利な機能になっているかと思います。
ただし先程も言っていましたが記録したデータは
LUTが適応された状態になるので後から
階調や色調を編集することは困難となります。

なので、そのLUTを絶対に適応するという状況での使用に限られてくるでしょうか。
プロや複数人でのチームで撮影するような状況では
原版的なLogでの記録映像を残しておきたいと思うので、
どちらかといえば初心者や入門者向けの機能になるかと思います。
逆に作成慣れした個人のプロになれば使い分けできそうですね。

 

プロにもオススメの LUTモニタリング機能

Log撮影時の映像はコントラストが低く色も薄いので
(データとしては保持しているが表示できないだけ)
撮影環境の調整や仕上がりのイメージが困難となっていました。

そんな中 『α1 II』ILCE-1M2 ではカメラにインポートしたLUTを
モニター上でのみ適応して表示することが可能となる
LUTモニタリング機能」が搭載となっています。
こちらも前機種では非搭載の機能となっていますよ。

最終仕上がりをイメージしながらの撮影環境の調整や
仕上がりに近い状態での確認が可能となるので、
非常に使い勝手の良い機能になっているかと思います。
カメラからのHDMI出力にも反映することが可能ですよ。

ONとOFFが可能でモニター上でのみの適応となるので
記録する映像はLUTを適応していないLogでの記録となります。

 

あと、S-Log3撮影時は前機種よりディテールの再現が向上しているので、
Cinema Lineカメラで出力した S-Log3 との親和性も高くなっています。
尚、前機種で対応だった S-Log2 は非対応となっています。

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『α1 II』と『α1』のボディや操作性などの違い

『α1 II』 ILCE-1M2 は最新世代の筐体を採用することで、
グリップ部分の側面が丸みを帯び下部の内側を鋭角にするなど、
長時間握っていても疲れにくいグリップの形状となっています。

シャッターボタン付近も持ち上げて更に角度をつけたり、
上面から側面にかけて丸みを持たせることによって
操作しやすい形状に設計されています。

 

操作系でいえば前面に「C5ボタン」が追加されていて、
モードダイヤル部に「モード切り替えスイッチ」が追加されています。
(モードダイヤル部にあった静止画・動画・S&Qがスイッチとして独立)

あとは「後ダイヤルR」に露出補正以外の割り当てが可能となったのと、
ドライブモードダイヤルに「*(ダイヤル無効)」が追加されているのと、
各端子の配置と端子カバーが変更になっているといったところでしょうか。

 

地味なところで前機種では特別感を出すためにロゴが金色だったり
マウント部のシナバーオレンジが目立つようになっていましたが、
『α1 II』 ILCE-1M2 は主にプロ向けのモデルということで、
出しゃばらないデザインに回帰したということでロゴが白色に戻り、
シナバーオレンジの部分も目立たないようになっています。

 

以下は主な部分だけピックアップした比較表です。

  ILCE-1M2 ILCE-1
外形寸法 幅 136.1mm
高さ 96.9mm
奥行 82.9mm
(72.8mm)
幅 128.9mm
高さ 96.9mm
奥行 80.8mm
(69.7mm)
質量 約658g(本体)
約743g(撮影時)
約652g(本体)
約737g(撮影時)
ファインダー 0.64型 約944万ドット 倍率 0.9倍
[60 / 120 / 240fps]
視野角約41度 アイポイント25mm
アイピース
カップ
標準と深型が付属 標準のみ付属
液晶 3.2型/約209万ドット 3.0型/約144万ドット
モニター 4軸マルチアングル チルト式
カスタム
ボタン
上面:C1/C2
背面:C3/C4
前面:C5
上面:C1/C2
背面:C3/C4
 
接続端子 USB-Type-C(10Gbps)
HDMIタイプA端子
マルチ/マイクロUSB端子
シンクロターミナル
LAN端子
マイク入力
ヘッドホン出力
LAN端子 2.5GBASE-T 1000BASE-T
スロット デュアルスロット
メモリー
カード
SDカード(UHS-I/II)
CFexpress Type A
アンチダスト 超音波振動
縦位置
グリップ
VG-C5(別売) VG-C4EM(別売)
販売価格帯 約90万円前後 約80万円前後

※価格帯は発売日時点です。

 

電子ビューファインダー

『α1』 ILCE-1 と同等の 60fpd/120fpd/240fps のリフレッシュレートに対応した
約944万ドット大型0.64型有機ELファインダーを搭載、
ファインダー倍率0.90倍で約41度の視野角と25mmのアイポイント実現しています。

視野角33度で33mmのアイポイントの縮小モード(APS-C相当)の設定も可能です。
(240fpsの場合、対角視野角が約33度に固定されます)

ファインダー部分については『α1 II』 ILCE-1M2 では、
アイピースカップが従来のものに加えて遮光性を高めた深型の
2種類が付属となっていますよ。(前機種でも単品販売のものが購入できます)

 

液晶モニターの違い

『α1 II』 ILCE-1M2 は3.2型 約209万ドットということで
前機種『α1』と比べて大きさや解像度が向上していますが、
使い勝手と言う点では『α7R V』 ILCE-7RM5と同等の
4軸マルチアングル形式の搭載が大きいでしょうか。

  ILCE-1M2 ILCE-1
液晶 3.2型 約209万ドット 3.0型 約103万ドット
モニター 4軸マルチアングル チルト式
横開き 約180度 非対応
横開き時の
上下回転
約270度 非対応
背面位置 上方向 約98度
下方向 約40度
上方向 約107度
下方向 約41度

ということで『α1 II』 ILCE-1M2 は4軸マルチアングルにより
バリアングル+従来のチルト式の性質を持っています。

結構いろいろと追加されている割に前機種と比べると、
本体の質量が約6gしか変わらないのが地味にスゴイところでしょうか。

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『α1 II』 ILCE-1M2 と 『α7R V』ILCE-7RM5 の違い

『α9 III』 ILCE-9M3 はグローバルシャッターが大きな違いなので、
それを必要とするかどうかの検討になるかと思いますが、
『α1 II』 ILCE-1M2 と『α7R V』 ILCE-7RM5 の違いが
気になるかと思いますので主な違いをピックアップした比較表を御紹介致します。

  ILCE-1M2 ILCE-7RM5
イメージ
センサー
約5010万画素
(静止画)
(APS-C時
約2100万画素)
Exmor RS CMOSセンサー
約6100万画素
(静止画)
(APS-C時
約2600万画素)
Exmor R CMOSセンサー
プロセッサー BIONZ XR
AIプロセッシングユニット
ISO感度
(静止画)
100-32000
拡張50-102400
ISO感度
(動画)
100-32000相当
AF リアルタイム認識AF
(ILCE-1M2 はオートが追加)
フォーカス
エリア
スポット(XS/S/M/L/XL)
カスタムエリア
スポット(S/M/L)
 
位相差
検出方式
測距点(静止画)
759点
(カバー率 約92%)
693点
(カバー率 約79%)
連続撮影 最高約30コマ/秒
ブラックアウトフリー
レリーズタイムラグ設定
最高約10コマ/秒
 
 
静止画機能 プリ撮影
連写ブースト
ピクセルシフトマルチ撮影
ノイズ低減用撮影
 
 
ピクセルシフトマルチ撮影
 
フリッカーレス撮影 メカシャッター対応
電子シャッター対応
メカシャッター対応
 
フラッシュ同調速度
(メカシャッター)
1/400秒(フルサイズ)
1/500秒(APS-C)
1/250秒(フルサイズ)
1/320秒(APS-C)
フラッシュ同調速度
(電子シャッター)
1/200秒(フルサイズ)
1/250秒(APS-C)
 
手ブレ補正 中央8.5段、周辺7.0段
アクティブモード
ダイナミックアクティブモード
レンズ協調制御
8.0段
アクティブモード
 
レンズ協調制御
動画撮影 8K 30p / 4K 120p 8K 24p / 4K 60p
動画機能 フレーミング補正
オートフレーミング
PPLUT
LUTモニター
 
ファインダー 0.64型 約944万ドット
(α7R V は 240fpsに非対応)
液晶 3.2型 約209万ドット
モニター 4軸マルチアングル
操作系 前面 C5ボタン
ドライブモードダイヤル
 
接続端子 USB-Type-C(10Gbps)
HDMIタイプA端子
マルチ/マイクロUSB端子
シンクロターミナル
マイク入力
ヘッドホン出力
LAN端子 2.5GBASE-T 非搭載
縦位置
グリップ
VG-C5(別売) VG-C4EM(別売)
販売価格帯 約90万円前後 約52万円前後

※価格帯は発売日時点です。

『α1 II』 ILCE-1M2 は最高約30コマ/秒のブラックアウトフリーに対応し、
「プリ撮影」や「連写ブースト」の対応などに違いがあるので、
動きの速い被写体を撮影する場合にオススメとなるでしょうか。
逆に言えば そうでない場合は『α7R V』ILCE-7RM5 でも良いって感じですね。

後はフリッカーレス撮影やフラッシュ同調速度、動画撮影周りが
使用状況によっては検討部分になるかと思います。

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『α1 II』 ILCE-1M2 のザックリまとめ

『α1 II』 ILCE-1M2 を御紹介してきましたが、
「AIプロセッシングユニット」 & 「リアルタイム認識AF」と
「プリ撮影機能」辺りが非常に魅力的だと思います。

 

おさらいとして主な進化点をザックリまとめると

  • AIプロセッシングユニット搭載
  • リアルタイム認識AF
  • プリ撮影機能 & 連写速度ブースト機能
  • コンポジットRAW撮影(ノイズ低減が追加)
  • 動画撮影機能の充実
    • リアルタイム認識AFによるAFの強化
    • 24p撮影時のシャッター速度設定
    • AFアシスト機能を搭載
    • フォーカスマップ機能を搭載
    • ダイナミックアクティブモードを搭載
    • フレーミング補正機能を搭載
    • オートフレーミング機能を搭載
    • PPLUT / LUTモニター機能を搭載
  • 中央8.5段、周辺7.0段の手ブレ補正効果
  • 4軸マルチアングル液晶モニター
  • 最新世代の筐体デザイン

といったところですね。
これら以外にも細かい進化点が結構ありましたよね。

 

これだけパワーアップをしながらも発売時の販売価格が
前機種の『α1』 ILCE-1 と同等だったのが個人的には驚きました。
まぁまぁまぁ 『α1 II』 ILCE-1M2 の発表後に
『α1』 ILCE-1 が11万円(税込)の値下げとなりましたが、
それでも『α1 II』 ILCE-1M2 の方が欲しくなっちゃう価格差でしょうか。

 

「AIプロセッシングユニット」 & 「リアルタイム認識AF」や、
「プリ撮影」、「4軸マルチアングル液晶モニター」など、
初出しでインパクトのあるような真新しい機能は無かったものの、
それらを搭載することで前機種から完成度が上がったことによって
非常に魅力的なモデルになっているかと思います。

ということですが ソニーのミラーレス一眼カメラのフラッグシップモデル
『α1 II』ILCE-1M2 を宜しくお願い致します。

 


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